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5月12日(火)-世紀の「ゴールデン・ボーイ」の引退会見-

 元6階級制覇チャンピオンのオスカー・デ・ラ・ホーヤ(米国、1973年生まれの36歳)が引退した。正統派で世紀の天才ボクサーがリングを去った。最後の試合は昨年12月のマニー・パッキャオ戦で、敗退した。印象に残る心(胸を)打たれる引退会見だったので掲載した。

 「ご出席、感謝しています。ずっと僕を支え続けてくれた人たちの顔が見えますね。そして・・・、この4ヶ月間は僕にとってとても難しい時間でした。僕は・・・、引退を発表します。5歳からボクシングを続けて、愛を注いできました。ボクシングは僕の情熱であり、それをするために生まれてきたのんです。最高のレベルで戦うことができなくなった今、試合を続けることは自分にもファンに対しても正しいことじゃない。リングでの戦いは終わりだと決断しました。でも、この決断は・・・、まず第一に、リングで、ファンや自分をこれ以上ガッカリさせたくないからです。そして僕の子供たちの成長をそばで見守りたいんです。そして、これからもボクシング界に貢献し続けることができると思います。何度も迷った末の結論です。本当に辛い結論でした。でも、今はボクシングの将来に目を向けています。私は学校や病院をつくってきました。社会貢献を続けることも楽しみにしています。リング外で、出来ることに全力を注ぎます。リング外でも人々に残すことが出来るものがあるから、それはリングで僕が達成した事と同じく重要です。妻に感謝します。いつも支えていてくれて、本当に大切なことは何かを教えてくれた。愛してるよ。そして、ありがとう。」-2009年4月14日に引退を表明した会見・WOWOW「エキサイトマッチ」の日本語字幕-

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