●海の森のボート競技場の建設費が100億円以上も削減可能ならしい。この要因の主体は移動カメラのレーンを設置を止めればのはなしらしい。1メートル設置するのに350万円も掛かるらしい(長さは2000メートル)。・・・・・・すべてが「らしい」のであります。バレーボールなどの会場も観客定員が多いのではないか・・・・・・らしいのです。そのためにかなりの経費削減が可能になるのではないかということらしいのです。いくら開催国とは云っても、多くの国民はテレビ観戦なのですから・・・・・・マンモススタジアムでなくてもよろしいのではないでしょうか。オリンピック後の設備維持のコストが問題であります。レガシーとなるには活用でペイできるかであります。宮崎にもお荷物があるではないですか。サンマリンスタジアムなんてのは今や土鳩などの塒になっていて、屋根直下の観客席は鳩の糞で汚染されていて座れないどころか嗚咽が出そうですぞ。まさに糞だけあって憤慨であります。オリンピックにしろ豊洲にしろ論点はただ一つ。行政がコストパフォーマンスと国民への貢献度を考えて日々業務に邁進しているかなのです。とろとろしているうちに切羽詰って、結局はコストが高くなり、ゼネコンの思う壺とういうことです。ここに至って、地方はその公共工事の開始時期などを分散して総コストの削減に踏み込んでいるらしいですぞ。小池都知事の最も重要なミッションはこのシステムの清浄にあるのですから、是非とも巨大伏魔殿と格闘してもらいたいですね。10月21日。
●海の向こうのアメリカの研究費事情はどうなっているのでしょうか。10月19日の日経新聞・・・・・・アメリカの年間寄付金額は(断っておきますが年間ですぞ)、スタンフォード大が16億3000万ドル、ハーバード大が10億5000万ドル(いずれも私立)、州立のUCサンフランシスコ大が6億858億ドルであります。日本の国立大では一位の東大が93.3億円、次いで京大が66.7億円、以下阪大(53.0億円)、東北大(35.2億円)、九大(28.9億円)、名大(28.8億円)、北大(22.4億円)、筑波大(21.1億円)、神戸大(20.1億円)、岡山大(17.9億円)がベストテンであります。国立大全86校の合計が761.7億円ですから、アメリカの1校にも遠く及んでいません。最近では専属の職員を配置したり、ふるさと納税に倣って返礼品を贈る大学(筑波大)も出現しているそうです。さて、われわれはこの数字をどう読んで、日本の将来をよくよく考えなおさなければならないということですよね。10月21日。
●(遅れ馳せながら)大隅良典先生のノーベル賞受賞。10月4日の毎日新聞は、「文部科学省が8月に公表した、研究者約1万人(回答率36%)を対象としたアンケート結果によると、60%が所属機関から支給される個人研究費が年間50万円に満たないと回答。10万円未満も14%いた。国立大に国から出る運営費交付金は過去10年、毎年1%程度ずつ減少。研究者から公募した課題に配分する「科学研究費補助金」も過去5年間は約2300億円で頭打ちのうえ採択率は約3割と、研究費事情は厳しい。一方で政府は、2021年度までの5年間で計26兆円を研究開発に投じる目標を掲げた。榊原定征経団連会長が会長を務める「経済社会・科学技術イノベーション活性化委員会」は、20年ごろに国内総生産(GDP)を600兆円に引き上げる政権目標のため、研究予算の重点配分について議論するなど、政府は実益に結び付く研究には資金を投入するもくろみだ。こうした動向をとらえ、大隅先生は昨年、日本学術振興会のウェブサイトに寄稿。「(研究機関が)研究費を獲得しやすい分野の研究者を採用する傾向が強まり、未知の課題に挑戦することが難しい雰囲気を助長している。すぐ企業化できることが役に立つと同義語のように扱われる風潮があるが、何が将来、人類の役に立つかは歴史で検証される」とつづっていた。」・・・・・・という金言。アメリカなどへの日本人留学生が減っている。お隣の中国はそれが増え、今やあのNASAでも中国人が居なければ運営が上手くいかないというじゃないですか。中国人とインド人の数学的能力は凄いですね。中国版宇宙ステーションも彼の国の勢いの象徴であります。つづく。10月21日。
●今週から10数年使用したパソコンを新しいのに替えたのですが、案の定の不慣れで文字化けし、親仁ギャグが台無しとなりました。以前なら思い起こして書き直していたのですが老いには勝てず放棄しました。きのうの文字化けは1時間も奮闘して書いたものだったのでうんざり感が強かったですね。仕事が終えての1時間、書き終えたらニシタチと決めていたのでショックも倍増。お蔭で二次会まで頑張っての悪酔いでした。それにしても今日のプロ野球ドラフト会議で、宮崎出身の2選手が指名されて何よりでした。ロッテ1位指名の柳(やなぎ)選手は都城出身で、神奈川の名門、横浜高校(渡辺前監督・甲子園出場はできませんでした)から明治大学へ進学し、大学ジャパンの主将を務めた逸材です。もう一人の山本由伸投手も都城高校出身で、オリックスに4位指名されました。最速151キロで伸びしろ大と期待されています。10月20日。