●従来の政府方針である非戦闘地域の後方支援限定が、今回の法案では戦闘地域での活動でかつ兵站を最前線に供与するという・・・ので安倍ちゃん、よろしいのでしょうか。日清戦争が何日の何時何分に開戦されたか不明・・・1894年7月23日、日本陸軍の混成第9旅団は進撃を開始し、朝鮮王朝に侵入し、海軍の連合艦隊も佐世保港から出港。その艦隊が黄海に浮かぶ豊島(ほうとう)沖で清国の北洋艦隊と交戦したのが25日のこと・・・だったそうな。1904年の日露戦争は、日英同盟締結後、ロシアに対して国交断絶を通告し、その2日後の2月8日、日本海軍駆逐艦隊が旅順港のロシア艦隊を奇襲した。そして満州事変の前の1928年6月4日の「張作霖爆殺事件」は関東軍の高給参謀・河本大作大佐が首謀し、満州事変の端緒となった1931年9月18日の柳条湖(りゅうじょうこ)事件も石原莞爾(陸軍中将・1889~1949)と板垣征四郎(陸軍大将・東京裁判で絞首刑・1885~1948)の策謀であった。そして1941年12月8日の山本五十六率いる連合艦隊の真珠湾奇襲。いずれも「日本(軍)は不意打(奇襲)の名手」だ。ウェスタンのジョン・ウェインやジュリアーノ・ジェンマなんてのは早撃ちだが決して不意打(撃ち)はしない。こんな前科ばっかしの我が日本軍は本当に戦地での部隊統率と自己制御が可能なんでしょうか・・・ねぇ安倍ちゃん。つづく。5月29日。
●野党も嘗められたもんだ。夜会の「出席者によると、安保関連法案の審議について『野党の攻め方は下手だ。自分たちが野党ならもっとうまくやれる』などと野党側を批判したという。また、安倍首相は質問の内容について『同じことばかりだった』と話していたという。」(日テレNEWS24・5/29 1:39) 。どの野党も同じことを質問して安倍ちゃんもオウム返し的に同じような答弁に終始していたのは確かだ。憲法9条はどこへ行ったのだ・・・が素朴な疑問だな。憲法を無視するような立法機関が存在してよいのか・・・正々堂々と国民投票で憲法(9条)改正をしてからの(安保関連法案の)審議であっても遅きに失せずだろう。つづく。5月29日。
●対前年増減率(人口1000人につき)(減る一方だが)をみるとさらにゾッとする。平成23年が2.0人、24年が2.2人、25年が1.7人のマイナス。今後の減少はこの比でなく、平成32年は4・7人、平成42年は7.2人、平成57年は9.9人、(今から50年後の)平成77年は13.2人、97年は13.9人のマイナスと予測されている・・・からオドロキモモノキサンショウノキ。それも喫緊の将来は(われわれの順番だが)ますます金を稼がずに税金だけ費消する高齢者が増え、マイカーを持つなんてとんでもない稼いでも稼ぎきれない若者がますます減る一方ということだな。(数字は総務省統計局による)。つづく。5月26日。
●きょうのイチバンは「日銀の黒田東彦総裁は23日、ポルトガルで開催された欧州中央銀行の会合で講演し、少子高齢化に伴う労働力人口減少が日本の潜在的な経済成長力に対し、『大きな脅威となる』と指摘した。その上で、成長力強化に向け、『労働生産性の引き上げに加え、女性や高齢者の労働参加率を高めることが必要だ』と強調した。日銀が24日に講演内容を公表した。(時事通信)」だな。日本の人口の推移は、昭和5年が6445万人、10年が6925万人、20年が7214万人、60年が1億2049万人、平成20年が1億2808万人、25年が1億2729万人で減少に転じた。そして今後の予測としては、平成32年が1奥2410万人、57年が1億221万人、(今から40年先の)平成67年が9193万人で1億の大台を割る。90年後の平成117年には5千万人を割って4609万人・・・というから100年後は今の3分の1だな。つづく。5月25日。