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「ニシタチ・新発見」-その3・真っ昼間の西橘通り-

 ケーブルテレビの277ch・旅チャンネルで放送中の「ニッポン居酒屋紀行」シリーズに出演中の太田和彦氏の著書「超・居酒屋入門」(2003年、新潮文庫)のなかの「旅先で居酒屋に入るには(一)~(三)、pp230~248」の講釈が気に留まり、記憶に残っている。いろいろと書かれてあるが、一番印象にあることをまとめると、「飲み屋街の通りをタテヨコナナメとじっくり歩き、居酒屋を探しながら土地勘をつける。見るポイントは店構えだ。午後の居酒屋は、のれんは出していなくても玄関があき、中で主人か若いのが休んでいたり、ぼちぼち夜の仕度をはじめていたりするところがある。飲み屋街を昼間歩くと良いのは、あぶないゾーンも気楽に入ってゆけることだ。・・・・・」(ほぼ原文のまま一部抜粋)。要は、旅先でなくとも、陽の高いうちに飲み屋街を散策すると、仕度(仕込み)や掃除をちゃんとやっている「いい居酒屋」が分たっり、裏通りの「隠れ処(が)的いい居酒屋」を発掘できるということだ。太田和彦氏に同感でお勧めである。

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