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今週の親仁ギャグ・2020年10月25日(日)~10月31日(土)

●「ギャンブル・Ⅱ
二太郎「ところでプロ野球のドラフトは主人先生の満足な結果に終わったわん?」

主人先生「それがじゃな、今年は選抜も夏の甲子園も、大学野球も社会人もな、ほとんどがなかったも同然じゃったろうが。あっても縮小じゃったからな、名前も知らない選手がほとんどじゃた」

二太郎「それじゃ折角買ってきてもらったスポニチは役に立たなかったということわん?」

主人先生「そうでもないぞ、ドラフトが終わってな、それからドラフト候補の一覧を見るのも楽しいもんじゃ。宮崎に所縁のある選手は2名が指名されたぞ。一人は京都府出身じゃがな、日南学園高から創価大の巨人7位指名の萩原哲捕手、もう一人は京都外大西高から駒澤大のソフトバンク育成5位指名の緒方理貢選手じゃ。緒方選手は国富町出身じゃがな。都城東高の投手も候補に載っていたがな、ダメじゃったな。このドラフトはな、5位以内に入る選手はな、セパ12球団の合計で僅か60人じゃ。東大の入学者数は3千人を超えるがな、ドラフトは僅か60人じゃ。これだけ見てもいかに狭き門ってことが分かるだろ、二太郎君よ」

二太郎「そうですわん、人間の世界はなんでも厳しいわん。二太郎は犬に生まれてよかったわん。それはそうと、スポニチを買いに行った主人先生の細君がちょっと気になることを言っていたわん?。スポニチは若い女性の〇体の写真が多いとか、何とか?」

主人先生「二太郎よ、流石は耳が良いの、そうじゃスポーツ新聞じゃからな、ドラフトついでにパラパラ捲るとでも思ったのじゃろうよ。そりゃ吾輩も興味がないわけじゃないがな、それなら宮〇〇子のビキニカレンダーを買うわい!」

二太郎「まさか細君にそのような戯言を言ったですわん?」

主人先生「口が裂けても言うもんかい、そりゃ喧嘩を売っているようなもんじゃからな。でもな今なら「週間〇代」の袋綴じでな見れるんじゃとな。手に入ったら二太郎にも見せてあげるから楽しみにな。くれぐれも誰かさんと見比べちゃだめじゃぞ」

10月31日。

「ギャンブル・Ⅰ」
プロ野球も入場者数制限をしてはいるものの、なんとかペナントレースは大過なく経過しています。27日にはソフトバンクホークスが優勝を決め、足踏み状態ですがセリーグは巨人の優勝で決まりです。ソフトバンクとロッテのCS(クライマックスシリーズ)もソフトバンクが優位でしょうから、今年も日本シリーズはソフトバンクと巨人の戦いとなる公算が大です。”名将”原辰徳が真の名将たるか、今年の日本シリーズの焦点でしょう。そんな中、26日にはドラフト会議が開催されました。

二太郎「26日の朝はコンビニに行く家人にスポニチを買ってくるように頼んでいたわんが、珍しいことわん?」

主人先生「そうなんだよ、スポニチなんて年に1回あろうかないかじゃからな。コロナで外食する機会もめっきり減ったし、行ったとしても新聞はじめ読み物を置いてある店は少なくなっているからな。うちの病院の待合でも3月から置くのやめているからな。26日はな、プロ野球のドラフト会議があったからな、テレビでは1巡目だけライブで”特A”以外の選手はパソコンの文字で追うしかないからな」

二太郎「ほう、そんなにプロ野球のドラフト会議ってのは面白いわん?」

主人先生「二太郎君よ、人間の世界ではな、『呑み・打つ・買う』と云う言葉があるくらいにな、博打(ギャンブル)に対する本能ってのは恐ろしいほど骨の髄に棲みつき潜んでいるんじゃな。吾輩も類に漏れず博打は好きじゃな。暇なときは競馬も視るしボートレースも視るぞな。しかし吾輩のは視るだけで金は動かないがな。小さい時から周りの大人が博打で身上をはたくのを沢山見てきたからな」

二太郎「主人先生よ、何故に博打は本能ですわん?」

主人先生「そりゃ犬である二太郎の方が良くわかるんじゃないかい。それはな、人間の狩猟採集時代の名残なのだという説があるんじゃな。狩りの時、のっぱらで単に時間を費やしても”猪”は獲れないじゃろ。”獣道”を探して気長に待ち伏せたり、ここ一番じゃためらわずに襲撃するんじゃな。これは立派な”賭け”じゃ。むろん10万年も続いた狩猟時代じゃがな、それを担ったのは男性じゃ。女性は植物採集が主じゃたのじゃ。そのDNAが今もって受け継がれているのじゃな。だからギャンブル依存症は断然、男性が多い理由じゃ」

つづく。10月28日。

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