●ジハード=聖戦が止まない。イスラムを少しでも理解しようと現在、「イスラーム 生と死と聖戦」(集英社新書・2015年2月)を熟読中だが、すんなり頭に入ってこない。著者はイスラム教徒の中田考氏。かなり噛み砕いた文章でこの種の本にしてはかなり分かり易い方なのだろうが・・・。①「いくつか例外はありますけれども、基本的には、ムスリムにとってジハードで死ぬことはいちばんよい死に方だとされています。ジハードがイスラームの中で、いちばん徳の高い行為であるという記述はたくさんあります。たとえば、『すべての基礎はイスラーム、支柱は礼拝、頂点はジハードです』というハディースがあります。」(pp110~111)。②「真面目なムスリムであればジハードで死にたいはずなのです。」(p111)。③「もうひとつ、借金のほかに、両親の許可がないとジハードに行けないとされています」(p115)。④「けれども、ムスリムの土地に異教徒賀が攻めてくるとか、あるいはカリフから召集命令が来るとかいった場合のように、ジハードが義務である場合は、親の命令よりもそちらのほうが優先するので、その場合はかまいません」(p115)。⑤「ジハードを命じることのできるカリフとは、預言者ムハンマドの後継者を意味するアラビア語ハリーファを欧米風に発音したもので、イスラームの最高権威のことです。」(p115)。そうか、今のイスラムには偉大なるカリフが不在ということか。20日も中東のイエメンでイスラム教の礼拝所を標的にした自爆テロが相次いで発生し、少なくとも137人が死亡した・・・という・・・残念。つづく。3月21日。
●梅雨の種類を確かめてみた。①菜種梅雨:おもに3月下旬から4月上旬にかけての、連続した降雨を「菜種梅雨」(なたねづゆ)という。菜の花が咲くころに降るためこの名前がある。梅雨のように何日も降り続いたり、集中豪雨をみたりすることは少ないが、やはり、曇りや雨の日が多く、すっきりしない天気が何日も続くことが多い。②走り梅雨:おもに5月下旬から梅雨本番前ぶれのように雨が降り続く状態をいう。ちょうど、その時期が卯の花が咲くころにあたり、卯の花を腐らせるような雨ということから、卯の花腐し(うのはなくたし)とも呼ぶことがある。「走り」とは「先駆け」を意味し、「走り梅雨」とは梅雨に先駆けて降り続く雨と解釈することもある。「梅雨の走り」ともいう。③秋雨:おもに8月後半頃から10月頃にかけて(地域によって時期に差がある)降るにかけて降り続く長雨の時期をいう。「秋霖(しゅうりん)」、「すすき梅雨」などとも呼ぶ。④さざんか梅雨:おもに11月下旬から12月上旬にかけての、連続した降雨を「さざんか梅雨」という。さざんかが咲くころに降るためこの名前がある。(Wikipediaから抜粋)。それに本当の6~7月の本格的な「梅雨」の5つが知られる。病院の周りの田圃はすでに代掻きがほぼ終了。来週あたりには田植の様相。そうそう昨夜のニシタチは正に春雨模様・・・傘持ちでもさしたくない気分・・・頬にあたる優しい細雨がなんとも心地好いではないか・・・・・・『月形半平太』の不滅の名台詞、「春雨じゃ、濡れてまいろう」にあらためて感銘。※「春雨」(はるさめ)はこの「菜種梅雨」中のとくに優しい雨(細雨)のことを言うようだ。3月18日。