●クリスマスイルミネーションについて一言。街のそれが税金なのか商工会なのかはたまたニシタチの飲食店組合かは存じませぬが、親仁に言わせれば、昔、川端や谷縁の柿をちぎり取っていた(捥ぐ)長竿でもって豆電球付コードをちょこんと投掛けたようじゃ風情も綺麗さもあったもんじゃありませぬ。また銀座の話で恐縮ですが、三越前のガードレールでは同じ処で少なくとも2日がかりの作業をしてましたよ。銭のケタが2つも3つも違うという人間もいるでしょうが、何をおっしゃる、セレブで暇な御夫人のようにただ長々と管(コード)を繋げればいいというものではありませぬ。1本の木であっても誰しもが「ワッ」と轟き驚くような装飾なんですよ、粋さなんですよ、あのような気抜けのイルミネーションは観る人を興醒めさせるだけで金の無駄そのものですぞ。12月5日。
●自民の1強多弱が揺るがないどころか堅牢化。限りなく共産に近い輩から限りなく次世代の党に近い輩までが雑居している状態は野田内閣総辞職解散時と変わらない民主。維新は慎太郎氏とタッグを組んだ経緯と橋下氏の出馬見送りが痛い。第何次であろうか、選挙後の安倍政権の無茶振りが心配だ。集団的自衛権の行使容認、容認するにしてもその範囲と限界が重要だ、十分な審議が欠かせない。そして自主憲法制定、そう第9条の扱いだ。アベノミクスはそれなりに評価したとしてもそれらを一緒くたに是認したとされたら堪ったもんじゃない。今回の年末解散の狙いがそうである可能性は高い。せめて反自民に投ずるか、いっそ棄権するか・・・、またもや自民ひとり勝ちなら、低投票で「NO」を突き付けるのもありの一手だろう。有識者とやらは、やたらと投票を呼び掛けるが、いまや投票しない国民にはペナルティーを課すところまでいきついている。平日投票と国民皆投票の法制化のレベルだろう。12月4日。
●先週の「ア~よかった」は、健さんが女性に「不器用」でなかったこと・・・・・・もちろん週刊紙ネタだが。共演した大物女優さんや三十も違う(大物とは格も違うが)若手女優との交際・・・・・・スッチ―もあれば・・・日本一のイイ色男がそうであって・・・何故か安堵安心・・・。江利チエミをストーカー的にゲット(結婚)したこと(当時は江利の方がスター・ひばりと小林旭と同じようなもんだな)、離婚の原因が江利の異夫姉の数億円横領問題であったこと、江利の訃報を聞いて(森繁との収録直後)愕然と哀しんでいたこと、江利の月命日には必ず墓参りをしていたこと・・・・・・等等・・・是非週刊紙を読んでみては如何でしょう。今、ふたりは天国にもあるというカラオケバーで健さんは「酒場にて」(親仁が大好きな一曲)を、相方の江利は「網走番外地」でも、俗世の喧騒から逃れてしみじみ歌い交していることでしょう。合掌。11月30日。