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今週のつぶやき親仁・2020年5月10日(日)~5月16日(土)

●わたしの好きなブランドのひとつであるAquascutumを手掛ける東証1部の衣料品大手の「レナウン」が15日、民事再生手続きを開始すると発表。「新型コロナウイルスの感染拡大に伴い、主要取引先だった大手百貨店が休業となり、大きな打撃を受けた。負債総額は138億7900万円。帝国データバンクによると、上場企業の経営破綻は今年初めて。コロナによる経済縮小の影響が大手企業に及んだ。」との報道。周知のようにAquascutumは、元はイギリスの会社で、その本家も倒産し、レナウンも倒産し、今はどちらも確か中国企業の傘下にあると知ってはいたが・・・・・・レナウンの又しての破産である。いずれどこかの会社に買収されるのであろうが、コロナ共々今後どのような前途が待ち受けるのであろうか。
▼これに関連して3日前、これも贔屓の帽子の「Borsalinoジャパン(株)」からダイレクトメールが届いた。内容は、同封のカタログの定価から大幅値引きするという。Aquascutumと同じ運命にあるのでは?と危惧。帽子はサイズを指定して、(しかしハンドメイドなので同じサイズでも個々で合わないこともしばしばだが、不安ならひとサイズ上を注文して)・・・・・・もし大きければ、その微調整は専用グッズで簡単にできるから、心配は無用なのだが・・・・・・
▼アパレルの場合、袖や裾の長さ調整は帽子のようにそうは簡単に問屋が卸さないから厄介だ。が、もし先方に袖や裾の調整に必要なデータがあれば、必ずしもデパートなどの販売店舗は必要でない。(現にカタログを見てデパートに電話し担当者にその旨を伝えれば、所望の商品が届きますから)。それが叶わないなら最寄りの洋裁店に依頼すれば袖や裾直しくらいはお茶の子さいさいでやってくれますぞ。コロナ後のアパレル業界などは、このような事業形態が「ZoroZoro」(”ZOZO”)と出現するでしょうな。
つづく。5月16日。

●13日のWHO見解・・・・・・「このウイルスは、地域に存在する単なる風土病ウイルスの一つになるかもしれず、決して消えないかもしれない」とし、「エイズウイルス(HIV)は消えたわけでないが、われわれは同ウイルスと折り合いをつけることができた」と指摘。よりもよってHIVを引合に出しての警告的発表ですから、今後のロックダウンなどの性急な制限解除に対する諫言なのでしょう。ある学者によれば、新型コロナ感染後の抗体持続は半年とも・・・・・・今のインフルエンザや他のコロナウイルス感染の抗体推移を鑑みての意見でしょうが、再感染や再々感染の可能性も十二分にあるということです。むろん他のウイルス疾患同様、2度目からの感染は抗体産生のスピードがはやいなどの理由で、初回よりもその重症度は抑えられるのですが(一般論です)。つづく。5月14日。
 
●朝令暮改のコロナ情報バージョンとでも云おうか、朝のコロナ情報が夕方には改められることもしばしばでしたが、今や一億総コロナ博士の状況です。博士ですから生活変容に対応したフィロソフィーも持ち合わせております。そこでこれからいつまで続くであろう新たなコロナ生活様式のための、現在まで定着したかあるいは確固たる裏付けのある最低限の必要知識を列挙してみましょう。
環境の違いによるウイルスの生存期間(米疾病対策センター=CDCとカリフォルニア大学ロサンゼルス校・プリンストン大学の研究チームが米医学誌「ニューイングランド医学ジャーナル」に発表)
・空気中(エアロゾル=1~5ミクロン=人間の髪毛30分の1=空中に数時間浮遊)で3時間生存
・銅の表面(例:十円玉)で4時間
・(段)ボール紙の表面が24時間
・プラスチックの表面で2~3日
・ステンレスの表面で2~3日
・(金属・ガラス・プラスチック上では最長9日間生存。冷温ではさらに最長28日間生存。)
但し、これらのデータはあくまでSARS-CoV-2が対象だが、今回の新型コロナウイルス(Covid-19)も同様であろう・・・・・・と考えられる。

簡単で安価な消毒法
・62~71%のエチルアルコール(1分以内で不活性化)
・過酸化水素0.5%が含まれる漂白剤(1分以内で不活性化)
・0.1%の次亜塩素酸ナトリウムが含まれる家庭用漂白剤(1分以内で不活性化)
他のコロナウイルスは高温多湿の環境で早く死滅するが、SARS系のコロナウイルスは高温多湿にも他のコロナよりも耐性持ち・・・・・・という考えがある。
つづく。5月12日。

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