●「与党を下野に追い込むかまで国民は怒っているぞ」
▲9月1日の井岡一翔のタイトル防衛戦は無観客。海の向こうのマニー・パッキャオのタイトルマッチは有観客。いま開催中のテニスの全米オープンも大谷翔平の大リーグも全て有観客。それもノーマスクがほとんどで、マスク装着はほんの数えるほどだ。日本の方がワクチン接種率が低いとは言え、この違いは何故だ。
▲そしてきょう未明のヤフーニュース(読売新聞オンライン)。「緊急事態地域で酒提供、時間制限も緩和…ワクチン接種進めば10~11月にも 新型コロナウイルスの感染拡大地域での行動制限の緩和策をまとめた政府のロードマップ(行程表)の原案がわかった。ワクチン接種が進んだ10~11月の段階で、緊急事態宣言の発令地域でも感染対策を行った飲食店では酒の提供や時間制限を緩和するほか、接種済みの人の外出や県境をまたぐ移動も原則認める。政府の対策分科会(尾身茂会長)が3日にもまとめる提言を踏まえ、公表する方針だ。」という。
▲宮崎県は現在、”マンボウ”中で、宮崎市と日向市、そして門川町がその対象地域にある。昨日の県知事の会見では9月13日以後も継続される公算が大きいとする。県民には県外はもちろん県内の移動も自粛するようにとの”御達し”であるが、県外からの観光客などの来県が少なくない。そしてその輩が繁華街に出没して新型コロナの感染源となることが散見される。
▲ワクチンパスかワクチンカードか知らぬが、後手後手対策には国民は大層うんざりしており、ワクチン接種後の抗体価が下がらないうちにもうそろそろ緩和策を打ち出さないと、「二度あることは三度あり、四度も五度も十度もあり」ますぜ。むろん緊急事態宣言のこと。政府と行政と医師会の怠慢には、もう堪えられませぬ。菅さんはじめ政府与党の無能無策は、下野の現実味を帯びているのが分かりませぬか。ここに至って性根爆発の”私利私略”の”鈍菅”宰相には辟易ですな。9月3日。
●正直者が馬鹿を見る」
先月、去年10月の東京以来、10か月ぶりに県外に出た。宮崎空港も板付空港もそこそこの人数であったが、博多駅は平日の昼間にもかかわらず「人いきれ」で、山陽新幹線もサラリーマンや大学生の遠征合宿で密ではないにしてもは少なくはない状態。帰りの空港で食った博多ラーメン店では立ち並びはないにしても混雑。国や県の言うことを素直にきいている小生としては、このような状況に違和感あり。そして、8月31日付の朝日新聞デジタル版の記事。「観光庁は31日、7月の日本人の国内宿泊者数(速報値)が、のべ3007万人(前年同月比29・9%増)だったと発表した。3千万人を超えるのは、政府の観光支援策『Go To トラベル』が全国で実施されていた昨年11月(3668万人)以来、8カ月ぶり。新型コロナの感染拡大が収まらないなか、夏を迎えて旅行する人は増えていた。のべ宿泊者数は、6月より1千万人以上増えた。新型コロナ禍前の2019年の同じ月と比べると、5月は51・5%減、6月は46・6%減だったが、7月は26・6%減に回復している。」。盆と夏休みの8月の人出はさらに増加している可能性もある。小生も8月31日に2回目のコロナワクチンを打ち終えた。さあ、これから感染防御の抗体が維持される数か月は、「遊び」ますぜ。インバウンドのいない観光地で静かに旨いものをたんまり所望したいですな。むろん感染防止対策を万全にして。9月2日。