●もう一つの功は、国会議員にもミーハーのなんと多いことか、が知れたことであります。トランプ大統領夫妻が観戦した大相撲で、ちゃっかり件の溜り席に座っていました。私がテレビで確認しただけで、元・現含め少なくとも4人の御仁がいました。いちばんテレビに映る正面に鈴〇宗〇氏、〇村〇夫氏、〇沢勝〇氏、そして4人目が他の方面の溜り席の中〇〇直氏でした。溜り席は法人や相撲に貢献した団体や個人などに優先的に配慮した席ですので、その席を持っている人と関係があったり、知人を介して頼めば希望する日を譲ってもらえます。野球など他のスポーツでもある年間通しの座席券と考えたらいいでしょう。正面の溜り席では大坂場所常連の大村崑氏が有名ですが・・・・・・本場所中も(1日だけだったと思いますが)張本勲氏が溜り席に座っていました・・・・・・。いずれにしても今回はあまり見慣れない面々が登場していましたので・・・・・・やはりみーミーハーなのでしょうか。どうでもいいことですが・・・・・・。5月28日。
●トランプ大統領訪日の功罪の功・・・・・・の筆頭は、何と言っても新皇后・雅子様のベビーフェイスならぬプリンセススマイルでしょう。もともと雅子様は海外高貴人との交流を強く望まれ、もっと言えば、そのために徳仁・今上天皇の妃になったとも報道された・・・・・・と記憶しています。それを宮内庁が抑え、極端に制限していたのではないか・・・・・・むろん初めのころは男子の世嗣を生むことに専念したため、体調が崩れていったかもしれませんが・・・・・・ともあれこれ以上は週刊誌のする仕事ですので、無用の詮索はやめます。水を得た魚のようで、見ていて今後への期待が増してきました。つづく。5月28日。
●相撲観戦したトランプ大統領夫人の表情はポーカーフェイスなのか、興味がまったくないのか、それとも「なんとも野蛮なスポーツ」とでも映ったのか、あまり楽しそうには見えませんでした。あれだけのセッティングなのだから、少しのニヤリくらいは見せて欲しかったが。観客はもとより、力士もペットボトル厳禁だったらしく、土俵に向かう前の水分補給ができなかった・・・・・・という。ルーチンに狂いが出て、本来の力量が発揮できなかったか。優勝の朝乃山も有終の美技で勝てなかった。5月28日。
●相撲には「維持員制度」というものがあります。日本相撲協会のホームページから抜粋すると、
▼維持員とは
大相撲は単なる格闘技というだけでなく、1500年の歴史を持つ我が国固有の伝統文化であります。その歴史の外郭には、相撲をこよなく愛し、造詣深くご尽力いただく方々が常に存在し、一体となって維持発展して参りました。今日、その方々は「維持員」として日本相撲協会の維持と存立を確実にし、その事業全般を後援すると共に大相撲が未来永劫、親しまれますよう、制度として確立されております。
▼種別
維持員には、普通維持員、特別維持員、団体維持員の3種類があります。
▼維持費[6ケ年]
東京地区:4,140,000円以上
大阪、名古屋、福岡地区:1,380,000円以上」
とあります。東京の国技館では年間3場所ですから、3場所×15日×6年間=270回分の座席となります。それを例えば600万円とすれば、1回(1日)分が約2万2千円万円です。5月26日。
●大相撲千秋楽の最後の3番をトランプ氏が升席から鑑賞するという。きのう優勝が決まった平幕の朝乃山に一回きり(2度あってはならない)のトランプ杯なるものを贈呈するらしい。相撲が好きなのか、興味があるのか、はたまたおちょくりなのか・・・・・・真意は量りかねますが。わたしも近々相撲観戦をしてみようかと考えています。そこで相撲の座席の知識を披露しましょう。土俵下の「溜席」(66cm×63cmの座布団あり)は、俗称で「砂被り」と言われています。物言いの審判が座るところですが、全部で500席あるそうです。うち約300席が「維持席」と言われ、相当のお金を払って年間契約するようです。残りの狭き門である約200の座席を争奪するのであります。そして今回、トランプ氏が座るのが升席(4名/マス、土俵からの距離でA・B・Cあり)で、2階の椅子席(A・B・C)と自由席があります。溜席には、土足厳禁(通路との出入りも履物禁止)、水を含め飲食禁止、写真撮影禁止など、厳しいルールがあります(何と言っても相撲は神事です)。わたしのような焼酎くれには向かない席ということです。相撲にも熱狂的なファンが大勢います。きのう優勝が決まって(わたしもそうですそうですが)良かったのでしょう。(独特な大声援や飛ぶ座布団を観てもらいたかった一面もありますが)。相撲ファンにとってはとんだ”とばっちり”なのでしょう。つづく。5月26日。