●江戸時代の子育てで重要な役割を果たしたのが寺小屋(てらこや)(手習所)である。当時の寺子屋数は全国に五万ヵ所以上あったと推定されている。現在の小学校がおよそ二万三〇〇〇校であるからその多さが分かる。規模は数名から数百名まであり、二階建てや数棟の建物をもつものまであった。入学時期や入学年齢、修了時期、在学期間、指導方法、教科なども師匠によって千差万別であったが、子供達は主に黙々と手習いを練習する自習形式で、時に個別指導や一斉指導も行われた。※
余談だが、この3月で小生の母校である神門小学校も閉校となり、小中一貫体制となる。美郷町南郷区は、渡川小学校・鬼神野小学校・水清谷小学校・神門小学校、それに渡川中学校と南郷中学校の計6校が統合して、南郷小中学校になるとのことだ。若者が減り、子供が極端に減少したことに因る衰退型処置だ。村が崩壊しつつある。※小生の記憶では、江戸の人口は通してほぼ三千万強であるから、だいたい現在の4分の1であろうか。つづく。1月8日。
●「松の木ばかりがまつじゃない 時計を見ながらただ一人 今か今かと気をもんで あなた待つのもまつのうち」。これは7番まである「松の木小唄」の1番の歌詞だ。今日まで「松の内」で、「七草粥」の日だ。正月気分も今日でお別れだ。「まつのうち」も「松」と「待つ」だけでなく、「松の内」もあるのだ。※松の内:「正月の松飾りのある間の称。昔は元旦から15日まで、現在は普通7日までをいう。」(広辞苑)。※春の七草(七種):芹(せり)・薺(なずな=ペンペン草)・御形(ごぎょう=母子草)・繁縷(はこべら=はこべの古名)・仏の座(ほとけのざ=子鬼田平子)・菘(すずな=蕪)・すずしろ=大根。1月7日。
●現段階の復農は約3割という。韓国では口蹄疫に罹患した牛豚の100万頭規模の殺処分。このため牛豚の導入をしばらく見合わせている農家も多いらしい。また、家畜飼養の重労働から、野菜農家などへ転向するケースもあるとのこと。農家は大変だ。知事はじめ家畜保健衛生所の職員は本当に現場を理解しているのだろうか。全県職員が全体責任として給与の一部を返上し、再生復興に当てるべきだ。いくら口で喚いても、口だけでは、所詮口だけだ。1月7日。
●燻ぶる不信と不満。今日の毎日新聞宮崎面の「口蹄疫被害 県は責任、謝罪を」と宮日の3面「口蹄疫 責任の所在求め要望書」。論点は、家畜保健衛生所の動物衛生研究所への検体送付の遅れだ。確定診断が3週間以上も遅れ、この間にウイルスを蔓延させ甚大な被害を招いたのだ。当事者はじめ、その間の手当も規定通り支給されたから、怒りは治まらないのだ。小生も当初から叫んでいるが、その初動対応は明らかに不適切である。1月6日。
●「沽券(こけん)に関わる」。銀座・久兵衛本店の大将のコメント。意味は「評判・品位・体面などに差し障りとなる」(広辞苑)。リッキー・チェン氏との3年連続の共同購入という。いい言葉だが、日本人だけで買ってもらわないと、言葉が軽くならないか。約9割は漁師の懐に入るというから、それが一番のいい話だ。トロイカならぬトロい菅にも景気のいい狼煙を上げてもらいたいものだ。1月5日。
●3,249万円の本マグロ。築地の初競りで史上最高値。競り落としたのは銀座の久兵衛本店と例の香港飲食店チェーンだ。どちらも銀座に店を構える。物は北海道・戸井産の342キロだから、キロが9万5千円、グラムが9千5百円、10グラムで9百50円、1グラムが95円となる。鮨ネタの重さは店によって大いに違うが、平均的な重さが20グラムとすると、大トロの原価は一体いくらになるのだろう。10年ほど前に久兵衛に行ったが、ネタが小さいのが特徴だ。カウンターで頂いたが、眼の前で握りが崩れたのには参った。つづく。1月5日。
●今年に入って最大のニュースは「せんとくん」が奈良県庁の観光振興課に再就職したこと。最低のニュースは「大寒間近で大い菅」と「だんまりが18番(小沢=おたく)」の確執。つづく。1月4日。
●夜10時前、親仁ギャグを書いていたら、玄関でノック。玄関前に車付けしたので、まさか急患とは思わなかった。聞くにミニチュア・ダックスが鶏の骨を咽喉に詰まらせたという。病院を開けて、診るに上顎に5㎝位のがガッチリ挟まっていた。今日で正月3箇日の救急診療も無事終えた。小生の出番がなかったのはいろいろな観点からも喜ばしきことだ。ペットに与えてはならないものをまだ知らないのか、知っていてもお構いなしなのか、情けないことだ。1月3日。
●御節は高カロリーか。どちらかというと甘辛い味付けだから、真はそうなのであろう。新年になっても「減量作戦」は進行中だ。食物の摂取量を減らすのも限界ものだし、酒量が増えるのも長期戦では命にかかわる。運動量を増やすしか残った道はない。カツや天麩羅など油物を食らった時は、その前後にエクソサイズだ。外食の帰りは途中で下車して家まで歩く。饂飩やラーメンを食らう時は往復必ず歩く。近場の居酒屋へは、行きは歩き、帰りはコンビニなんかで下車して残りを歩く。飲酒は2時間までで、週に必ず1回、できれば2回の休肝日を設ける。これで完璧の手筈だ。1月3日。
●寺子屋(てらこや)を開設すること、それが今年の目標だ。寺子屋は「江戸時代に多くあった営業的手習い所。寺子を扱う職業の意。寺。寺屋。」(広辞苑)である。寺子とは「寺子屋に通って学ぶ子。」(同)である。構想は数年前から醸成されているのだが、場所がなかなか見つからない。今月中には探さなければ・・・。1月2日。
- 「仁義なき戦い」・「猛犬注意」・・・「なめるな危険」? 8日の午後に来院した「チェリー」。何でもだが、人生、日頃からの「遊び心」が癒しを生むのだ。飼い主の洒落っ気に感謝だ。当
- どころか、シャイで固まっていた。今年も病気も何もないことを祈ろう。今から1ヶ月の厳寒、寒さは犬にとっても風邪や運動器(筋・骨格)系の病気が増えるので、温かくしておくことも大切
- 毎度のことだが、正月は「御節」だけの、ちょいとした贅沢。居酒屋が開いているでもなし、初詣なんぞは生まれて一度も行ったことが無いときているから、始末が悪い。「御節」だけは、
- 小生の場合、雑煮も正月しか食わない。餅は30日の夜に愚妻と一緒に機械で1回だけ搗いたもので十分過ぎた。蕎麦は椎葉の蕎麦粉で打ってある市販のもので香も名店と遜色なかった。オセチ