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今週の親仁ギャグ・2015年6月7日(日)~6月13日(土)

日本における肝移植のパイオニアで世界的権威の京大名誉教授が鳴り物入りで立ちあげた神戸国際フロンティアメディカルセンター(神戸市)で生体肝移植を受けた患者9人中5人が死亡した問題。うち数人(4人?)はインドネシア人だったという。この病院の建設費用の4割は三井物産で、シンガポールからの患者を受け入れる計画があったらしい(週刊朝日6・12)。そこで思い出すのが日本人初のAWA世界ヘビー級王者のプロレスラー・ジャンボ鶴田(1951~2000)氏・・・彼はB型肝炎から肝癌となり、最終的にはドナーの現れたフィリピンのマニラで移植手術を受けたが、術中の大量出血で死亡した・・・2000年のことだ。患者本人とその家族は藁をもつかむ気持で移植医へ手術を懇願するのであろう。死亡5例目の日本人患者も病院に恨みを抱くどころか感謝の気持ちを表明している。他のどの機関でも手術不適とされたのであろう。院長の片腕、副院長は4月末に退職しているらしい・・・など院内の整備不良な点も多多あるかもしれないが・・・移植学会や医師会などが挙って批判するばかりではなく、協力して世界(アジア)の病気で苦しむ人々のための日本の医療技術貢献を支えてもらいたいものだ。和田寿郎(わだじゅろう・1922~2011)医師の日本初心臓移植問題(事件)ではないが、悪の先例にしてはならない。6月12日。

「漏れた年金」問題で、厚生相は(不正受給が発生しても)いまのところ補償する予定はない。「安保関連法案の違憲」問題で、高村副総裁は、国を守るのは国会議員であって憲法学者じゃない。その「安保法案違憲」で186人に及ぶ憲法学者が賛同・・・というが多くは私立大学の教官。国立の現役教官も名を連ねるが極めて少数(名誉教授はチラホラ)。G7声明も「海進撃」の中国に遠慮がちで、ここ最近の世界のリーダーも小粒化したのか、自国の重積する憂慮で地球の裏側の諸事(紛争)までしったこっか・・・のようですね・・・華がいない。終の国奉公か知りませぬが、支離滅裂で言語道断の言動が、こと為政者に目立つようになりましたね・・・戦争への階段の一歩を踏み絡めようとしていますね。来年の伊勢志摩サミットでは、「御神酒あがらぬ首脳はない」ということで、単なる主演なき酒宴にならぬことを願いますが・・・つづく。6月9日。

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