●政治は三流、経済は一流は遠い昔のオハナシだ。今や、政治は「菅流」、電力会社は「電流」で、政治・経済界とも、国民が「菅電死」しようがどうでもよい。「八ッ場ダム」はどうしているのだろうか。どうして多面的な思考ができないのか。とっくに「納菅」の時は過ぎて、釣られる魚何ぞ一匹たりとも居る由もないのに・・・。7月9日。
●千年に一度、いや有史以来の、いやいや地球誕生後の事件・事故でも最大級の「大震災・原発事故」が起ったにもかかわらず、原発再稼働容認の「サクラメール」指示。九州電力の会社ぐるみでの蛮行だ。会長も社長も承知した「上意下達」の可能性。2万人を優に超えた津波犠牲者といつ家に戻れるとも知れない被災者への侮辱行為。こんな経営トップが日本人で有ることに憤慨だ。此処までも体たらくしたか、日本人と日本。原子力発電というのはそれだけ儲かる事業ということか。国からの膨大な補助と各電力会社の独占事業、そしてそこは美味しい天下り先が・・・。脱・原発と同等に電力事業の抜本的見直しが急務である。7月8日。
●鬼灯の名前の由来は諸説あれど、「果実を鳴らして遊ぶ子供たちの頬が突っ張っているから『頬突き』と呼ばれるようになった」というのが、微笑ましく受け入れやすい。鬼灯は茄子科に属し、全草に微量のアルカロイドを含有。特に根の部分に含まれるヒストニンには子宮収縮作用があり、妊娠中の女性が服用した場合、流産の恐れがある。江戸時代には堕胎剤として使用されていた。また、平安時代には鎮静剤として利用された歴史がある。その他、鎮咳剤や去痰、解熱、冷え症などの効果を期待し、全草を干して煎じて飲む風習のある地方がある。7月8日。
●五節句の一つの七夕の今日、「戻り梅雨」でベガとアルタイルは会えぬか、一転晴れて会えるか。ベガは織姫(織女)星で、アルタイルは牽牛(夏彦、彦)星のことだ。若いスタッフに七夕の説話「牛郎織女」を問うたが、恋多き多感な年ごろにしては何にも知らない。これも携帯世代の哀しい性か。若者は天空果てなく「ロマンチシスト」であって欲しいものだ。7月7日。
●七夕前日のきょう、今年も田舎のおふくろから撓(たわわ)に実を付けた鬼灯(ほおずき)が届いた。子どもの身長程もあろうかという長い箱に入って、背丈が1m20cm以上もあり、根元から3分の2は径が7cm前後から8cmもある粒揃いの橙の実が撓に生る。7月初めに開催される東京・浅草寺の「ほおずき市」に陳列される一級品である。鬼灯の実は、死者の霊を導く提灯であり、盆の精霊棚の飾り物として重用される。小生が生まれ育った旧・南郷村は山間部の盆地状地形のために、夏は暑く、冬は寒く、降水量も多い。そのためか、米や茶葉、椎茸(なば)など農産物は、自然の恵み深く、自慢の品々だ。春のゼンマイや蕨、ウド(しか)、イタドリ(さど)などの山菜や冬場の猪(しし)や鹿肉も舌鼓ものである。これらの農産物や山菜の他、煮シメや自家製味噌、梅干しなどが月に2回のペースで届く。四季感が薄れた時代、自然が豊富に残されその恩恵が大きい「みやざき」は、未開を逆手に取った県民総意の「昭和な宮崎」を推進する施策が今こそ必要である。過疎化が進むなか、田舎からの旬な贈り物が途絶えないような社会づくりが望まれる。写真有。7月6日。
●「The maxim of the British people is ’Business as usual’」の意味は、「我らイギリス人の至宝ともいうべき言葉は『ビジネス・アズユージュアル(何事もふだんどおり)』である」(文藝春秋6月号87-89pp、廣淵升彦氏)。1914年11月、第一次世界大戦開戦直後の当時海相であったウィンストン・チャーチルの演説の一部だそうな。普段通りどころか、何事も進まぬ日本。危機に有るほど、飄飄と仕事のできる人材は居ぬものか。7月6日。
●「衆議院予算委員会集中審議」で、政局や政争に明け暮れた結果、寝ぼけ眼で審議に挑んでいる閣僚。居眠りを堂々としている無力・無気力議員も少なくない。「博多弁」と「ガタ型」の放言が物議を醸した直後の会議の「菅答弁」は、他人ごとのような答弁。「会議は踊る、されど進まず」国会。久しぶりに中学時代に習った歴史の格言を想い起した。「菅は無能、されど辞めない」。現在の委員会の面子では、国は救えない。醜い詐欺師集団に見えてきた。7月6日。
●松本龍・前復興相の御行儀。接客のマナーはどうあるのが正しいのか。小生の常識では、いや日本人のしきたりでは、まずは受付の八頭身美女が客人を応接室に通して奥の方への着座を促し、そして作法を心得た美脚ですらりとした女性秘書がお茶を何気に差し出す。今の頃なら、ひんやりと冷されたおしぼりを白魚のような指で、その場の緊張した雰囲気もろとも解きほぐして、手渡す。これなら、長幼の序なんぞわきまえない、どんなに御偉い、どんなに血の気の多い人間でも恫喝なんぞするまい。これは「親仁ギャグ」であることを忘れずに! 7月5日。
●日本人の日本人たる「信義」無く、「節操」もへったくれも無く、開き直りで政権に居座る、国民から見たら「チンプン菅」(陳粉漢)なドン。3日投開票の群馬県知事選挙でも候補者を擁立できずに、自主投票の民主党。先の参議院選挙でも沖縄で候補者を立てられず、日本の首都・東京都知事選でも敵前逃亡。これは政権与党は疎(おろ)か政党すらの体を全く成していない。負け馬でも当て馬候補でもいいから「俺が出(やっ)てやろう」という民主党の国会議員が1人もいないのも摩訶不思議。世紀末の政治、彼ら国会議員は汗をかくこともないから、節電も関係なかろう。7月4日。
●今朝は4時過ぎの起床。それもその筈、「エキサイトマッチ 独占生中継!ヘビー級3団体王座統一戦!W・クリチコvsD・ヘイ」は見逃せない。「生」に意味があるのだ。結果は、IBF・WBOチャンプのウラジミール・クリチコの圧倒的な判定勝ち。WBAチャンプのデビット・ヘイも検討したが、持ち前のスピードを殺され、相撃ち覚悟の勇敢さに欠けた・・・一言で言えばそんな感想だ。早寝早起きにも目的があるうちは幸せということか。写真有。7月3日。