●政府・官邸が超法規的措置である「釈放」を決めたのは明らかだろう。そうでなければ、国家ではない。外交で勝った負けたと騒いでいる政界とマスコミ。だが、今回の問題は、世界の中で日本が置かれている立場を明確にしてくれた。逆に、中国政府に感謝しなければならないくらい、重要なメッセージが日本国民に送られた。一方で、経済立国日本としてはこうするしか手がなかった。いずれにしても、今回、日本が「民族あるいは国家としてどうあるべきか」を大いに議論すべき契機を与えられたという点では、日本の勝ちだ。9月25日。
●「中華が 訓えてくれた 大和魂(こん)」。中国人船長釈放問題。①日本経済のアキレス腱のレアメタル(希土類=レアアース)(レアメタルに限ったことではないが象徴的資源)。②アメリカ・オバマが中国との仲介役を果たしたのではないか。③日米安全保障条約の重要性が再確認された。④日本国防の全面的な見直しの必要性。⑤領土問題に対する真正面からの外交施策。⑥資源の無い国の外交戦術の早急な見直し。⑦自給率39%の農産物も全く保障されたものではない(早急の農業再興)。ナショナリズム再興のアレルギーと平和ボケが渾然とした日本。今回の事件はこの上ない教訓を教えてくれた。「国とは何か、日本人とは何か」を考える良い機会だ。9月24日。
●「口蹄疫 ペットも惨禍 光あれ」。最近来院した○歳のM.ダックスの○○は○○町の農家で飼われていた。この度の口蹄疫惨禍で手放さざるを得なくなり、譲渡会で貰い受けたという。犬や猫にも本来の飼い主との離別という厳しい現実が残った。ペットにも希望と光明があることを祈った。9月24日。
●「世紀末 商戦がもう 始まった?」。「歳末商戦の口火が、ダイエーによって切られた」とのニュース。早いよな、もう正月か。この猛暑で何もかもが狂った「世紀末商戦」だ。こんなんでも鬼は笑うのだろうか。9月24日。
●「一見の こころ抱き込む 繊細さ」。休日の愚妻は食事の支度も面倒そうだ。今夕はいつもの○○亭に行ったが、生憎の休み。そこで初めての店へ。そこの女将が常連らしき客に曰、「最近めっきり客足が遠のいてねぇ~・・・」。「外食は贅沢」と言われた時代は遠の昔。客の舌も随分と肥えた。昔の味のままで、昔のままの商売をしていたら、滅びるしかないな。客が少ないのが、景気や政治や客のせいだと思っているのは勉強不足で”おつむがメデタイ”人間だな。客の心を奪取するのは、やはり「繊細さ」だな。小谷真生子の「ワールドビジネスサテライト」を見るべきだな。9月23日。
●「嫌煙家 たばこ値上げで 酒美味い」。小生は文字通り「嫌煙家」だ。居酒屋で吹かされたら、酒が不味くて気分まで害する方だ。煙草税が上がって煙草を止める人間が増えることは大歓迎。煙草は「百害あって一利なし」。9月23日。
●「授粉で ミツバチ役の わが愚妻」。ミツバチがめっきり減った。「花が咲いた」と喜んでいるのは、オメデタイ。人間がミツバチに代って人工授粉してやらなければ、実は生らぬ。9月23日。
●「載らぬなら 新聞取るの 止めようか」。「五七五 一字読み漢字 探しつつ」。以上が、1時間半居た野球場での「万柳」5句。写真有。9月23日。
●「球場で 万柳ひねる 俺がいる」。「どこもいる ボールボーイの ような役」。「人生も いざと言う時 滑り込み」。今日から高校野球の第127回秋季九州大会・県予選が始まった。早速、試合を見に出かけてみた。この大会は春の選抜に直結する、夏の甲子園大会・県予選に次いで重要。9月23日。
●○○市が導入した、救急車から病院のドクターへの映像送信システム。興味があったので一昨日、○○市役所へ問い合わせたところ、救急車1台だけだが7千万円かかったという。映像はハイビジョンレベルなそうな。夜間救急病院では電話や光通信で送られてきたレントゲンでアドバイスするが、映像が見れればかなり的確で正確な助言ができるのだが、・・・7千万円は手がでないが、ちょいと高過ぎだな。行政はどうせ税金だと思って、システムや業者の選考が甘いな。9月23日。
●「剛腕も 鳩も観たかな 名月を」。情報では、東京もいっとき「名月」が観れたとのこと。日本人、皆どんな想いで「名月」を拝んだことだろう。親戚が入院中だ、早い快復を祈願した。9月22日。
●「名月や ああ名月や 名月や」は芭蕉の句と思ったら、どうもそうではないらしい。芭蕉の句は「名月や 児(ちご)たち竝(なら)ぶ 堂の縁」。十五夜は、月に似せて団子を作り、旬の作物やススキを供えた。この時期の旬の代表格が「里芋」であることから、「芋名月」ともいうらしい。昔はその供え物を狙って、子供が御堂に並んだのであろう。目に浮かぶ光景だ。明日は一六夜(いざよい)で満月。秋分の日(彼岸の中日)だ。先祖さまに感謝。9月22日。
●「もうけたな 予報外れて 名月や」。能天気な予報が外れて、「仲秋の名月」が観れた。仲秋の名月は陰暦8月15日の月。「月観て一杯」は花札か。月を愛でて、その後に涼しい処で一献やるきゃないな。9月22日。
●「副大臣 貫禄不足は 見慣れぬだけ?」。副大臣が決まったが、なぜか頼りない「男ども」だ。バリバリ働いて、研鑚を積んでもらいたい。9月22日。
●「予報士は なんとでも言う 能天気」。スーパー猛暑のあとは「極寒の冬?」。最後は決まって「今後の予報に注意」。羨ましい、何でも言える能天気な職業だ。9月21日。
●「東知事 今やオオカミ 少年化」。当然起こる「都民は宮崎県人ほど馬鹿でない」の声。99%は都知事選出馬。1%は知事が派閥争いを繰り広げた以前の県政に逆戻りすることを懸念しての、県知事再出馬。腹黒い、県民を虚仮にした、高慢ちきな、思わせぶりの、ふざけた、反吐がでそうな性癖の持ち主である。県の行財政を何ら変革しなかった、功績ゼロの似非(えせ)政治家。口蹄疫復興はまだ緒。また始まった金曜から3泊4日の東京通い。そんなんで「都政」も「東国原新党」もへったくれもあるかよ。自惚れも度が過ぎて、病の域だ。1%でも県の事を思っていたのなら、後継ぐらい育てて置けよ。9月21日。
●「ひところの 嘘発見器 いま何処」。DNA鑑定や薬物を特定する科学捜査。○尾容疑者や○木局長(検事の作文で無罪)、剛腕代議士、鈴○衆議院議員・・・・・、高精度の嘘発見器があったら重宝だねぇ~。その昔良く聞いたが、最近はさっぱりだ。まずは検察の検事を嘘発見器にかける必要があるが、・・・。9月21日。
●「口蹄疫 花火の遠音 掌を合わす」。宮崎市の納涼花火大会は例年8月の第1土曜日だったが、今年は口蹄疫惨禍で本日の彼岸の入りになった。1万発が打ち上げられ、2千発は花火関係業者の「今までのお礼」というが、「鎮魂の想いの火」であろう。大淀川から本郷北方まで、直線で5キロはあろうか。遠くで花火の音がする。9月20日。
●「東知事 ここまできたら 紙面そっぽ」。これだけ宮崎県民を愚弄したら、県民からは「四面楚歌」だよな。まともな新聞やマスコミはそっぽを向くだろう。9月20日。
●「万柳に 占領された 我がアタマ」。「連休? 万柳があるから 大丈夫」。「秋の大型連休」。心配するな、親仁には「仲畑流万能川柳」の作句がある。9月20日。
●「首領(ドン)決まり 台風一過の 民主党」。代表選が終わり、政策論争が影を潜めかけている。前以上にドシドシ論戦を交わし、マニフェストを研磨してもらいたい。9月20日。
●「万柳の 投函ポスト 変えてみる」。宝くじではないが、ポストを変えると掲載されそうな、淡い期待。本郷北方界隈のポストはJAに、コンビ二に、月見ヶ丘郵便局。万柳に祝・祭日はない。9月20日。
●「女房が 万柳はがき 買いに行く」。川柳の投句は葉書1枚で5句まで。愚妻が数日前10枚買ってきてくれたが、もう残り3枚。9月20日。
●「マンゴーも 地鶏も牛も モーいかん」。そのまんまな知事が唯一残したマンゴー・地鶏・宮崎牛の全国展開。しかし、そこは宿命で、高知県などの県外や海外のマンゴーが新規参入したりで、今や暴落状態。地鶏も然りで、牛に至っては口蹄疫惨禍で御覧の通り。2人3脚だった関係者も後悔しきりとのことだ。9月20日。
●「東知事 遺したものは スクランブル」。宮崎県庁と物産館前の交差点がいつのまにか「スクランブル交差点」に変身。これまで、市内で同交差点があるのは橘通りの一番街前だけ。彼が去ったら、元に戻してもらいたい。9月20日。
●「パソコンで 「仲畑貴志」 検索す」。「万柳の 選者の顔 拝みたい」。「仲畑流万能川柳」の選者・仲畑貴志氏は1947年生まれの、職業はコピーライター。京都府出身。9月20日。
●「東知事 ミヤザキだから うかったのよ」。県議会で執拗に攻められても表明しなかった進退問題。今日の明け方、読売新聞が配信。議会も県民も舐められたもんだ。「都知事選」? なんでも好きにやってくれ。9月20日。
●「何か変 政治と料理のナレーターが同じ」。鹿児島読売テレビ(KyT)の「真相報道 バンキシャ」と宮崎放送(MRT)の「チューボーですよ」のナレーターが同じ。政治が上手く料理された感じで、妙。9月19日。
●「白鵬の 千代の富士越え 文字通り」。「白鵬の 双葉山越えも 文字通り?」。白鵬がきのうで54連勝達成。小生は相撲を所望としないが、大鵬や初代・貴乃花、北の湖、千代の富士の時代までの優勝が決まる終盤にはテレビに釘付けになった記憶がある。白鵬も朝青龍が現役であったり、他に宿敵がいるなら、この記録達成は不可能であったに違いない。運の尽きでなく、運が付きまとった結果である。9月19日。
- 供え物をして先祖を供養していた。そう言えば、今年はお袋お手製の「だご=団子」が送られてこなかったなあ~。写真は23日始まった秋季九州大会・県予選大会。球場は木花の「ひむかスタ
- 写真は口蹄疫惨禍の犬。飼い主は断腸の思いであったろうが、新しい飼い主にすこぶる可愛がられている。悲しみも日ごとに消え、犬本来の活発さと優しい顔付に戻るのも間近であろう。微
- 仲秋の名月は旧暦の8月15日の月を言う。今年の月齢は13.7であった。今月の新月(朔=さく)は9月8日(旧8月1日)で月齢は29.0であった。写真は携帯で撮った「名月」。子供の頃はまだ団子などの→
- 投句の規定に沿って投句するが、一葉で5句まで書くことができる。願いが叶ったその暁には「親仁ギャグ」で紹介するので、乞う御期待。1日に1句、「頭の体操」にはどちらかと言うと、結