●○○○君は善人か。今季の獲得賞金全額と1バーデ―当り10万円の震災支援。小生の記憶では、最盛期のタイがガー・ウッズの年収は約110億円だが、本業であるゴルフの獲得賞金はおおよそ10億円。残りはコマーシャル出演料などだ。では、遼君の本業での獲得賞金は1億5千万円ほどか。一方のコマーシャルは1本当り5千万円か。10本なら単純計算でざっと5億円。ウッズと同じ構図だ。これが超一流のプロゴルファーの値打だが、ここにからくりが有る。災害の義援金は98%で納税免除がある。98%は通常の納税額から差っ引かれるのだ。要するに、未来の獲得賞金を義援金としたわけだが、彼の年収からしたら、皆がやっている予定納税に他ならない。もしも、○君がそれを知っていての売名行為であるのなら、スポンサー依頼をあてにした、もっとも醜いこと、と取る捻くれた親仁もいるということだ。本当の義援金は自分の預貯金から黙って出すものだ。彼自ら考え思い付いた智恵でないことを信じよう。今宵も大いに酔っぱらちゃったんだな。そろりと寝るか。4月1日。
●ある種の麻薬性の薬物を使用するには、「麻薬管理者免許」と「麻薬施用者免許」の申請書を県の保健所へ提出しなけらばならない。今回、スタッフの退職と移動で再申請する羽目になった。必要な提出物を電話で問うと、男性職員が印鑑だけでよいと言うので持参すると、今度は女性職員が健康診断書も必要だったという。数ヶ月前に同じ獣医師の診断書を提出しているので、それでは駄目なのかと問うと、「ダメ」だと言う。結局、3回の保健所往復。通常の更新は3年に1度であり、健康診断書は更新ごとに取ればよいことになっている。最初から、きちんと調べてちゃんと伝達してくれよ。時間とガソリンの無駄だ。自営業者は、あんたらと違って時間は金なんだよ。4月1日。
●行政の怠慢と阿保ぶりは甚だしい。病院名の変更届けは宮崎家畜保健衛生所の管轄である。電話で問い合わせ、送付されてきた書類入りの封筒の宛名書きに憤慨。若い獣医師が書いたのであろうと思い、一般社会ではこんなことは通用しないことを教えてやろうと電話。そうすると、張本人は小生よりも2歳も年寄という。宛名に「御中」か「様」がないことと、住所の「宮崎市」の「さき」の字が意味不明なことを伝えると、「達筆ですみません」という返答にキレて怒鳴ると、「時間が無くて、つい雑に・・・」の弁解。呆れた公務員根性。これで日本が良くなる筈はなかろう。つづく。写真有。4月1日。
●首都圏の大学の新年度授業開始日が、大学によってまちまちである。ちょっこら調べただけで、法政大学の市ヶ谷キャンパスは5月6日、多摩キャンパスは4月10日、立教は5月6日、明治は5月2日、学習院は4月11日、早稲田は5月6日、慶応は三田(港区)が4月15日、日吉が4月25日、湘南藤沢が5月6日、横浜国立が4月8日、千葉大学が4月11日、東京大学が学部で異なり、4月4日~8日など・・・・・。国立は概ね予定通りのようだが、私立大学は5月に入って開講というのも少なくない。小生もきのう、都内の某大学の教務課に直接電話をして、「4月いっぱいは受講しなくても出席扱いはできないのか」と依頼したが・・・・・、どうなることやら。電話応対した女性も「学長決決裁なので・・・・、私も恐いです」とのこと。放射能を帯びた大気や水道水の恐怖。東京は今、そういう状況だ。官邸や文科省の考えはそこまで及んでいないのか、何も聞こえてこない。3月31日。
●国会議員歳費が来月から半年間の期限付きで3割削減される模様だ。20億円に上る。この際、民主党のマニフェストにあった公務員給与総額の2割削減も実行すべきだ。今やらなかったら、いつできるのか。その削減分は全て復興に回す。菅首相の名誉挽回(支持率アップ)がもしあるとしたら、この事態は最後で千載一遇のチャンス。今ならトップダウンの決定が可能だ。3月31日。
●「NHKニュース」と「週刊誌」のどちらを信用するか。最近、週刊誌に凝り始めた。ニュースでは理解できないことが多過ぎるためだ。例えば、原子力安全・保安院は、記者の質問にどうも的確・明解に答えてない。質問は「問い質す」のだから、答弁はそれなりの論理性と合理性が求められよう。報道は、如何に危機的状況とは言え、正直でなくてはならない。「被曝」が「被爆」に進展している現実。本来、原子力発電所の行き過ぎにブレーキを掛けるべき保安院も経済産業省の一部署であり、東電はその天下り先だ。これらを信用しろと言うのは、ちょいと無理ではないか。写真有。3月30日。
●いま、地方から東京への旅行などを控えている人も少なくないのだろう。外国人も然りだ。余震や計画停電、そして何よりも原発問題。どれも現在進行形で、運が悪ければ生命にかかわる事態である。石原慎太郎・都知事はじめ「東京人」の地方への思いやりと謙虚さが必要ということだ。つづく。3月30日。
●地元の高校を卒業したら、進学で東京へ。あるいは、地元の大学を卒業したら、就職で東京へ。いったい如何ほどの若者が「華の東京」へ向くのだろうか。「花よ蝶よと育てた子供」を東京から強奪されるようなものだ。何もせずして、学費の金が転がり込み、養育費も使わずに労働力が手に入る。あまりにも「棚からぼた餅」的な東京の「一人勝ち」。つづく。3月30日。
●銀座が菅さんの所為か知らぬが、ネオンが消え、人通りがめっきり減って閑散としている。以前、東京の「一人勝ち」は地方からの人の集まりと落とす(遣う)金に因ることを書いた。遷都や東京一極集中を打破する機会が来た。つづく。3月29日。
●福島第一原発の今後。現在のような放射能漏れの原因を究明・解決し、安定した作業環境を作り、1年を目途に全ての原子炉を建物で覆い被す。そして、10年を目途に燃料棒など原子炉全部を安全廃炉とする。あくまでも目途だから、それ以上の年月を要するかもしれない。1986年4月26日に起こったチェルノブイリ原発事故では、放射能の封じ込めのため、一人当たりの被曝線量を考慮し、総勢6万人の作業員が動員されたそうだ。その間、「復興」や「計画停電」、被災地やその周囲の産業はどうなるのであろうか。農業は、漁業は、雇用は、教育は、・・・気の遠くなる話だが、乗り越えるしかない。3月28日。
●27日夜の東電・副社長の「残念ながら何カ月、何年と言えるまで具体的な方策、スケジュールは詰まっていない」との会見。もちろん、原発事故の収束見通しについてである。やっぱりそうか、の感。首相と官房長官、東電、保安院は日本国民を何処まで騙し続けるのだ。ガンマ線火傷の作業員には高濃度の放射線を含んだ水の存在を知らせていなかった。今度はコバルト56とヨウ素134の取り違えミス。年単位で長期化するとしたら、日本沈没が現実化しうることになりかねない。嘘はさらなる嘘を生み、二進も三進もいかなくなるのが世の常である。真実が語られれば、救世主的智慧が生まれるに違いない。3月27日。