●旅でのご当地グルメ。食い物の旨さ加減というものは百人百色だが、こと旅グルメとなるともう一つ重要なファクターが加わるそうな。旅程が長い程、美味さの格が上がるという。遠くて路銀が高いほど、旅人のご当地グルメ評価は増すのである。しかるに高知の鰹のたたきと讃岐の饂飩には格別の期待をしていたのだ。が、どうして立ち寄った店が悪かったのか、不漁だったのか、高知の鰹はもうひとつであった。讃岐の饂飩は、金刀比羅宮の階段を400段以上も昇降した直後のためか、宮崎の讃岐饂飩よりは増しであったなあ。いずれにしろ、小生は旅でのグルメには期待していないというか、食い物は二の次である。この譚、旅行から帰って来た人の食い物の自慢は、旅の距離と旅費に比例する・・・・・・可能性が高いから、そのつもりで聞き流したほうが無難ですよ・・・・・・ということです。6月24日。