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今週の親仁ギャグ・2014年11月23(日)~11月29日(土)

名取裕子の「秋」なはなし。早くからオーダーしていたコートとスカートとブーツが出来上がって届いたので着てみたらサイズが合わない。そう、腹に贅肉が溜ったのである。スタイリストがいいパーソナルトレーナーがいると言ってくれたが、レッスン料が半端(90分で2万5千円)じゃない。それじゃということで食事制限に挑戦。ロケ弁の前に手持ちの若芽をタッパー一杯喰ってはみたが(若芽で満腹感を増しロケ弁を半分残そうという魂胆)、逆に胃拡張してロケ弁も残さずペロリ。それじゃ運動しかないと覚悟し、今度はラジオ体操・・・したらいきなりの足攣り・・・そのままタクシーで鍼灸院へ直行し2万円超の出費。果ては「デブ役」で新境地を開拓しようという・・・「つれづれ日記」の「前向き」というエッセイ。出典は「銀座百点」(p38・2014年11月号)でした。ところで名取裕子のような著名人ならこそかなり前からオーダーしているのだろうが、われわれ凡庸人もこの「天高く馬肥ゆる秋」、うかうかしていると笑えない事態だ。服を買っても袖や裾を補正して物が到着するのに優に2週間は取られますぞ。その間、肥満に無意識で居てはなりませぬ。晩秋と初冬と忘年会、ほどほどの呑兵衛でいないと同じ穴の狢ですぞ・・・呵呵!!! 11月29日。

アメリカ人と日本人の違いでもうひとつ・・・・・・言っておきたいことがある。アメリカ人は酒の席で「政治の話をしなければ一体何を喋るの?」という国民性。一方、太平洋を隔した対岸の日本ではタブー。ちなみに親仁が若い連中と話す時の話題と言えばやはり政治は外せませぬ。ただでさえ若者は政治に無関心で選挙も投票しないのが半数以上。自分らの納税がとんでもないところでとんでもない額が浪費されているかを具体例でなるだけ多く例示してやらねばなりませぬ。大人の義務ですぞ。少しくらい嫌われてもいいじゃないですか・・・・・・そこのところは話術でカバーできますぞ。ガンバレ、世のオヤジつづく。11月25日。

(すべての人がそうではないが)アメリカ人に言わせると、消費税が2%上がっての10%で、日本人の消費が目に見えて低下することが不思議らしい。政治の謳い文句(まあこれをわが国ではマニフェストというのか)では2%のすべてが医療などの社会保障に回されるからだ。NHKテレビの「景気対策以外に、国がいま最も力を入れて取り組むべき政策課題は?」という条件付きで行った世論調査によると、今回の選挙で期待する事は、1番が社会保障制度改革の46.8%、2番目が原発・震災復興の24.1%、3番が外交・安全保障の19.6%、その他9.5%という。このところの消費増税を見る限り、2%の全て(5兆円)が社会保障に回されているのか、(どんぶり勘定で)はなはだ妖しい。それにしても今回の選挙での争点で最も重要な問題のひとつは「岩盤規制」の見直しだ。医療(混合診療・自由診療)、農協(企業の参入)、雇用(同一業務同一賃金)をはじめ、配偶者控除も捨て置けない。これらの達成には少なくとも数年を要するであろうが、すぐに出来ないからこそ速攻しなければならないのだ。この「岩盤規制見直しの改革」は莫大な雇用を創出するばかりか、世間の見通しと平等性を一挙に好転する可能性が高い。この国は再起不能だと考えている人も多いかもしれない。巨万の内部留保金があるのに社員に還元しない大会社・大企業はザラ。議員や公僕は財政難など他人事。国民に冷たい大起業と政治行政。「信を問う」前に自身を身綺麗にしてもらおうではないかつづく。11月24日。

来春早早にも川内原発の再稼働が実施される可能性が高い。河野知事は、国の方針に従うとの方針でほぼ沈黙の状態である。風向き次第では宮崎にも放射能が降る可能性が高いのに・・・一切の抗議がない。鹿児島の地元は運転をしようがしまいが原子炉を冷却しなければならず、その危険度は全くと言っていいほど同じである。稼働して補助金をもらおうとするのは当然の成り行きであろうか国は使用済み核燃料棒の終末処理について将来の方針を何ら提示していない。震災から5年目を迎えようとしているのにこの怠慢はなんじゃ・・・怒りだな。記憶では世界のウランの半分か数分の1かが日本にあるという。ウランの埋蔵は底をついているともいう。原発という核の平和利用を続けなければ残存のウランは無用となるため、その保持理由を明確にしなければならない。アメリカなどの懸念は無用のウランを核開発に転用するのではないかというもの。北朝鮮やイランなどを対象とした核拡散防止条約に抵触すること。安倍ちゃんは正直に分かり易く多極面から国民に説明し、選択肢を示す責務があるつづく。11月23日。

原子力規制委員会の有識者調査団は19日、日本原子力発電敦賀原発2号機(福井県)の直下を走る断層を活断層と認めた。原発の新規制基準では、活断層の真上に重要施設を造ることは許されないため、このままでは廃炉が決定する運びだ。きのう夜遅くの長野北部を震源とするM6.8、震度6弱の強い地震であった。明けて、その被害の様相はやはりひどい。こらがもし原子炉直下では原子炉冷却は確かに危い。記憶では、マグニチュードが0.1上がれば放出されるエネルギーは30倍だったか。エネルギー的には東日本大地震(三陸沖地震)の比でないが、やはり直下型は強烈だ。衆院選で原発論議に改めて火が付くかつづく。11月23日。

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