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今週の親仁ギャグ・2015年4月5日(日)~4月11日(土)

●先月27日の報道ステーションで元経産省官僚の古賀茂明氏が古館伊知郎キャスターに不満鬱憤を晴らした・・・と言うよりも傍目には怨み節を吐露した。4月からの降板はテレビ朝日の会長や古舘プロジェクトの会長の御意向であるというもの。古賀氏がかねてより官邸や安倍ちゃん批判を当番組で頻発していたことへの仕打という邪推というか・・・真実というか・・・見切りをつけられた理由はそんなところだろう。この生放送のバトルでとんでもないことが暴露された・・・それは官邸、そう菅官房長官から古賀氏へ頻繁にバッシングがあったということだ。政治が報道や言論の自由に対してダイレクトに注文をつけているということだ。出演者個人への文句があるということは放送局への圧力もありと容易に推察されよう。そこへきて受信料放送のNHKが「クローズアップ現代」で捏造放送を制作報道したという問題。安倍ちゃんと懇意の籾井氏が会長を勤めるNHK・・・右傾の問題発言やハイヤ―の公私混同利用などで自ら取材を受け報道される側の氏が、果たしてNHK職員(今回は記者)の暴走を粛正する立場に回れるか・・・甚だ疑問だ。時の政権が放送界や言論界への統制が小なりとも実在することが明らかになった今、一連の言動からして今後も会長の椅子に居座ることは看過できない。「クロ―ズアップ現代」の国谷キャスターの侘言だけでは済まされない。会長辞任とともに当番組でその真相を暴きだすべきである。4月10日。

文芸春秋4月号「巻頭言」で「江夏の21球」でも有名な大投手・江夏豊(1948~)の執筆が掲載されている。題名は「四十年ぶりの阪神タイガース」。球団に請われて春のキャンプで一週間の投手コーチをしたとのこと。臨時なので一点に絞って指導。それは「遠投」で、遠投を選んだ理由は、彼の阪神入団当初、尊敬する先輩の村山実(1936~1998・1959年6月25日の天覧試合で長嶋茂雄に9回裏サヨナラホームランを被弾)投手がひたすら遠投をやっていたことによる。遠投の効能はまず①全身を使うこと、②遠くの相手に正確(相手の胸)に投げるにはきれいなフォームと縦回転のボールが必要である・・・それ以外にもあろうが要点はこのふたつ。イチローの遠投をテレビでよく見かけるが投手に限らず野手も同じということだ。こんなことを真剣に考えたことなどなかったが・・・我が身に転じて獣医の基礎原点は何ぞや・・・。本郷北方では今年聴き始めの鶯が鳴いています江夏の21球:山際淳司(1948~1995)によるノンフィクション。1979年のプロ野球日本シリーズ第7戦において、広島東洋カープの江夏豊投手が9回裏に投じた21球に焦点を当てている(Wikipediaから引用)。阪神タイガースは球団創設80周年という。4月10日。

4月の楽しみはやはり衣替えか。日本の衣替えの起源は平安時代の習慣で宮中行事から始まったという。旧暦の4月1日と10月1日の更衣で中国の風習を模倣した。でも旧暦だから、現在の5月と11月に当る。鎌倉時代になると、調度品の取替も含むようになったという。そうであるから、帽子も靴もアクセサリーもバッグも・・・何もかも衣替え(更衣)しなければ・・・ということだ。ダンディズム(dandyism)の象徴はそれが伊達ごのみと言われるように兜ならぬ帽子と思いきや・・・(記憶では)一般には上から眼鏡、腕時計、それに靴であったか。そこで今回は眼鏡の衣替えをしてみた。そう、孫まで重宝するという鼈甲だ。それだけあってタイマイを叩いてである。くすんだら薄く研磨(実際には薄く削るということか)するという・・・。破損(折れる)したら熱を加えて整形するとのこと・・・恐る恐る御代を聞くと5万円程度という答えが返ってきた。次は靴に挑戦しようと欲の面を張ってみたいが、なにせ体型はダックス、足はペルシュロンときては断念仕方なし。少し前は扇子や(甲州)印伝などを物色してみたが、この半年ほど凝っているのがピンバッジ・・・想像に難くなく平安の宮廷人のほうが現代人よりも伊達者だったに相違なかろうが、負けじとあれこれ漁ってみるか旧暦で2月20日(月齢18.7)の4月8日。

来る10日で成人式を迎える我が病院。平成7年(1995年)4月10日の開院だった。時の経つのは早い。後半は複数人の獣医師でやってきたが、今月から新人と2人になった。久しぶりに一からの教育だから、あんまり呑んでられない状況になった。まあ、それなりの歳だし、少しは節制しなさいということか。4月1日からの診療時間変更もスムーズにいっており、すべてに感謝だ。4月5日。

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