●日大の資産が凄いですね。27年度が約7373億円、28年度が7438億円、差引65億円の増加です。日大は全国に付属の高等学校なども多くあります。その授業料など平成28年度の収入合計は約2698億円で、そのうち国庫補助金は約100億円、地方自治体の補助金は約55億円です。日大には医学部がありますから、そこからの医療収入が約499億円・・・・・・と公表されています。大企業顔負けの収支決算ということです。資産運用は多岐にわたり、今では飲料水(ペットボトル)まで販売しているのであります。内田前監督が会見でも喋ってましたが、彼の役員報酬は月額100万円だそうな。どうもそれが本当なのか、それだけではなさそうな・・・・・・アメフト監督などもっといろんな手当てがついていそうですが。経営が厳しい大学も少なくないのでしょうが、一方で、国も補助金を出さないと口を出せない・・・天下る先もない・・・なのか・・・優良経営の大学にどこまで補助金をだすのか、永田町も霞ヶ関も今後大いに話題にしていかなくちゃいけません。つづく。5月30日。
●後藤新平(1857~1929・医師・官僚・政治家・正二位勲)が倒れる日にボーイスカウトの普及拡大に尽力した三島通陽に残した言葉とは・・・・・・「よく聞け、金を残して死ぬ者は下だ。仕事を残して死ぬ者は中だ。人を残して死ぬ者は上だ。よく覚えておけ」・・・である。(三島通陽著「スカウト十話」)。きのうの国会審議も終始ほぼ森・加計。誰が何を忖度し、改竄や隠蔽や廃棄、そして虚偽答弁を策謀し、誰に指示したのか。政治家の関与は・・・・・・首相はもちろん、官僚の誰でもいいから正直に語れば終わる問題である。ここに至っては「蜂のひとさし」に期待をよせるしかないのか。悲しい限りだ。数千ページのコピーをするのだって大仕事だし、ものによっては黒塗りの選別作業もある。人を育てるどころか、人の能力や前途を抹殺するような政治家が許されていいのだろうか。日本国の行く末をもに暗雲が立ち込みかけているではないか。後藤新平は大陸進出を鼓吹したという暗面もあるが、関東大震災直後には内務大臣兼帝都復興院総裁として震災復興計画の立案など、功績も大である。5月29日。