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今週の親仁ギャグ・2014年12月7(日)~12月13日(土)

持病が失言症の麻生副総理の「子供を生まないのが問題」発言で冷やかな選挙論争を熱くした。もうひとつの失言は「企業は大量の利益を出している。出していないのは、よほど運が悪いか、経営者に能力がないかだ・・・・・・」。そのなかで「利益が出ていない企業は申し出て来い」というような主旨の発言もある。そこで太郎さんに聞きたいことは「儲けてない企業は儲ける方法を指南してくれるのですか」・・・円安倒産が急増中というのに・・・財務相としても失格な見識だな。それにしても「バカ野郎解散」でも有名な爺さん元総理の吉田茂氏の血を引くにしては言葉に洒落とキレが欠けるな。12月11日。

[祖父・岸信介の執念と安倍首相の野望]安倍首相が衆院を解散。消費税の先送りを歓迎しない国民は寡少だから、説得力の無さは前代未聞である。内閣発足から2年、その運営は強権的だ。集団的自衛権や特定秘密保護法が代表格であり、審議はお世辞にも十分でない。昭和の妖怪といわれ、60年日米安保改定で歴史に名を刻んだ祖父の岸信介元首相はその是非で国民に信を問わなかったことを大いに後悔した。解散に打って出ていれば内閣の延命につながったとの思いからだ。その岸の終生の執念は自主憲法制定の実現であり、集団的自衛権はその付則になろう。これは工藤美代子著の「絢爛たる醜聞 岸信介伝」に詳しい。残り2年の任期が4年となる「政権延命熱願解散」の何ものでもない。その先には憲法改正など傲慢な専横政治が待ち受けていることを肝に銘じなければならない。伝家の宝刀が抜かれた以上、様々な難題に対する各党の主義主張を見極め、日本の未来に一票を投じよう。きょうの宮日の「」に掲載された親仁の憤怒です。題名は「各党主義主張見極めて1票」にかわっていましたが・・・。要は、爺さん総理が成就できなかったことを安倍ちゃんが強引に成し遂げようとしていることに対する危惧である。親父や爺さんを凌駕したいのは男の習性だが、これが想像を超えて恐いのだ。12月10日。

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