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今週のつぶやき親仁・2019年7月21日(日)~7月27日(土)

●大船渡高校では今朝から、「なぜ佐々木君を投げさせなかったのか」との抗議の電話が騒がしいらしい。彼の菊池雄星投手(花巻東出身)が、「高校生にとっては、『今、この瞬間』みたいなところがある。でも、僕は幸運にもその後、こうやって投げてるわけですから。逆にそれで怪我をしてしまって、大学以降投げられないというピッチャーも大勢いるわけなんでね。だからこそ僕が言うのは難しい部分はあります。ただ厳しい日程なのは間違いないですよね」・・・・・・と持論を披露している。私も彼の意見に賛成ですな。大船渡と同じく昨日が決勝戦の千葉の習志野は甲子園出場を決めたが、準決勝は一昨日であり、連日の試合だった。今の高校野球では、準決勝と決勝の間に休養日を設けない都道府県の方が少ないように思われる(要調査)。宮崎も当初の予定の決勝戦は7月24日であったが、梅雨が長引いたためかなりの順延となった。このまま晴天が続くいても7月29日が頂上決選日です。それでも一日の試合数や休養日を変更することなく、準々決勝も2日間に分け、準々決勝と準決勝の間、そして準決勝と決勝の間にそれぞれ休養日を設けているのだ。宮崎の日程なら佐々木君も決勝で先発した可能性が高いのだが。つづく。7月26日。

●承継・・・・・・大船渡高校の初戦は7月16日の2回戦(vs遠野緑峰)で、佐々木投手は2回を投げました。次戦の3回戦(vs一戸)が7月18日、佐々木投手は6回を投げました。4回戦(vs盛岡四)は7月21日、佐々木投手が先発し、この日は延長12回を投げ通し、球数は194を数えました。そして準々決勝(vs久慈)の7月22日は登板なしでした。そして7月24日の一関工との準決勝は先発で完投し、9回で129球を投げました。そして7月25日の決勝は「体の張り」から登板することはありませんでした。大谷翔平投手が甲子園で投げた時、どの程度の体格だったのか、今から調べないといけませんが、佐々木投手を画面で見る限りでは、その体格は骨細で(身長は190cmです)いかにも脆弱な印象を強く受けます。石にでも躓いたら脛骨か前腕骨でもポキッと折れてしまいそうな危うさを感じます。つづく。7月26日。

●スーパー高校生の佐々木朗希投手・・・・・・大船渡高校まで(ついでですが)足を運んだ親仁ですが・・・・・・どうして行ったのかと言うと、(この「つぶやき親仁」でも書きましたが) 岩手県の碁石海岸を旅した際、散歩中の御婦人が「佐々木朗希投手の父親は先の震災で陸前高田で被災し、朗希君は母親の実家のある大船渡に越したんです・・・・・・」と語ってくれました。私もその時初めて彼が震災遺児であること、名前も「ろうき」と読むのだと知りました。その足で宿のホテルの大船渡まで戻り、夕刻、もしやして練習風景が観れるのではないかと仄かな期待を抱いて市内北部の大船渡高校まで車を走らせたのです。きのうは花巻東との決勝戦、パソコンの画面にへばりついて観戦しようとはりきっていたのですが、試合終了まで彼の登板はおろか打者としての登場も叶いませんでした。彼は今夏、4試合に登板し、計29回で435球を投げ、9安打2失点の剛腕を見せてくれました。最速は160キロ、毎回の51の奪三振でした。どうして投げなかったのか、監督はどうして投げさせなかったのか・・・・・・疑問が噴出するのも分かりますが・・・・・・。つづく。7月26日。

●「雲は湧き 光溢れて 天高く 純白の球 今日ぞ飛ぶ・・・・・・」。これがかの有名な「栄冠は君に輝く」の一番の歌詞であります。天高く入道雲(積乱雲)が昇り湧くような状況では全然ありませんが、久しぶりに青い綺麗な空を見上げました。暇な私には絶好の時季が参りました。まだサンマリンへ足を運ぶ機運ではありませんが、ケーブルテレビで県予選を観戦しながら、もう一方でSPORT BULLの「バーチャル高校野球」も視るのであります。特に今日は大船渡高校の佐々木朗希投手の完封も視れましたし、習志野高校の延長サヨナラ試合も楽しませてもらいました。有難い時代です。千葉は準決勝でしたが、甲子園の決勝戦でもおかしくない高レベルの好試合でした。佐々木朗希投手の、きょうの最速は157キロで、15Kの2安打でした。然し、やはり高校野球は炎天下で球場での観戦にかぎりますが。大船渡も習志野も甲子園大手!!! つづく。7月24日。

●今日はすっきりではないにしろ、どうも梅雨が明けたような気配です。明日の23日は完全な明けでしょうが。高校野球も宮崎第一(vs高鍋・6対4で8回に逆転して勝利)と日南振徳(vs宮崎工業・4対3)がそれぞれ勝ってベスト8が揃いました。第1シードの日章学園と第8シードの聖心ウルスラが初戦敗退し、第5シードの高鍋も姿を消しましたが、他の5つのシード校はベスト8入りしました。シード校以外の3校は日章学園を下した都城工業に、日南振徳、小林高校であります。それはそうと注目の大船渡高校ですが、佐々木朗希投手の登板なく(温存)しても、対久慈高校戦で2試合連続の延長戦を制し、ベスト4入りしたそうです。あと2試合勝てば甲子園出場が決まります。選抜優勝の東邦は惜しくも早々と負けましたが、大船渡の佐々木朗希投手に日大三高の井上広輝投手、横浜の及川雅貴投手、星稜の奥川恭伸投手、創志学園の西純矢投手など(22日現在、いずれも予選を勝ち進んでいます)……今夏も精鋭(スーパー高校生)は充実しています。ベスト8に残った宮崎の高校も140キロを優に超えるストレートを投げる投手がいます。準々決勝、これからが伸代の大きさを見せつけられる正念場です。自分とチームの仲間を信じて歓喜のプレーを、頼みますよ。つづく。7月22日。

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