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今週の親仁ギャグ・2012年7月22日(日)~7月28日(土)

最近、恒久・本郷北方界隈が熱い。勿論、ヒートアイランド現象ではない。北から、「○と○も」ラーメンが今日オープン。南下して、ベスト電器とマルショク跡地に「トライアル」や「コジマ」の店舗ができるとの噂。さらにちょいと南下して、「ヤマダ電機」が近々オープン。空港ビルにはチャンポンに替って「○」(ラーメン)が出店。それこそ最近、空港ビルの「○た○み」(海神)(鮨屋)に立ち寄ってみた。連れ合いによると「ランチ」がおススメらしい。穴場探しも悪くない。その昔、大島通線とイオンの山崎街道が持て囃されたが、今となっては「デフレ店」のオンパレードだ。本郷界隈もそうならぬよう願いたい。7月28日。

アーカイブも読み返すと満更でもない。「江戸時代、鰻屋のオヤジが夏場の商売が上がったりなので、知恵者であった平賀源内(1728~1779、エレキテルで有名。天才にして多才。日本の江戸期のレオナルド・ダ・ヴィンチとでも言おう)に相談したところ、「丑の日に「う」のつくものを食うと夏負けしない」という当時の民間伝承から、鰻屋の入口に「本日丑の日」と書いて貼るように進言したのがはじまりと云う。」。なぬ、源内先生に肖れば「う」の付くものを「丑の日」に食すれば「夏バテ」しない・・・。じゃ、「うつぼ」・・・いやぁ、ちょいとグロテスクだ。待てよ、蒲焼だったらいけるかも知れぬ。そうだ、「」はどうだ。「」と「」でゴロもよい。よし、今日の昼飯は家(うち)ステーキとするか。7月28日。

●今日は「土用の丑の日」で鰻を喰らって夏を乗切る日だ。以前小生が書いたコラムを再掲してみよう。2007年7月25日のものだ。(以下)。7月27日。

●春夏秋冬の季節の変わり目の前の18日間を土用と云う。季節の変わり目とは立夏、立秋、立冬、立春を指す。丑の日とは子、丑、寅、卯、辰、巳、午、未、申、酉、戌、亥の12支の「丑」の事。○今年の土用の丑の日は7月30日であるが、年によっては土用の期間中丑の日が2回ある。この場合には、最初の丑の日を土用の丑の日というようで、夏負け・夏痩せしないように鰻を食う習わしとなっている。○江戸時代、鰻屋のオヤジが夏場の商売が上がったりなので、知恵者であった平賀源内(1728~1779、エレキテルで有名。天才にして多才。日本の江戸期のレオナルド・ダ・ヴィンチとでも言おう)に相談したところ、「丑の日に「う」のつくものを食うと夏負けしない」という当時の民間伝承から、鰻屋の入口に「本日丑の日」と書いて貼るように進言したのがはじまりと云う。○ところで、鰻は相当昔から一般庶民に食されていた。奈良時代の歌人で三十六歌仙の一人、大伴旅人の子である大伴家持(やかもち)(717?~785)の歌に「岩麻呂(いわまろ)にわれもの申す。夏痩せによしといふものぞ。鰻漁り食せ(とりめせ)。」(万葉集)とある。当時は今のような蒲焼で食うのではなく、丸太切りで木か竹の棒に挿して焼いて食していたようだ。因みに蒲焼の語源は鰻を縦に串刺しにして丸焼にした形が蒲(がま)の穂ににているからだ。「ガマヤキ」の発音が変化して「カバヤキ」になった。○今風の蒲焼の形になったのは江戸後期のことで、それまでは味噌を使った丸焼きだった。関東では武士が切腹を嫌ったからか背開きで、白焼き(5分位)して蒸し(20分位)、さらにタレで3回ほど焼く。関西では腹開きで蒸さずに焼くだけだ。江戸時代は脂の乗った鰻は肉体労働者の食するものであった。蒸すのはその脂を落として減らすためだ。○宮崎(全国の15.1%、2006年農水省まとめ)は養殖鰻の生産量が鹿児島(33.7%)、愛知(33.2%)に次いで3番目である。浜名湖で有名な静岡県は、湖の塩分濃度の上昇などが原因して最盛期の1割弱(1400トン)まで減少し、4番手(6.9%)にある。宮崎の蒲焼も捨てたものではないが、タレが宮崎料理特有に甘すぎるのがやや気に入らない。肝吸が付いてこないのには合点がいかない。蒲焼の濃さと吸い物の軽さ、肝の苦味とのマッチが何ともいい。少なくとも呉汁との二者択一にして貰いたい。鰻がゴムのようなモノや、豚汁が出てくる店は論外である。白飯も水分の多いネチネチではなく、タレが鰻重の飯の半分位まで浸み込むような、丁度の硬さがよい。米も蒲焼に引けを取らない位上等でないと旨みは半減する。○宮崎では肝吸を出す店が少ないが、そのお陰で良いこともある。最近、居酒屋で鰻の肝焼き(胆嚢を含む)を出してくれる。安価であの鰻独特の胆汁酸の苦味が焼酎の量を増やす。鰻肝にはVitaminAが豊富だ。ウナギの語源はその「長い身(うなみ)」の変化と云う。この身には夏バテに良いVitaminB群と良質の蛋白が豊富だ。鰻の本当の旬は脂の乗った秋である。産卵のため海に向かう天然の下り鰻が絶品とされる。小生は養殖鰻の背開きで脂を中等度に落とした蒸さない、しかもタレの甘くないのが好みだ。無論、吸い物は肝吸でないといけない。東京銀座1丁目で食った「ひょうたん屋」(東京では珍しい関西風、TEL03-3561-5615、やわらか鰻でさっぱりタレ、うな重・特上2.200円、細かな気配りが詰まった極上の味)の鰻重には殊の外満足させて貰った。○鰻の蒲焼が日本の食文化から消滅していくようなことが有ってはならない。中国などの輸入物が約8割を占めるが、薬物使用などで問題化している。宮崎の鰻がブランド化され、そして中央からも脚光を浴びる日が来るよう、県民皆で知恵を絞らないといけない。年に何度も食わない鰻だから、土用の期間ぐらいは量の「特上」ではなく質の「特上」を食っても罰はあたるまい。「バレンタイン・デー」の如くに1日限りの祭り事に止まらず、各季節の土用の18日間に1度は鰻屋に出かけて精を付けようではありませんか。5年前のアーカイブ(archive)でした。7月27日。

●1日順延となった青森県大会の決勝は、後攻めの光星学院が8回表まで3対3の同点で苦戦したが、8回裏に2点を取って5対3で辛うじて甲子園の切符を入手。選抜優勝で藤波投手率いる大阪桐蔭は26日、東大阪大柏原に7対2で勝ち、準決勝進出。その大阪桐蔭の藤波投手に選抜1回戦で負けた東北のダルビッシュ・大谷翔平投手は岩手決勝で26日、盛岡大付と対戦し5対3で敗退。甲子園での高校生最速の160キロは幻と化した。そして我が横浜の投手は25日、敗退した。選抜で宮崎西に大勝した浜田投手率いる愛工大名電は26日、愛産大工と対戦し、2対1で辛勝し、ベスト4進出。益々、甲子園が待ち遠しい。つづく。7月26日。

甲子園は宮崎だけじゃない祖父ちゃんが旧・南郷村渡川に在住の青森・光星学院の主将で4番打者のプロ注目のスラッガー・田村龍弘選手も明日25日(vs聖愛)が決勝だ。彼の実力を紹介しておこう。173cm78kg、右右、捕手・三塁、遠投107m、50m6秒4。小柄ながら懐深く広角に長打を放つ右の強打者。3年春選抜で130m弾、大阪桐蔭の藤波晋太郎投手から3安打。
甲子園成績
     試合  打率 打 安 二 三 本 点 振 球 盗 出塁率 長打率
2011春: 2 .333  6  2 0 0 0 2 2 2 0  .500  .333
2011夏: 5 .263 19  5 1 1 0 2 2 5 1  .417  .421
2012春: 5 .474 19  9 3 0 1 2 0 2 1  .524  .789
   通算: 12 .364 44 16 4 1 1 6 4 9 2  .472  .568
彼は大阪からの野球留学生だが、お母さんが渡川で生まれ育ったのです。つづく追:神奈川・横浜のエース・柳裕也(都城出身)選手も25日が準々決勝(vs桐光学園)だ。7月24日。

●結局残ったのはシード5の延岡学園とシード6の聖心ウルスラ学園、それにノーシードの宮崎工業宮崎農業シード1~4とシード7の都城泉ヶ丘、それにシード8の宮崎日大はそろって姿を消した。戦国時代とは聞こえがいいが実態は抜きん出たチームが無いと言う事だ。他県の県予選を見ると、やはり選抜出場の強豪校が勝つ進んでいる。今夏も本県代表が優勝するのは望まれない気配だ。全国とはコールド(Called Game)的差がある。つづく。7月23日。

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