●財務省の改竄の犯罪に対する内部処分の甘さ。加えて身内に対する大阪地検特捜の甘さ。法律を傘に庶民には傘に厳しく威張り腐るのに公務員同士には甘い。そして時間がたてば素知らぬふりで天下りという甘い果実を食える。情けない日本国になったものだ。今読んでいる半藤一利氏の「歴史と戦争」(幻冬舎新書・2018年3月)の「ノモンハンから今につづくもの」(p71)に・・・・・・「ノモンハンから何を学べるかと聞かれたら、私は5つあると答えています。『当時の陸軍のエリートたちが根拠なき自己過信をもっていた』『驕慢なる無知であった』『エリート意識と出世欲が横溢していた』『偏差値優等生の困った小さな集団が天下を取っていた』、一番最後に、『底知れず無責任であった』。これは今でも続いている。」。最近はどうもまともな評論家が少なくなってきた。与党政権を忖度しているかのような日和見的姿勢だ。「朝まで・・・」の田原総一朗にしても何を言いたいのか、何を、語っているのかさえも珍紛漢だ。評論は、掻い摘んで的確でなくちゃいかん。6月8日。
●むろん、蛍に関する知識は持ち合わせています。が、威張れるほどではありません。桜の満開から約2週間後の雨の夜、水中の幼虫は蛹化するために川土手の土の中へ潜り込みます。それから約40日で成虫となって舞い始めます。土の中に潜って蛹化した蛍は、潜って30日で脱皮し成虫となり、それからさらに10日で自ら土繭を破って土中から這い出るそうです。そうでありますから、桜の開花と蛍の出現は、その年の事象条件と綿密な関連性がある・・・・・・ということになるのでしょうか。6月6日。
●4月の吉野の桜見物には参りました。例年より10日も早い開花だったため、奥千本(頂上)まで車で攻めたのにも関わらず、ほぼ散り去っている状況でした。観光客は沢山いましたが、これは観光ツアーのキャンセルが不可能だっただけのことでしょう。花(桜)も観る阿呆も散々の吉野でした。私の吉野詣も満開予想の週を選んだのですが、思いのほかの暖春で開花が10日も早まったのであります。ということで、今年の「蛍狩り」も早めに計画しました。私の生まれ故郷へのツアーです。スタッフ総勢13人で2陣に分かれて、昼組と夕方組で出発しました。昨年は6月11日に帰っているのですが、今年は蛍の出現が早いのではないかと思い、2週間の前倒しで出かけました。昨年は数百の数でしたが、今回はその数分の一でした。それでは物足りないと、先週の週末にも帰りました。1週間で1.5倍に増えていましたが、昨年にはまだまだ及びません。今週末か来週早々にも3度目のトライをしようかと迷っています。※桜の開花予想にはいくつかの方法(計算法)が提案されています。その一つが「600度の法則」で、「2月1日以降の毎日の最高気温を足し上げ、その累計値が600度を超えた日に桜が開花する」というものです。6月6日。