●国会が滑稽だ。年金にしても何にしても滑稽だ。30年以上も前、大学構内の植木の根もとで○○○とか○○とか・・・という無精髭を生やした自称・学生運動家どもが胡坐をかいて口角沫を飛ばし合っていた。今の国会論争はそれに酷似している。話の噛み合わない、空虚な、実益の無い、言葉尻を捉え合う・・・今の国会は、全くをもって昔の学生運動家の自己満足的パフォーマンスと同等だ。本当に滑稽だ。2月1日。
●50年後に日本国の人口が今の3分の2の8674万人。こんなことは疾うの昔に分っていたこと。今更、新聞の一面に載せるのも可笑しな話。人口が減り、農業従事者が減り、年金が支給されず、その時は既に国民皆保険は壊滅。良いじゃないか、生き残りたい人間は、放置された耕作地を再開墾して自給自足。理想の桃源郷だ。人間、開き直りゃ何でもできるし、怖いものは無い。この国は政治家はじめマスコミも国民もその9割以上はまだまだ切羽詰まっていない。他人事の、上の空論議だ。1月31日。
●陳腐な国会論戦、これじゃ解散総選挙も眼の先だ。大震災の議事録未作成・年金試算の公表拒否問題。いかにも学生運動家的な旧社会党的な発想の隠蔽体質だ。偽りの民主主義を騙る民主党。これじゃ民意は永田町1丁目1番地には戻れない。消費増税もへったくれもない。国会議員200人を狙う大阪維新の会に頼るしかないか。1月31日。
●続・行き摩(摺)りの小さな書店の話。空港の書店にもプチ発見があるのを先日書いた。今度は病院の売店にある書店だ。さすがこちらは病気に関するタイトルが並ぶ。先日ある病院で発見した「日本史 有名人の臨終カルテ」(篠田達明 著)。坂本竜馬はじめ60人の錚々たる面子が揃う。内容は無論、死亡原因を推察したものだ。例えば家康は胃癌であり、俗説の天麩羅の飽食ではなかったのだ。病院で堂々と病気の書物を置く。なかなか勇気ある決断だが、そこそこには必ず選別する人間が居る筈であり、かつ陳列が少ないことからもかえって迷わずに意に適(かな)う書物に逢えるのだな。納得。1月30日。
●1月27日15時43分の西高校長室、宮崎西高選抜出場決定の電話が鳴る。今日の全豪オープンでノバク・ジョコビッチがフルセットでラファエル・ナダルを降す。今日のエキサイトマッチ、1対10のオッズで負けが予想されていたラモン・ピーターソンがアミール・カーンを降し、WBA・IBF統一世界スーパーライト級スーパー王者となった。物事は最後の最後まで分らない。やってみなければ分らない。最後まで諦めてはならぬ、ということだ。27日は6時半からニシタチの某所で祝賀会。小生は4人目の到着でだったが、1時間も経つと、続々とOBが集う。席を継足す程の盛況ぶり。他の予定があったので一番先に中座。それでも10時過ぎ。あの宴会は果たして何時終えたのか、少々気掛かりだ。焼酎があんなにグングンと消費される宴には随分と御無沙汰していたように思った。久々の青春回帰のうま酒であった。写真有。1月29日。