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今週の親仁ギャグ・2016年7月24日(日)~7月30日(土)

国がやれば”くじ”で個人(国民)がやれば”博打(ギャンブル)”博打は違法です。国民年金と厚生年金の積立金を株式などに投機して量を増すのが狙いだが・・・・・・2015年度の運用損失は5兆3098億円。運用主は「GPIF」こと「年金積立金管理運用独立行政法人」、すなわち「国」です。皆さん、ご存知でしょうが、年金はあと20年で破綻し、今40歳の人は年金が支払われません。”博打”でもしないと年金機能はにっちもさっちも行かないということです。年金制度を完全廃止し、ある年齢に達したら、どの国民にも同一金額を支給するという考えがあるのも・・・頷けなくもありません年金の将来は、”国がどうにかしてくれるだろう”のレベルではないということです。7月30日。

●26日未明、ひとりの凶悪犯によって19人の尊い命が奪われた相模原市障害者施設の殺人事件。戦後最悪の凶悪事件とも。記憶に刻まれた事件の死亡者数は、平成7年の地下鉄サリン事件の13人、平成13年の大阪池田小児童殺傷自毛の8人、平成20年の秋葉原連続殺傷事件の7人。殺人ではないが、無実の人を殺したことには違いない平成22年の大阪市個室ビデオ店放火事件で16人が死亡している。今回の容疑者の犯行への執念と前兆は類を見ない。その点から事件を未然防止することができた可能性が低くない。施設では容疑者の数々の異様な振舞に対して、”襲撃”を予期していた節もある。16個もの監視カメラを増設したとも。しかしだ、防犯カメラは事後の犯人特定には有用であるが、確固たる信念の異常犯の犯罪遂行には何ら役に立たない・・・・・・ことが証明されたかたちである。われわれ獣医療の現場でも、検査はどこまでも検査に過ぎず、診断の決め手に重要ではあっても、決して治療ではない。命を助けるのはあくまでも治療である。今回の事件の教訓はいくつかあろうが、防犯のセンサーが敷地内への不法侵入者を感知したら、警備員や職員が直ちに犯行阻止のための行動に移れるような態勢を整える必要があったということだ。警察も現行犯でなければ手の出しようが無い・・・・・・というのが責任回避の弁解の常套手段であるが・・・・・・もうそろそろその手は御祓箱にして、市民の生命第一に法的な解決策を探るべきであろう。7月26日。

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