●世界の女子サッカーの最初の試合は1895年で、近代男子サッカーの成立から遅れること僅か30年とされる。当初は慈善事業などの一環にしか過ぎなかったが、その後男子との差別や戦争などの紆余曲折を経て成熟し、男子に遅れること61年であるが、1991年に第一回のFIFA女子ワールドカップが中国で開催されるに至った。今回のドイツ大会で第6回を数える。日本の女子サッカーの起りは、1960年代から小・中学生のチームが誕生し、その後は1970年代には企業などがクラブチームを結成し、1980年には全日本女子サッカー選手権大会が開催された。日本のワールドカップ出場は初回から連続出場中で、前回までの成績は16戦して3勝11敗2分の結果であり、もちろんメダル獲得はなかった。因みに男子はワールドカップに第16~19回まで4回連続出場中で、14戦して4勝3分け7敗、最高位はベスト16が2回でメダル無し。小生がガキの頃、やっと女子ソフトボー部が誕生した時代、サッカーボールを蹴るおてんば娘なんぞ何処を見渡しても居なかった。何事も歴史を知るということは重要だ。7月16日。
●昨夜はビールの小を1缶を飲み、全英オープンを観ながらの「ながら就寝」。「なでしこジャパン」の3時起床が「反裏目」にでたのか、眠気が「酒欲」を抑制した感だ。今朝の目覚めはいつもの「半酔い」状態よりはスッキリだが、狂った「バイオリズム」の違和感はある。先週、常連客が犬を連れて来て、「先生は生きているのか、見に来ました。一度来て、病院内の姿が見えたので帰って犬を連れてきました。」と曰。街の人なので、「ニシタチ」で見かけないという意味なのか、若い獣医師に任せているということなのか、問い質さなかったが、どちらにしても、小生にとっては、そういう噂が存在するということ自体は微笑ましく好意的に受け止めている。歳を取ったということなのだ。7月15日。
●「天高く純白の球飛ぶ夏が来た」。梅雨が明け、待ちに待った夏の全国高校野球選手権の宮崎県予選が9日に開幕。これから甲子園大会の決勝までの約40日間は高校野球から目が離せない。高校野球の魅力はどこにあるのだろうか。プロならいとも簡単なゴロやフライを、高校生は辛うじてダイビングキャッチ。とても間に合いそうもない一塁へのヘッドスライディング。エースの突然の崩れ。バント失敗やまさかのトンネル。想像を超えたプレーの連鎖。その最たるシーンが、一昨年夏の甲子園決勝。中京大中京に10対4とリードされた最終回、日本文理は2死走者無から2四球、1死球をからめた4連打で5点を奪取し、あわや逆転の勢いであった。最後の打球は目で追えない痛烈なサードライナー。その時甲子園で観戦していたが、あの打球が少しでも左右にそれていたら、まさかの大逆転劇となっていた。今年も球場へ球場へと気が向く。人生航路と同じ予測の付かないプレーに恋焦れて。高校球児の無欲無限のハツラツプレーに元気をもらう観客を代表してエールを送りたい。雨に祟られた休日。アイビーに行ったが12時に「ノー・ゲーム」のコール。写真有。7月13日。
●残念な、きのうの雨。今日は休みなので高校野球観戦を愉しみにしていたのだが、・・・。大会5日目ともなればシード校が出場する2回戦となるので、試合内容も濃くなるのだ。とまれ、1時間遅れで試合は出来るようだが、・・・今も降雨・・・、通り雨であってもらいたい。中学の同級生2人の子供が聖心ウルスラのレギュラー。対戦相手はあの宮崎商業。球場に行って応援してやらねば。7月13日。
●待ちに待った「夏の甲子園・県予選」が開幕した。春の甲子園大会を球春到来というように、夏の始まりはこの大会からだ。梅雨が明け、積乱雲が沸いて立ち昇り、太陽の光線は漲り射す、本格的な夏が来たのだ。これから8月下旬の甲子園大会決勝までの40日余りは、小生にとって1年中で最も充ち満ちた生活が送れる期間だ。診療の合間、高校野球のテレビ放送を観れるだけで暑さを感じないで済むし、反対に球場で観戦すれば現世を片時でも忘れることができる。今日は語呂合わせで「納豆の日」の、7月10日。