●雇用しているスタッフや学生アルバイトも「ゆとり世代」の方が多くなりつつある。偏見で言わせてもらうに①競争心がない、②向上心に欠ける、③夢が無いか小さい、④変に協調性や妥協性がある、⑤自ら質問しない、⑥文句や屁理屈を垂れない、⑦体力がない、⑧男性では女性に対して積極性に欠ける・・・・・など枚挙に遑(いとま)が無い状況だ。まだまだつづく。10月23日。
●1992年9月施行の「第2土曜日休業日」から満18年が経過しているから、その時の小学1年生は現在25歳、中学1年生は31歳、高校1年生は34歳の計算になる。1995年4月施行の「第2と第4土曜日の休業日」からは満15年で、それぞれ22歳、28歳、31歳である。そして2002年4月施行の「完全学校週5日制」から満8年で、同じく15歳、21歳、24歳である。つづく。10月23日。
●OECD生徒の学習到達度調査(PISA)2003による日本の読解力は8位から14位へ、数学リテラシーは1位から6位へ、科学的リテラシーは2位のままという結果。2006年は読解力が15位へ、数学的リテラシーが10位へ、科学的リテラシーが6位へと全てでランクを下げた。これが技術立国を標榜する日本の現実だ。つづく。※リテラシー(literacy):「読み書きの能力。識字。転じて、ある分野に関する知識・能力。」(広辞苑)。10月23日。
●具体的には1980年から開始されたが、実質的な開始は2002年度からである。その間、「学習内容及び授業時数の削減」と「小学校の第1学年及び第2学年の社会科及び理科を廃止して、教科「生活」の新設」を「新学力観教育」とし1992年度から施行し、1992年の9月から第2土曜日が休業日となり、1995年の4月からは第4土曜日も休業日となった。さらに、2002年度からは①学習内容及び授業時数の削減、②完全学校週5日制の実施、③「総合的な学習の時間」の新設、④「絶対評価」の導入がその主なものだ。そして、2008年「新学習指導要領案」を告示した結果、2011年から「脱ゆとり教育」が開始される予定だ。つづく。10月23日。
●日本を悪くしたものは政治家か霞ヶ関か。いや、一昔前は「日教組(日本教職員組合)」と「日本医師会」と言われた。ゆとり教育の発端は1970年代に日教組が「ゆとりある学校」を提起したことに始まり、「詰め込み教育」の従来型に相反する。つづく。10月23日。
●「大丈夫か、ニッポン」。真央ちゃんのことも心配だが、困ったものが「ゆとり世代」だ。「ゆとり教育」は1980年度、1992年度、2002年度から施行された学習指導要領に沿った教育のことで、小学校では1980~2010年度、中学校では1981~2011年度、高校では1982~2014年度まで施行されるものだ。つづく。10月23日。
●「公務員天国」をもう一つ」。先の口蹄疫での宮崎家畜保健衛生所の初動は果たして適切であったのか、今に至っても調査・追求・検証されていない。このままだと迷宮入りされ、闇に葬られる公算が大だ。家畜の殺処分に携わった県外の獣医師は、所属県での給料はそのままでプラス同等の特別手当が宮崎県から出たらしい。海外青年協力隊(JICA)もかつては日本国内と派遣国での二重の給与がもらえた。問題の家畜保健衛生所の獣医師はじめ県職員は、給与以外に時間外などの特別手当が給付されたとのことだ。仕事の異質性からして県外者は妥当かもしれないが、感染の拡大と甚大な被害を招いたウイルス検査の遅滞など、その責任を棚に上げての二重取りは許せる範疇にない。民間では損害賠償問題であり、かつ職務怠慢での解雇に相当するレベルの話だ。10月22日。
●なぬ、「湯崎英彦(45)・広島県知事が出産後1ヶ月の育児休暇」。片や、そのまんまな知事の高校での「知事の授業」(10月22日・毎日新聞/宮崎面)。後者は「知事は片手間仕事」らしき発言者だ。円高・株安・中国問題などなどで民間は大変だが、相変わらずの「公務員天国」の日本。本来の育児休暇は「共働き」と「男女平等」から生まれたものか。英国の首相も育児休暇を取って話題を提供してくれたこともあったが、不景気で会社が倒産し自殺者が絶えない今の日本の状況で、知事職が育児休暇とはちょいと問題ではなかろうか。広島県知事もそのまんまな知事も幹部との打ち合わせや「決裁印」を押すくらいの仕事で大したものはないようだ。「行政とは何だろう」と首を傾げたくなる、昨今だ。10月22日。
●19日と20日は休みを頂いて久しぶりの東京。このために2週間の減量作戦を敷いてきた。○△kg台が○▽kg台に減少。△-▽=5へ。4kg減は確実に達成したことになる。帰宅後は体重計が恐怖でまだ乗っていないが、・・・まあ~、愉しい旅であった。「運動と 睡眠取りに 都旅」ってところか。当面の目標は△-▽=7、そして10までやってみるか。10月20日。
●18日の今日は七十二候の「蟋蟀在戸」で蟋蟀(しつそつ=コオロギ)が鳴き止み姿を隠す頃だ。そして23日は二十四節気の「霜降」(そうこう)だ。気分は初秋だが・・・、秋は確実に深まっている。10月18日。
●そこで役立つのがYou Tubeだ。が、我が拙庭に棲み付く「秋の虫」の実際の鳴き声は果たして何の虫やら。絶対音感度ゼロの小生の脳味噌は識別不可能。虫にも人間同様、音感が優れ鳴き声も綺麗な虫もいれば、その真逆もあるのだろう。音感が悪いのは親(DNA)の所為なので致し方あるまい。しかし、死ぬまでには聞き分けできぬようでは、あの世でも馬鹿にされるのは必至だ。つづく。10月17日。
●「虫の声」(作者不詳、明治43年尋常小学読本唱歌)に登場する虫は、まず「松虫」、次いで「鈴虫」、「きりぎりす」、「くつわ虫」、「馬おい」である。小生は神門生まれの為、虫の声は子守唄の筈なのが、この歳に至っても虫の姿と鳴き声が全くをもって一致していない。情けない体たらくぶりだが、親や周りから教わった記憶も無い。何でも一括して「虫が鳴いとる」で片付けた時代であった。虫の鳴き声にいちいち風情を想うような生活の余裕はなかったのだ。と言うことは、50歳にしてようやく気持ちにゆとりが出てきたのであろうか。夜が更けるほどに虫の声が気になる。つづく。10月17日。
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