●「3.11」
▲東日本大震災の死者数は1万5899人、未だ不明者は2526人、関連死が3775人であります。故郷に戻れない人は現在も約4万1千を数えます。復興予算は10年間で約37兆円に上ります。
▲その象徴が延々と連なる15メートルの防潮堤です。その防潮堤であっても防ぎきれないかもしれない巨大地震が「切迫」していると言うのです。一つは日本海溝の北海道沖でマグニチュードは9.1で、もう一つが千島海溝の十勝・根室沖のマグニチュード9.3です。津波の高さは30m級と想定されています。
▲何故、そう遅くない時期に東日本大震災級の地震発生が危惧されているのかというと、2011年3月11日発生の東日本大震災では岩手県沖より北の日本海溝で断層がずれずに「割れ残り」と呼ばれるひずみがあり、その「割れ残り」に巨大なエネルギーが蓄積されているからです。
▲明日は我が身・・・・・・この宮崎も日向灘大地震、それに南海トラフ巨大地震が早晩やってきます。日向灘海岸への津波到達時間はいずれも15分前後とされています。地震発生時、どこにいても安全な場所に速やかに非難しなければなりません。常に、何処にどのようにして逃げるか頭に入れておくことが必須です。
つづく。3月17日。