●国のためなんて少し烏滸がましく、聖人善者ぶってますから、孫子のためにとでも言っておきましょう。わたしも投資信託で損をしている一人なので、皆さんに少しは信用してもらえるでしょう。金融庁と、その管轄のトップの大臣が金融投資を推奨するなんて、これは体のいい一種の詐欺でしょう。念のため、以下に6月3日の日経新聞の記事を掲載しておきます。
「▼金融庁は3日、人生100年時代を見据えた資産形成を促す報告書をまとめた。長寿化によって会社を定年退職した後の人生が延びるため、95歳まで生きるには夫婦で約2千万円の金融資産の取り崩しが必要になるとの試算を示した。公的年金制度に頼った生活設計だけでは資金不足に陥る可能性に触れ、長期・分散型の資産運用の重要性を強調した。▼金融庁は、95歳まで生きるには夫婦で約2000万円の金融資産の取り崩しが必要になるとの試算を示した。▼金融審議会で報告書をまとめ、高齢社会の資産形成や管理、それに対応した金融サービスのあり方などを盛り込んだ。平均的な収入・支出の状況から年代ごとの金融資産の変化を推計。男性が65歳以上、女性が60歳以上の夫婦では、年金収入に頼った生活設計だと毎月約5万円の赤字が出るとはじいた。これから20年生きると1300万円、30年だと2千万円が不足するとした。▼長寿化が進む日本では現在60歳の人の25%は95歳まで生きるとの推計もある。報告書では現役時代から長期積立型で国内外の商品に分散投資することを推奨。定年を迎えたら退職金も有効活用して老後の人生に備えるよう求めた。」。どうですか・・・・・・こんな連中に国を任せて、この国は本当に大丈夫ですか。つづく。6月9日。
●もう10日ほど前になるだろうか、何か良い発案はできないものかと、宮崎駅前のami roadを物色に行った。金曜の昼間だったので閑散の極みだったが・・・・・・。来秋にはアミュプラザ宮崎が開園(?)するとのことなので、なにか投資物件でもないものかと考えたのだが。むろん自分の老後を考え、老後の資金を自身で稼ぐためだ。そうしたら折も折、「(年金以外に)老後資金は2000万円が必要」「金融投資をして稼ぎましょう」・・・・・・なんてとんでもない目をぎょとするようなニュースが飛び込んできた。実際、われわれより若い世代は年金なんて期待できないとの認識が常識化している。だから老後を健康で楽しく、そして国の世話にならないで、逆に死ぬまで税金を納めようと考えているのですぞ。それがなぬ、投資もいろいろござんしょうが、信託などの「金融投資」とは何事ぞ・・・・・・憤怒の極みどすえ。つづく。6月9日。