●10連休が終了・・・・・・10日目の5月6日の朝、スタッフのひとりが「日の丸が見当たりませんが」・・・・・・と訊ねるので、「きのうのうちに仕舞ったよ。日の丸は国民の祝日に限るんだ。(代休の)国民の休日には揚げません」・・・・・・と教えてあげました。それでは国民の祝日を復習してみますか。2018年までは以下の15の祝日がありました。
①1月1日(元旦)
②成人の日(1月の第2月曜日)
③建国記念の日(2月11日・旧暦で神武天皇が即位した日)
④春分の日(3月20日か3月21日。彼岸の中日)
⑤昭和の日(4月29日・昭和天皇の誕生日)
⑥憲法記念日(5月3日・日本国憲法の施行日)
⑦みどりの日(5月4日)
⑧こどもの日(5月5日)
⑨海の日(7月の第3月曜日)
⑩敬老の日(9月の第3月曜日)
⑪秋分の日(秋の彼岸の中日=秋分の日)
⑫体育の日(10月の第2月曜日)
⑬文化の日(11月3日)
⑭勤労感謝の日(11月23日)
⑮天皇誕生日(平成天皇の誕生日の12月23日)
つづく。5月7日。
●令和がスタートした。私のその思いのひとつを文章にしてみました。どうぞ・・・・・・
▼令和への改元を機に、最近日の丸の国を購入した。私が子供の頃の祝日は、どの家も玄関先に日の丸を揚げたが、なぜか今はほとんど見かけない。
▼現在世界には約200の国が存在し、それぞれに国旗がある。そもそも国旗は人や物を識別するためにある。幕末、島津斉彬は江戸に向かう昌平丸に日の丸を掲げたが、その訳はこのころから外国船と区別するための標識が必要とされたから。これが日の丸が国旗となる始まりという。
▼しかし日の丸誕生の歴史はさらに古く、その原型は文武天皇の朝賀の儀(701年)まで遡るという。むろん日の丸は太陽を意味し、皇祖神の天照大神は太陽神であることから、日の丸を天皇と直結視する考えも一部にある。また国を識別するという性格から戦争を想起する人もある。様々な意見や団体が存在するが、最近の世論調査では8割以上の国民が日の丸を国旗と是認している。
▼「日本に生まれてよかった」と多くの人が口にする。国旗掲揚は愛国心の表現であり、間違っても軍国や民族主義と結びつけてはならない。5月1日は、麗(=令)しい平和を願って、日の丸を揚げる。
5月5日。