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今週のつぶやき親仁・2019年1月6日(日)~1月12日(土)

●ある新聞の正月特別号の数ページの四方八方の隅に歴代の年号が羅列されていた。そもそも元号とはいかようなものか、西暦がなかった遠い昔、中国に習ったのであろうが、日本では和暦とされ、皇極天皇時代の大化(745年7月17日~650年3月22日)を起源に、今の平成まで実に231(南朝を正統としての)の元号がある。「一天皇一元号」制は明治になってからで、それ以前はいろんな理由で改元されてきた。例えば〇〇国(国内)の国主が白雉を献上したとか、白亀を献上してきたとか、黄金であったとか・・・・・・そのレベルでの改元であった。後の方では、天皇の崩御は勿論のこと、地震や火災などの天災によっても(容易にか安易にか、はたまた厄除け的にか)改元がなされてきた。ちなみに初代天皇は神武天皇であり、明仁今上天皇(平成天皇)は125代である。神武天皇から14代の仲哀天皇までは神話時代の天皇であり、実在は15代の応神天皇から。そして大化(飛鳥時代)の皇極天皇(在位は642~645、没年は661年で生年は不詳)は35代である。:中国の現元号は民国(1912~)で、始まりは武帝の建元(BC140~BC135)であり、武帝の時代だけで11の元号ありつづく。1月7日。

●新元号の公表が4月1日と、首相が訪問先の伊勢市で発表。この発表日については官邸と保守派との間でせめぎあいがあったという。が、果たして国民は、そして天皇はその「せめぎあい」とやらにどのような意見を持ち合わせているのだろうか。その公表や公布、施行の日にちについては複数案があるか、あったようで、要は、「事前(5月1日の新天皇即位)公表を認めれば、今の天皇陛下が新元号の政令を公布することになり、天皇と元号は『一体不可分』との伝統が崩れかねない」・・・・・・というのが保守派の主張であり、新天皇即位の5月1日に政令公布し、施行は6月1日とするものだ。我々愚民からすれば、そんなのどうだっていいじゃん・・・・・・の譚であるが。つづく。1月6日。

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