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今週の親仁ギャグ・2011年6月26日(日)~7月2日(土)

●朝早いと腹が空く。「早起きは三文の徳」とあるが、意味は「早起きをすると良いことがある」(広辞苑)だ。「徳」には「恩恵を与える」の意があり、「得」に類する。1文は1両の4000分の1だから、幕末の1両が現在の価値で3万円とすると、1文は7円50銭、よって3文は22円と50銭である。今朝は6時前に起床して、テレビからの雑音を聞きながら、パソコンの前に90分鎮座。堪らず饂飩屋へ。早い時間だと蕎麦にも在り付けるから嬉しいではないか。真の訳は知らぬが、多分に蕎麦粉の方が仕入れが高いのであろう。そこは昼前に行ってももう時すでに遅しで、蕎麦はない。横目の盗み見をしても、やっぱり朝は蕎麦好きが多い22円50銭(3文)にしてはけっこうな「徳」(得)な話だ。7月2日。

●トヨタが豊田市はじめ全国一斉に木金を休日とし、土日を勤務日とする。夏場の節電対策である。現行の日曜休日は、明治時代に官僚制度が始ってからだ。ちなみに「寺子屋」の休日は「1日、15日、25日など一定の休校日を定めた所が多かった。そのほか五節句や盆、農繁期のほか、年末年始や祭礼日等を休みとし、逆に年中無休の寺子屋もあった」、とのことだ。資源のない日本、今の日本人はちょっこら休み過ぎではないか。※五節句とは人日(じんじつ・1月7日・七草)、上巳(じょうし/じょうみ・3月3日・桃の節句・雛祭り)、端午(たんご・5月5日・菖蒲の節句)、七夕(しちせき/たなばた・7月7日・星祭り・竹/笹)、重陽(ちょうよう・9月9日・菊の節句)。日本の宮廷では様々な節会があり、宴会が開かれたが、この五節句は江戸幕府が公的な行事・祝日とした。7月1日。

平成地震の余震が絶えない。きのうは松本で震度5強。数年から10年はこの状態が続くのか。100億年とも言われる地球のライフスパンからすれば、10年はフラッシュ的な一瞬だ。人間の物差し(ライフスパン)で測ろうとするから無理が生じる。そう考えれば、自然に逆らうのは愚の骨頂のようだ。それにしても自然の「地震過剰」は見過ごすしかないが、ドンの「自信過剰」には限界だ1年後半スタートの、7月1日。

「日向灘地震」に備えて行政に望むこと東日本大震災クラスの地震は、869年の貞観地震はじめ過去に4回あったことが、ここ10年来の遡上堆積物調査により判明していた。では、過去の日向灘地震はどうか。有史以来最大規模の日向灘地震は1662年に発生したマグニチュード7.6で震度6強の外所(とんどころ)地震である。津波の高さは4~5m、7つの村が水没し、死者は約200人に達したとされる。このたびの大震災で思い知らされたことは、甚大な惨禍をもたらす津波の驚異である。津波は地震規模や震源、発生時の潮位などで決まり、津波の到達地点は海岸の地形や防潮堤の高さ、居住地の海抜などによる。大震災後、県内各地で大地震を想定した避難対策が講じられているが、重要なことは歴史に学んで、ハザードマップを作成することだ。災害を最小限にするには啓蒙が必要だ。最大潮位や台風襲来時など最悪のシナリオでの津波(遡上波)の高さを海抜と合わせて各所に標記すべきである。6月30日。
 
我家は川内原発から直線で100キロ。有史以来、マグニチュード9レベルの地震はあったのだろうか、佐賀県の玄海はどうであったか。冷静に考えよう。三陸の大地震は貞観地震をはじめ今回が少なくとも5回目。地層?というか、30メートル超の遡上した波の痕跡が怨ん(ウラン)でいるぞよ。関係あるが、獣医療も同じで、冷静な判断が生死を分けるのだな6月29日。

きょうも梅雨明けの「酔・御託並べ」。どうも解せない政治家の脳ミソ。30年後は資源エネルギーで100%賄える。GM社製のマーク1は耐震・耐用の面から、退場願おう。かとかと言って、早急には原発にさよならできないから、年に1基か2基を廃炉にしながら、時を凌ぐしかないのだ。現存の原発は、想定外に防潮堤を高くし、非常電源は10個でも20個でも装備し、ベントの確実性は確固とし、・・・・・これが経産省の地元説得の最低限のアイテムだろう。原発に30%依存している発電。自然エネルギーの依存度は3%に足らない。20年も30年も要する移行期間。東電の株主総会で「脱・原発」が否決。株主は金の亡者か、我欲そのもの。当の菅総理、「エネルギー政策」で小泉純一郎の真似。ふざけるなよ、小学生でも理解できるエネルギー政策の行方。それよりは、日本が真の経済・技術立国たるか、反対に民主党的社会主義の奈落に落ちるかの・・・。これはゴロツキから外面至上主義の雑多雑魚の集団の政権与党の不感症人種の阿保集団。東北の被災地に行って、瓦礫を集め、泥に塗れて、冷握り飯を喰らい、立ち小便をし、野糞をすれば、もしかしたらあんたらの今の言動が如何に陳腐で非建設なことかを悟るかもな。民主党議員ほど我欲の立った原理主義的でKYな人間に投票する気には生涯なれないな。日本をどうしたいのだ、それが問題だ、それに思い至れば、自ずと答えが出よう。ああ~、これでもスッキリしないな、「大宵の酔い不足」だな。少なくとも、原発をいっきに止めたら、熱中症の死亡数は・・・??? 500年~1000年に一度はあった大々震災の1コマを、今際と混同すべきではなかろう。極論が好きでない人間も少なくないのだ。冷静な判断が何でできぬか、菅さんよ、そうでは御座らぬか。原発がないと経済も技術も政治も・・・なにもないかな~、そうでは無かろう。国民皆幸福が君の公約だろ。もそろ、寝だな。6月29日。

●鰹は「一本釣り」に限るが、最近では巻網で「一網打尽」が「主流」らしい。「菅流」の「一本釣り」の漁法(真意)が理解しかねる。何も自民党の1回生議員の、元学者を釣ることはなかろう。単純な疑問は、「民主党に人材はいないのか」だ。一国の総理は常識人でなくてはならない。ここに至っては、今も今後も、「菅さんよ、あなたは白鳥に成り損ねた『醜い家鴨の子』だ」と言ってやりたいねェー。巻網を仕掛けても1人しか釣れなかった、「一も二にも駄人」(一網打尽)の(菅)。6月29日。

きのう、気仙沼に鰹の初水揚げ震災後3カ月半ぶりの市が立った。「目には青葉 山ほととぎす 初鰹」(山口素堂・1642-1716)にあるように、昔(縄文時代から・各地の貝塚から多数の骨が発見されている)から日本人にとって鰹は格別の魚だ。18世紀後半の江戸の1尾の鰹の値段は20万円前後の高値が付いたというから驚きだ。それには遠く及ばないが、平均価格はキロ621円で通常の2倍以上。「ご祝儀相場」の一過性でないことを望もう。昨夜はヨコワ君、今夜はカツオ(勝男)君で決まりだ。余談だが、戦国時代、鰹節は「勝男武士」の語呂で縁起物として重宝された、そうな。余談のその2だが、江戸時代の川柳の「乳貰ひの 袖に突張る 鰹節」も、カツオ君の偉大さを物語るな。6月29日。

●28日のきょうは南九州の「梅雨明け宣言」だ。22日には積乱雲(入道雲)が見られたので、あの時が真の梅雨明けだったのだろう。外の紫外線もビンビンと強いが、梅雨明けと聞けば外出もしたくなる。病院の周りの田圃に稲穂が出ているではないか。これからが本格的な夏。高校野球の県予選も7月9日からはじまる。それにしても、肝腎の心が晴れ明けないのは原発の所為だ。芭蕉(1644-1694)が今の被災地の田圃を見たら、なんと詠むであろうか。「風流の 初(はじめ)やおく(奥)の 田植うた」の句が虚しく響く。写真有。6月28日。

●タイトルは「最近のエネルギー論議に意義あり」。「」に挑戦だ。「震災後3カ月半が経ち、久しぶりに県外に出た。宮崎空港で機内からプロペラが回転するのを見て、数十年後の飛行機燃料は何であろうかと考えた。地球の石油埋蔵量は約40年、天然ガスの可採は約70年、石炭は200年足らずで、それぞれ利用し尽くされる。一方で、日本の10年後の自然エネルギー依存率は30%で、現在の2.7%を大幅に上回る。そして40年後には100%自然エネルギーで賄えるというのが、皮肉にも原発事故前の予測である。むろん、40年後の電気消費量は技術革新や人口減を勘案しての数値である。そもそも、震災前から脱・原発の道筋はつけられていたのだが、温暖化防止やコスト面などから政治や経済界が主導して原発を推進してきたのである。国民もそれに先導されていた節が強い。40年後のジェット燃料は液体水素と液体酸素(現在のロケット燃料の主流)だろうか、高性能の太陽電池だろうか、高用量・高効率の蓄電池であろうか、アルコールなどのバイオエネルギーであろうか。はたまた革新的な新エネルギーであろうか。今は焦らずに、10年後いや40年後の日本のあるべき国家像について語ろうではないか。」。6月27日。

プロペラ機も満更ではない。座席に腰を下ろし、回転し始めたプロペラを眺めながら、20~30年後の飛行機を飛ばすエネルギー源は何になっているだろうかと、ふと考えた。電気自動車も100キロも走れば、それごとに30分かけて充電しなければならない。ジェット燃料は軽油と性質も価格もさほど変わらない代物だ。原油の寿命が40年なら、それまでは飛行機も飛べるという訳だ。が、原油が枯渇した後、あの巨体を十数時間も浮かせて飛行させることができるのは、どんな種の資源エネルギーであろう。人類はその時までに新しいエネルギーを開発するであろう。例えば、バイオエネルギー水素エネルギー、効率の良い太陽電池などがその候補だろうか。いやいや、ダウィンチエジソンのような天才が現れて、もっと奇抜な新エネルギーを発明してくれるに違いない。つづく。6月26日。

●一泊で福岡へ。震災後はじめての県外だ。飛行機はプロペラなので、揺れないかと按じたが、無事着陸。夜はヤフードームで対日ハム戦を観戦。ダルビシュと中田のコンビで日ハムの勝利。ダルは8回まで投げたが、最後も150キロ超の快速球と100キロの緩球緩急織り交ぜた投球術でソフトバンク打線を翻弄。ダルが投げれば中田が打つ。これを「有翔」(優勝)コンビというのだそうな。つづく写真有。6月26日。

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