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今週の親仁ギャグ・2014年2月2日(日)~2月8日(土)

きょうのニュースステーション、山中伸弥氏にキャスターの古舘一郎氏がインタビューしていた。山中氏が言うにはiPS細胞は臨床応用寸前なのに、(「STAP細胞」に比較して)発癌性の危惧が高いのではないかという報道に多少の怒り(?)を覚えた風のコメント。iPSSTAP細胞での融合研究を高らかに宣言したものの、どこかしら脅威を感じている風。どことなく小保方晴子女史には違った方向性での研究発展を望んでいるような風。莫大な研究費が女史に流れることを懸念しているのであろうか。山中氏の不安と焦りと感じ取るのは親仁の捻くれ性根か。まさかノーベル賞者に一介の拙い研究者のもつような嫉妬はないだろうが・・・。最大の問題(危惧)は有能な頭脳がiPSからSTAPへ流れることだろう選択権は研究者側にある。いづれにしても女史の発見の凄みだ。2月7日。

●NHK経営委員で「南京大虐殺はなかった」の百田尚樹氏が東京都知事選挙で田母神候補の応援演説の際に他候補を「人間のクズ」発言(そもそも公営放送の役員が特定候補の選挙応援をすること自体、常識人でない)。もうひとりの長谷川三千子氏は、NHKの経営委員に任命される1カ月前、1993年に朝日新聞社で拳銃自殺をした右翼に対する追悼文を昨年10月に出し、「人間が自らの命をもつて神と対話することができるなどといふことを露ほども信じてゐない連中の目の前で、野村秋介は神にその死をささげたのである。」と礼賛。筋金入りの右系(傾?)だ。籾井勝人会長の暴言を凌駕した「戯言」は「政府が右としたことを左とは言えない」・・・これだけで「武士に二言はない」的な完璧なアウト発言だろう。安倍ちゃんの国会答弁も「知らぬ存ぜぬ」的ないい加減答弁。右寄りならそれなりの持論を分り易く丁寧に説得性を高めて討論に応じるのが職務の責務であろうに・・・。何か、「いただけない」度が日増しに悪化だね。野党の「突っ込み(論客)」はまだまだ甘い。この人達の愛国心の深度を探測してみたいものだ。2月5日。

●「銀座百点」という銀座に居する店が刊行する小冊子がある。1955年初刊の今月が711号の歴史物だ。晩年の池波正太郎も食の銀座名店を連載した。今、売れっ子エッセイスト(サスペンスの女王ばかりじゃない)の名取裕子が今月号で「PM2.5は日本まで飛来し、福島の放射能が流れた海は、世界につながっている。水と空気は貧富に関係なく、公平に天が与えてくれたはずなのに、今や誰かの利益のために奪われつつある。」と書いている。何気にもなくぼんやりと乱読瞬読するような小冊子なんて馬鹿にしちゃいかん。親仁も中国の「PM2.5飛来予報」や「北京のPM靄(もや)映像」を見るたびに日本は放射能を海に漏出して世界の隅隅まで迷惑かけているのになぁ~・・・と悲嘆非観している。局によってはPM2.5排出であからさまに中国政府を非難する節の報道もする。批判中傷誹謗合戦に加わり、それが日本の品位品格を下げる現状は見聞きに堪えない。きようは節分の、2月3日。

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