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今週の親仁ギャグ・2013年8月25日(日)~8月31日(土)

今の日本で最も重要な問題は何と言っても福島原発の汚染水流出だそもそも経産省麾下(きか)の原子力規制委員会なんぞは今まで現地に踏み込んだことがあるのだろうか。それこそ机上で能弁を垂れていただけで、現場で東電を監視監督していたのだろうか。泥鰌が出した終息宣言が一転レベル3に状況悪化し、事が重篤化するとさも東電が諸悪の根源であるかのように悪魔扱いする。以下は漏れた汚染水タンクの現場視察した更田委員の弁。「できないことがあれば声を上げてほしい」・「万全を尽くしていると言うことより、やりたい対策ができない現状を言うことの方が大事だ。事業者が言えないという難しい事情は分かるが、ぜひ勇気を持って声を上げてほしい。お金や人手の問題があれば資源エネルギー庁などに対して要望を言わなければならない」。これは開き直りの、びっくり仰天、驚愕の詭弁にほかならない。東京の涼しいところで指導しているつもりだろうが、ふざけた怠慢だ。口蹄疫拡大の原因も明らかに行政の怠慢と無能からだ。公僕は常に現場に執着せず、反対に逃避する性質がある。自己保身か組織重視か知らぬが、約30カ月もの間、国は現地でどんな指導や監督をやっていたのか、甚だ疑問だ。巷では「日本も他国のことをとやかく言う資格はない」という意見がもっぱらだつづく。8月29日。

●きょうの宮日11面の「」、親仁の投稿が掲載された。以前も数回載ったが、久し振りにトライしてみた。というのも、延岡学園準優勝を祝する投稿が相次いだが、いずれも称賛あるのみで快挙の要因を探索した寄稿は見当たらないか極めて稀。そこで27日夕から稿を練って、夜11時半頃、高千穂通りの中央郵便局へ投函した次第だ。『優勝した前橋育英は甲子園で浦和学院を倒すため猛練習に耐えた。延岡学園も今年3月の大阪桐蔭との練習試合が刺激となり、明確な目標が定まったという。重本監督は3年前、広島県立高陽東高校から延岡入りした。新天地での高揚の反面、不安や葛藤もあったに違いない。熱血漢と喜怒哀楽を全面に押し出し、ナインの心を巧みに掌握している。23日の本紙に紹介してあるように、甲子園の元優勝監督に進んで教えを請うなど探求心も旺盛だ。今回の準優勝の快挙は偶然でなく、監督の指導力と熱意はもとより、広島野球本流の導入、遠征などへの県の助成、鵬翔高校サッカー部の国立制覇などが相乗した結果である。私事だが、夏は甲子園を最優先。今回も大阪を2往復、準決勝と決勝を含め計5日間、甲子園で青春時代にタイムスリップさせてもらった。観る者の目を熱くする、天を仰ぐ絶叫のガッツポーズが全国制覇を呼ぶに違いない。』。8月29日。

ロケット1機が38億円。開発費は約205億円。この1号機には53億円の費用がかかっている。27日13時45分、カウントダウンが「ゼロ」になっても噴射しなかった。きのうの4時過ぎ、患者さんが夫婦で残念そうに来院。鹿児島まで打ち上げを見に行ったが・・・とのこと。失敗するよりは増しだが、着火しなかったのは少し御粗末すぎないか。ところでこの胃薬紛(まが)いのネーミング。ギリシャ文字のE(ε)=エプシロンでイプシロンは日本語読み(発音)で英語読みとも違うらしい。実質空母の「出雲」ではないが、もっと日本らしい名付け方はないものか。いちゃもんかもしれないが、こじつけて何でも外国語というのは如何なものだろう。トラブルのイプシロンで胃痛になるなら、いっそ「パンシロン」にしたらどうだろう。「パンシロンでパンパンパン」と、事はうまく運ぶ筈。親仁もテレビ画面で発射に集中していたので、一言呵呵。8月28日。

●安倍ちゃんよ、卑怯な真似は止めた方がいいな。長州人が泣くぜ。「八重の桜」の次は「黒田官兵衛(孝高、如水)」。「三人寄れば文殊の智というが、それは少なくとも一と一とが寄った場合のことで、零と零との会合は百人集まっても零に過ぎない。時代の行くての見えない眼ばかりがたとえ千人寄ってみたところで次の時代を見とおすことは出来ないが、評議となって列座すれば、誰一人として(それがしは、めくらである)と、いう顔はしていない。(改行)そのくせ信念もなけらば格別の達見も持ってはいないので、ただ自己をつくろうに詭弁と口舌の才を以てすることになる。従って、評議は物々しくばかりなって、徒らに縺れ、徒らに横道に入り、また徒らに末梢的にのみ走って、結局、何回評議をかさねても、衆から一の真も生れず、そしていつまでも埒はあかないという所に陥ちてしまうのだった。」(吉川英治著「黒田如水」角川文庫pp7~8)。選択肢は予定通りか、延期か、年1%ずつか、の3つ。5%のままで中止はない。こんなことぐらい3日3晩寝ないで「阿弥陀くじ」でも「鉛筆ころがし」でもして決めてくれ。何も有識者を60人も100人も集めてヒアリングすることはないだろう。銀座か新橋か北新地か、何処でもいいから、「街角で聞きました」のほうがましだ。他にも行財政改革することは山ほどあるだろうに、それらに早く着手せいまあ、予定通り上げないと、例えば日本株の6割を占める外国人投資家は日本に失望して退却するな。デメリットの方が大だろう。そのくらい1人で判断決断できないくらいなら、首相の資質を問われかねない。8月27日。

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