●先月のリアス式海岸の旅は、復興の姿を一目でいいから自分の眼で観ておきたかったからです。一番の感想は、数百年に1度の巨大津波に対して、果たしてこれだけの防波堤(防潮堤)が必要なのだろうか・・・・・・という・・・・・・疑念でした。各自治体住民の総意(?)で決まられたことでしょうから、九州から来たひとりの部外者が口出しすることではないでしょう。しかし立ち寄った大船渡のスナックのおねーさんの一言が耳を離れません。「海(湾)が全く見えなくなったので寂しい」・・・・・・と。復興のスタイルは地形に大きく左右されるようで、陸前高田市のように平野部が多く、かつ周りの山が比較的低いところでは、高台に居住地を設け、平地は公共施設を造ればいいのでしょう・・・・・・。しかしその反対の大船渡や気仙沼ではそうもいかないでしょう。いずれにせよ、「備えあれば患いなし」であり、そしてこのことが最重要でしょうが、「三十六計逃げるに如かず」です。「三十六計逃げるに如かず」とは、「形勢が不利になったときは、あれこれ思案するよりも、逃げてしまうのがいちばんよい。転じて、めんどうなことが起こったときには、逃げるのが得策であるということ。」です。そうです、逃げ場を確保するのが最も肝要なのです。南海トラフも同様です。つづく。6月20日。
●きのうは第101回全国高校野球選手権宮崎大会の組合せ抽選会が行われた。いよいよ夏の到来だ。(明後日の22日は夏至)。宮崎大会は7月6日開幕。甲子園は8月6日(火)の開幕。去年の県予選観戦は、もっぱらケーブルテレビで済ませ、球場にはほとんど足を運べなかった記憶がある。今年は時間を設けて青春に浸りたいものだ。ところで恒例の「今月の旅」は、(行きたい場所が少なくなり)「迷ったらの東京」。大学野球全国選手権に出場した宮崎産業経営大学の試合を2日間、東京ドームで応援し、存分に堪能した。つづく。6月20日。