●そこで毎月勤労統計調査の不正問題も今国会で真相解明がなされ、そしてなによりも新たな効率の良い調査方法を見出してもらわなければなりません。与党も野党もへったくれもありません。毎月勤労統計調査ばかりでなくその他多くの国の統計調査の仕組みを根底から洗いなおすべきでしょう。私の家にも調査員が回ってきましたが、今の時代、果たしてこのような原始的な方法しかないのか・・・・・・甚だ疑問であります。私も学生時代、(NHKか何かのアンケート調査でしたか)家庭訪問をして10ページも20ページもある用紙を預け、1週間後に回収するというバイトをしたことがあります。(40年も前のことなので記憶が曖昧かもしれませんが)。その時代とあまり進化しない調査手法であります。ネットを利用するのもありですが、信頼性をさらに高めるには会計事務所を介するか、(給与を振り込む)銀行を活用するのも選択肢でしょう。いずれにしても、要はより正確で効率的な調査方法を新たに”法的”に作成することです。それには何よりも何よりも安倍さんがリーダーシップを発揮することです。そしてそれを遵守しなかった官僚を即、首にしてもらうということです。つづく。2月8日。
●暇潰しの譚。テレビで国会中継がはじまった。多種多様な問題が山積しているのに安倍さんからの国民への説明や発信が皆無と言っていいほど少ないこの数年。ぶら下がりの発言だけじゃ国民を愚弄しているのも同然である。毎月勤労統計調査も重要だが、他にも気にかかる報道は山ほどもある。例えば、「携帯電話料金の値下げについて議論する総務省の有識者会議の座長やメンバーのうち、少なくとも8人がNTTドコモやKDDIから、総額4,330万円の寄付金を受け取っていた。」(共同通信)。このお手盛り寄付金を受領したのは国立大学の研究者。違法性はないが、公平性や道義的に大問題である。これによって携帯電話の引下げに手心が加わるのは世の常のことだ。こんな輩ごときの有識者しか、この日本にはいないのか。先ずは政府がこのような人物を選択することを規制すべきである。つづく。2月8日。
●暇で時間を持て余している吾輩。小説を読むにも気力と体力が必要だ。知らないか、あるいは曖昧な単語があれば電子辞書を使い、何よりも真実の歴史はどのような解釈なのか、逐一調べ上げなければ納得しない質なので、遅々としてページがすすまない。楽な時間潰しはテレビなのだが、これがまた芸能界の浮いた話ばかりなので、気が滅入るばかりで活力の創造には程遠いツールでしかない。いまケーブルの時代劇チャンネルで新選組血風録(司馬遼太郎原作)を10回連続(毎週木曜日午後10時)で放送中である。近藤勇は渡哲也、土方歳三は村上弘明、沖田総司は中村俊介、そして芹沢鴨役は松山千春・・・・・・。第五話「前髪の惣三郎」は加納惣三郎の衆道の譚。惣三郎という人物は実在したのだが、衆道に関しては司馬さんの創作。司馬さんが小説を書く毎に、「この場面(文章)は歴史的事実?」という読者からの問いが多くあったと話している。「小説ですから」が毎度の応え。この新選組の衆道問題は確かに近藤勇の書簡にあり、多少の困惑を吐露しているのを司馬さんが利用したと云う。つづく。2月8日。