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今週の親仁ギャグ・2014年12月21(日)~12月27日(土)

老いの忍び寄りは一面で焦りを呼んでいるようで切ないかも・・・・・・。10月4日から読み始めた「菜の花の沖」(司馬遼太郎)を今日、読破。1巻400ページ強だから約2500ページ・・・読書もニシタチ放浪との戦いだから・・・達成感も一入である。今年の残りの読み掛けは「天平の甍」(井上靖)のみ・・・残りの数日で大丈夫だろう。そうなると・・・と今日仕入れたのが、「旅の途中で」(高倉健著・新潮文庫・2003年)、「ヒゲのウヰスキー誕生す」(川又一英著・新潮文庫・1982年)、「この人を見よ・小林秀雄全集月報集成」(新潮社小林秀雄全集編集室編・新潮文庫・平成二十七年一月一日)、そして「功名が辻(一)」(司馬遼太郎・文春文庫)・・・司馬遼太郎完全読破の道はまだまだ・・・あと何年かかることやら・・・・・・。若い人に一言、「読書はニシタチよりもずっと安くつきますよ、そして呑みの散財よりも頭の体操と精神の貯蓄になりますが・・・が、偏りは禁物ですぞ・・・あくまでも自分の心魂を豊かにし余生を愉しむ為ですぞ・・・無益な遊びなんぞも時に存在しますぞ・・・若気の○○ならぬ老い(て)の後悔にならぬよう留意あれってことですよ・・・老いて読み耽っても実益は若い時の半分にもなりませぬ(ここが珠玉なんですね)。12月24日。

今日は19年ぶりの「朔旦冬至」というらしい。新月で月齢0は「朔月」といい、朔旦は「ついたちのあさ」の意。「冬至」は1年で最も昼間が短い(夜が最も長い)日。朔旦冬至は広辞苑で「陰暦11月1日が冬至に当る日。ほぼ19年に一度のことで、これを吉日として、公卿は賀表を奉り、天皇は紫宸殿に出御して祝った。これを『朔旦冬至の旬(しゅん)』という。後日、豊明節会(とよのあかりのせちえ)に朔旦叙位・恩赦を行う。」とある。「復活の日」とも。12月22日。

米軍の主な日本基地は北から三沢飛行場、横田飛行場、横須賀海軍施設、厚木海軍飛行場、岩国飛行場、佐世保基地、そして沖縄の嘉手納飛行場に普天間飛行場である。日本に駐留する米国軍人は約4万5千人、軍属が約5千人、それに家族が約4万5千人であり、合計で約9万5千人が日本国内で居住している日本側が援助するいわゆる「思いやり予算」は年間約1850億円と途方も無い金額である。それ以上にびっくり仰天なのが武器車両や航空機等の購入費である。武器車両等の購入費は25年度予算で4615億7951万円、26年度が4975億4372万円であり、航空機購入費は25年度が1276億159万円、26年度が1903億5780万円と膨大な金額である。アメリカが100%でないにしてもほとんどが同国からの購入であろう。(軍事産業の国益に占める割合は少なくないのあろうから、日本も武器の輸出をはじめたのであろう)。いったいどれだけの巨万をアメリカの軍事産業に与え続けるつもりなのであろうか。(論点がずれるが、これだけアメリカに貢献しても集団的自衛権行使をして「多国籍軍」に参加せよと言うのであろうか)つづく。12月21日。

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