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今週の親仁ギャグ・2011年8月21日(日)~8月27日(土)

最悪な政治。今日もくらった。おやすみ。23:30 PM。8月26日。

誰もが知っている「人生楽ありゃ苦もあるさ」のフレーズ。長寿番組筆頭格である水戸黄門の主題歌の出だしだ。現在のスポンサーになったのが1969年8月で、初代黄門様はあの高笑いの東野英治郎。今の里見浩太朗は5代目である。総話数は千二百を超える。テレビから醸される人物像は、悪代官や不実な家老などの権柄を裁き、善良な農民や貧しき庶民には正義の味方である。同じ時代劇の「鞍馬天狗」や「破れ傘刀舟悪人狩り」などの絶対悪的演出とは異なり、庶民の小悪事には情状酌量で執行猶予する。見ていて何とも心地よい。これは池波正太郎の「鬼平犯科帳」や「仕掛人・藤枝梅安」などと相通ずる展開で、日本人に滔々と脈打つ不壊の優しさの描出と言えよう。最終回まであと僅か。武家文化や時代考証の伝承、役者発掘などに時代劇の新作物の制作継続は欠かせないことだ。制作費など諸事情も有ろうが、時代劇文化と日本人の精神が廃れぬよう、黄門様の再登場を望む一人だ。8月25日。

●「紳助の引退会見」。「十数年前のトラブル」と「社外からの通報」(警察???)だけは鑑定してもらわんとあかんな。鑑定には「専門的な見地からの判断」の他に「物の真偽・良否などを見定めること」(広辞苑)の意があるから、やっぱり「何でもかんでも鑑定」だな。8月24日。

旨い魚の条件は身の締りと良質の脂か関サバ・関アジ豊予海峡(速吸の瀬戸、瀬戸内海と太平洋の境)の大分市・佐賀関で一本釣りされる、身が締り、程良く脂の乗ったブランドだ。旨さの秘訣は餌となるプランクトンが豊富なことと、海流が流で身が締まっていることだ。以前は日向灘にも「金鱧」同様な「金鯖」と呼ばれる、尾鰭が金色がかった鯖が揚がっていたらしい。海流が緩いため関サバ・関アジ・瀬付き鰺ほどは締りが無いが、美味であったらしい宮崎にも養殖以外のブランド化が必要だな※豊予海峡:豊後国・大分市の関崎と伊予国・愛媛県伊方町佐多岬によって挟まれる海峡。古事記や日本書紀の神武天皇絡みで書かれてある古称・「速吸瀬戸(はやすいのせと)」。8月23日。

瀬付き鰺は通常の回遊性の真鰺と異なり、山口県沖に点在する天然岩礁に住み付いた定着性の種類をいう。「岩礁帯が育む豊富なプランクトンや藻類を食して育つ瀬付き鰺は、ぽってりとよく肥えており、上質の脂が乗った最上級品」なのだ。3月下旬から巻網が解禁となり、4月が走り、5月から8月上旬までが旬とのことだ。25センチ程度の中型が優とされる」が、今回の「寿し松」のように、握りには15センチがベストだな。半身で一貫、一匹で2貫のサイズが最良ということだ。「漁法は中型の巻網で夜間、集魚灯で瀬に付いている鰺の群を船の傍に集めて網で巻き取り、海水を氷で冷やした活け間に入れ鮮度を保つ」とのことだ。水揚げの漁港は長門下関地区で、漁場が近場の為、その日の朝には店頭に並ぶ、鮮度抜群の折り紙付きものだ。つづく※活け間:漁船の中央部に設けた生け簀。外部と水が通じるようにし、生き餌や獲った魚を入れる。8月23日。

大分の関さば・関あじは一頃余りにも有名だった最近では採り尽くしたか、魚が嫌気をさして棲家を変えたか知る由もないが、胃袋にはもちろん、目にも耳にさえも入って来なくなった。今回の「瀬付き鰺」は何かで読んだか見たかは忘れたが、名のみは既知のものであった。本場で食する機会を得て満足至極、豚も木に上る、いや~、その実は青魚特有の臭味を覆い包み隠す脂の乗り具合といったらありゃしない小生は鰯の渋みを所望とするが、その他の青魚、つまりは鯖、鰺の類の生はその臭味から拒絶物である。焼や煮物、フライ、シメ物はどれも好物の上位ものだが・・・・・漁法や〆方、そして大将の手当に依る処が大であるのは言わずもがなだが、関係する人間や職人の努力なしでは口にできる代物ではないのだなつづく。8月22日。

●きょうの朝日新聞1面。「経産省、やらせ黙認か 原発番組前 九電、対応を報告」。佐賀県知事の「やらせ番組」操作に次いで、「経産省の担当者が放送前に九電に賛成意見を集めるよう求めていたことが判明。これに対し、九電側が対応状況を報告していた」のだ。対応報告とは社員などに「やらせメール」を指示していたことだ民を無視した官と地方トップ(=官僚知事)と企業の横暴。民どころか、海江田君も菅君も無視され、「蚊帳の外」状態。一体、こりゃなんじゃそして自分の監督省庁も掌握できない海江田君が民主党代表選に挑む。ふざけた「泣き虫野郎」、こっちが泣きたいくらいだよ。彼には更迭が肩たたき退職になった経緯と新人事選考の決定過程を論理を立てて説明してもらおうそれ無くして代表選なんぞに立候補する資格はないぜよ、海江田君。8月21日。

経産省事務次官、原子力委員長、保安委員長の高級官僚が更迭されたというニュース。次官は解任と同じ日に顧問(省内の1室)に就任し、ほとぼり(熱)が冷めるのを待って天下りする模様だ。愛人問題で広報係を解かれた彼の人もしっかりと時機を睨んでいるらしい。更迭は海江田君とマスコミの報道だけで、実は肩たたきの早期退職で、新人事は通常人事と言うではないか。次官の送別会も霞ヶ関の仕事場の一室で堂々と大っぴらに執行されたらしい。おまけに退職金はどなたも2割強の1千万円以上の上乗せときたから、尋常ではない。本来なら経産省で電力や原子力関係の部署に関わった人間は遡って皆が「フクイチ」で肉体労働してもらうか、それが適わないなら、資産など全財産を国か被災者に差し出してもらおう、そのくらいの話だ。生命を賭して国の為に働くのであれば、6~7千万円の退職金は妥当な金額とも思えるが、省の権益を守るとしか考えられない言動を目の当たりされた以上は到底許せないつづく。8月21日。

ここに及んでふざけた話。3月11日の平成大地震は869年の貞観地震をはじめ過去に数回起っていた。これは約10年ほど前からの研究成果で、きのう今日の新発見ではない。これは地表を掘って海の堆積物を調査することで、津波の遡上距離が判明する、極めて簡単な地味な研究だ。北海道大学の特任教授がスコップ片手にテレビニュースに出演しその旨を語っていたが、彼よりも10年前にこの事実を掴んでいた学者がいることを忘れてはならない経産省の歴代関係者などが「想定外」を連呼しているのは国賊なのだつづく。8月21日。

いよいよはじまったよ 民主党の最終幕山頭火(1882-1940)が生きていたら、今の政治をどう詠んだであろうか。いや、野暮なことだ、無頓着に決まっちょろうが~一丁前な山口弁じゃろが~(これは広島か岡山じゃの~)。のんた、これは山口じゃけん。いや、いあや、いや、ビール一缶で酔っちょるの~。切り(限)が有りもうせんの~(これ、薩摩?)。じゃっど~。いや、どぎゃんもならんが~(こりゃ、椎葉弁じゃ)。どんげなっちゃろけ~、こら~、あんた(こりゃよ、神門弁じゃげな~)。失敬。8月21日。

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