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今週のつぶやき親仁・2018年8月19日(日)~8月25日(土)

●23日、昭和天皇が85歳だった1987(昭和62)年4月の元侍従の故小林忍氏の日記に、「仕事を楽にして細く長く生きても仕方がない。辛いことをみたりきいたりすることが多くなるばかり。兄弟など近親者の不幸にあい、戦争責任のことをいわれる」と漏らしたことことが記載されていた・・・・・・ことが報道された。長崎の元市長や名のある政治家も堂々と昭和天皇の戦争責任を発言してきたし、今も憚らずに主張する政治家が少なくない。多くの国民もそう思っているのであろう・・・・・・がしかし、戦後ずいぶんと時間が経った今、戦争責任は軍部上層部や思想家、マスコミに限らず、国民ひとりひとりにも少なからずの責任はあった・・・・・・と言う考え方に傾いているのであろうが。爪の先ほどの微塵も責任がなかったと胸を張れる日本人はほんの一握りであろう。半藤一利氏の「歴史と戦争」(幻冬舎新書・2018)の98ページの「神風特別攻撃隊について天皇は」に、「昭和十九年十月二十五日、神風特別特攻隊による最初の体当り攻撃が行われた。二十六日、軍令部総長よりこの奏上を受け、天皇は言った。『そのようにまでせねばならなかったか。しかし、よくやった以下略」。8月24日。 

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