●その中で興味深いのは、否、注目すべきは1984年の第56回大会、ベスト4へ勝ち進んだ都城は延長11回、0対1であの清原・桑田擁するPL学園に敗れたが、準々決勝では何と今回宮崎西が対戦する愛工大名電に3対2で勝っているのだ。写真有。つづく。3月17日。
●過去50年(半世紀)の選抜高校野球の宮崎県勢の健闘振りを調べてみよう。1962年(第34大会)から1965年まで連続出場するも初戦敗退。1966年の第38回大会には高鍋と宮崎商の2校が出場し、高鍋だけが初戦突破。その後は1981年(第53回)の延岡商が初戦敗退、1984年の都城が準決勝進出、1987年の日向学院が2回戦敗退、1995年の日南学園が準々決勝進出、1996年の鵬翔が初戦敗退、1997年の日南学園が2回戦敗退、1998年の高鍋が準々決勝進出、1999年の日南学園が同じく準々決勝進出、2002年の延岡工が2回戦敗退、2003年の延岡学園が初戦敗退、2004年の日南学園が1回戦敗退、2006年の延岡学園も1回戦敗退、2007年の都城泉ヶ丘(21世紀枠)が2回戦敗退、そして2010年の宮崎工が2回戦敗退という歴史だ。つづく。3月17日。
●神宮大会(神宮球場)は前秋の地方大会で優勝したチーム同士が戦う。昨秋の第42回明治神宮野球大会・高校の部に出場したのは、神村学園(九州・鹿児島)、光星学院(東北・青森)、智辯学園(近畿・奈良)、敦賀気比(北信越・福井)、鳥取城北(中国・鳥取)、関東第一(東京)、愛工大名電(東海・愛知)、浦和学院(関東・埼玉)、鳴門(四国・徳島)、そして北海道の北照の10地区・10チーム。この大会で優勝した地区は代表校が1校増える(明治神宮大会枠)から、結構大事な大会である。昨秋の覇者は星光学院なので、規定では2校出場なのが今回の選抜は東北から3校(光星学院・花巻東/岩手・聖光学院/福島)が選ばれた。仮に、神村学園が優勝していたら、九州も1校増えて5校なのだ。写真有。つづく。3月16日。
●皆の第一声は「相手が悪い」。愛工大名電は昨秋の代42回明治神宮野球大会で準優勝チームである。が、まだ「相手が悪い」であって、「相手が悪かった」ではない。過去4年の神宮大会の覇者と準優勝チームが選抜でどこまで勝ち上がったかを見てみよう。まずは2008年、2007年神宮大会優勝の常葉菊川(東海・静岡)は2回戦で千葉経大付(千葉)に2対7で敗退、準優勝の横浜(関東・神奈川)は1試合目の2回戦で北大津(滋賀)に2対6で敗戦。2009年の選抜はどうだろうか、2008年神宮大会覇者の慶應義塾(関東・神奈川)は開星(島根)に1対4で初戦敗退、準優勝の天理(近畿・奈良)は早稲田実業(東京)に3対4で同じく初戦敗退。2010年の選抜は、2009年神宮大会の覇者・大垣日大(東海・岐阜)は準決勝まで勝ち進み、優勝した島袋投手擁する興南(沖縄)に0対10で大敗、準優勝の東海大相模(関東・神奈川)は先の大垣日大に3試合目(準々決勝)で1対10とこれも大敗。昨年(2011年)は、2010年神宮大会覇者の日大三(東京)は4試合目の準決勝で、準優勝した九州国際大付(九州・福岡)に2対9で敗れ、準優勝の鹿児島実業(九州・鹿児島)は3試合目の準々決勝で、優勝した東海大相模(関東・神奈川)に0対2で敗戦。・・・・・勝負はやってみなければわからない。つづく。3月15日。
●何処の誰から聴き付けたか、西高野球部の選抜出場に絡んだマスコミ取材や広告代理店のコマーシャル依頼が数件あった。有難いことだが、当然ながらコマーシャルはタダではない。これも、応援の一つと・・・あまり目立たないように・・・気を遣っているつもりだ。3月14日。
●いよいよ甲子園・春の選抜の開幕が間近となった。小生も西高野球部の甲子園出場を祝し、テレビやラジオでのコマーシャルに協力しているつもりだ。初日の16日(金)は、1回目が7時10分頃、2回目が10時45分頃、以下、13時40分頃、15時20分頃の計4回流れる。日によって時間が異なるが、西高が敗れるまで、日に4回放送される企画である。流れるフレーズは、「がんばれ! 宮崎西高校! 『あなたは、家族を癒してくれるペットに感謝していますか!』たばる動物病院グループは宮崎西高を応援しています」。つづく。3月13日。
●いよいよ選抜が近づいた。あさっての15日(木)が組み合わせ抽選で、開会は21日(水)だ。先週、寄付も振り込み、あとは抽選を待つだけ。甲子園が始まれば、例年通り、春の到来だ。球春だ・・・青春だ・・・ドラマの始まりだ。写真有。3月12日。
●2011年3月11日午後2時46分18秒・同2時47分00秒・同2時48分00秒、3つの地震が連動した。M9の大地震→大津波→「フクイチ」の電源喪失。1年前の今日の悲劇のはじまりだ。日本政府、否、日本人の危機意識の欠如・危機管理能力の欠如・官邸はじめ政治や官僚(行政)の右往左往ぶり・・・それに比べて米軍の迅速性・組織力・装備力・実践力・・・どれをとっても今の日本にはない能力の高さ。これまでに他国に「おんぶにだっこ」で良いのだろうか・・・情けなくなった。社会保障も大事だが、国の根幹について真剣に議論して、早急に再構築しないと危うい。2時46分からの1分間の黙祷、いろんなことが駆け巡った。3月11日。