●それにしても、あの「甲子園おっちゃん」、今回も毎日、ほぼ全試合を所定の特等席に座って観戦し遂げるな。テレビの画面、向って通路右の前から2列目が彼だ。いつも同じ黒い半袖のポロシャツを着ている。右の胸には「第93回全国高校野球選手権大会」とでも書いてある筈だ。彼は同じ服を3枚持っていて、汗をかき過ぎると着替えに席を立つ。周囲数席を彼が仕切っている。陽の陰ることのないあのバックネット裏で、あの灼熱の中で、時々うたた寝しているが、あの根性は見上げたものだ。春も夏も、もう数年続いている。毎朝6時ごろから並ぶのだと、去年言っていた。8月19日。
●先日、2か所の施設でアルバイト従業員に植込みの草取りを頼んだら、雑草諸共植栽の草花を綺麗さっぱり抜かれた。1人は大卒、1人は現役大学生で双方ともゆとり世代である。ゆとり教育の功罪については多く議論されているが、彼らを雇用する側にとっては驚愕唖然とさせられることも少なくない。なかには、中学で習っている筈の方程式を応用した計算ができない。簡単な漢字の読み書きもまったくで、平気で仮名を使う。実社会で働き、生活する上での基本を習得するのが中学までの義務教育であろう。優秀な人材教育も重要だが、基礎学力向上も同等に要求されている。若者の学力低下や常識の欠如は学校だけの責任でなく、保護者や地域、政治など社会全体の問題である。ゆとり教育の若者を不憫と思い、社会全体で気長に再教育するしかない。同時に、脱・ゆとり世代の子供の為に社会が何をなすべきか、真剣に議論しなければならない。校庭や花壇や公園の草取り授業が週に1回あってもいいではないか。8月17日。
●なぜ第3局的政界大再編成なのか。マニフェスト返上・社会主義的政党・ごちゃ混ぜ思想家集団では今のデフレと大震災からの復興・新興は絶対にできない。自民党も55年体制のしがらみから抜け出していないし、これからも抜け出し切れまい。できるとしても今の世代が完全に変わるまで不可能だ。では、どうするか。タレント党に依存するか。それもそうにわかにはできそうもない。民主党の総括が第一優先という評論家もいるが、それは今更聴かされたくもない。総括なぞできる政党の体をなしていないのだ。日本を再生・新興させるには議員を問わず、第3局を創造するしかなかろう。日本の近未来のビジョンを示せる真の新リーダーが出現し、「この指止まれ」で構わないのだ。「お茶を濁す」でもいいではないか、取り敢えずは「大連立」を「隠れ蓑」として「ほんものの勇士」の結集を募る手段が良かろう。そこには、「脱・小沢一郎」か「脱・公明党」か「脱・社会主義的思想議員」かが論点で、今の民主党のような「ごちゃ混ぜ思想議員集団」でないのが大前提だな。8月16日。
●民主党のマニフェストに今更拘る民主党議員がいるとしたら、民意に鈍感過ぎて即刻レッドカードものだ。子ども手当は「保育園・幼稚園の差別なき補充・拡大」・「教員の増員」などへ、高速道路無料化は「受益者負担」が原則で「既存の地方道路の補修」などへ、高校授業料無償化は「理科系教育の充実」などへ、そして農家個別補償は「農協解体」と「青年農業家育成」などへ、転換しなくてはなるまい。庶民誰もが思っていることを感知できぬようでは、政治家の資質はゼロだな。世界の社会主義いや社会資本主義国家を標榜する国々も一律に税金をばら撒くことはなかろう。今の民主党政権は社会主義より悪いぜよ。一辺倒な思考・思想を平等や民主主義と勘違いしてはいまいか。小沢一郎氏や鳩山由紀夫氏はいつからそっち系??? つづく。8月16日。
●今日の甲子園・第3試合の明豊vs関西(岡山)の6回裏、関西の攻撃でノーアウト1、2塁で、打者は4番。サードのベース脇のゴロを明豊の3塁手が捕球後そのままベースを踏み2塁に転送、2塁手が1塁へ投げて1塁もアウト。「トリプルプレー」成立の瞬間だ。「生」で見たのは何年ぶりか、それ以上か。満足だな。それにしても徳島商業が負けて四国勢が全て姿を消し、明豊が敗れたら九州も残りゼロ。8月15日。
●「大連立」を望む理由は、法案(特に震災復興関連法案)の成立が迅速・・・・・、色々あれど、小生的には、まずは「大連立」で、その次は「政界大編成」、そして「解散総選挙」だな。勇気ある大胆な決断を下せるリーダーを擁した新しい政党が必ずや誕生することを希望するしかないな。それなら、10年は苦しんででもついて行くぜよ。今の自民党にも投票する気には今更持ってならないな。8月15日。
●ここに至っても次期国会議員選挙で民主党に投票してくれる馬鹿な国民がいると思っているのか。国会議員たるものは如何に無能な者でも総理大臣になりたいらしい。民主党代表選には早速、野田佳彦氏、馬淵澄夫氏、海江田万里氏、樽床伸二氏、鹿野道彦氏、小沢鋭仁氏などが名乗りを上げている。菅首相と前原前外相のグループはそれぞれ50名程度、野田グループは約30人。小沢一郎氏率いるグループは約130人。樽床支持は約20人、鳩山グループは40人前後。特定のグループに属さぬ議員が約70人、旧民社系が約40人。旧社会系が約30人の人員地図だな。ま~、代表選立候補者は全員が総理大臣の器に足ると思っているのだから、始末がつかないというこった。つづく。8月15日。
●34もの道府県の首長である知事が「官僚知事」である。皆ではないことを望むが、税金に群がる企業や業者の誘惑に屈してはないだろうか。お上の意を優先して、一票を投じた民意を忘れてはいないだろうか。常に自問自答してもらいたい。民の眼も騙されないよう研ぎ澄まさなければなるまい。つづく。8月15日。
●そこに大きく絡むのが「税金」の流れ。日本国で集められる税金の6割は国が徴収し、残り4割を地方自治体が集めるシステム。支出はどうかというと、中央が4割使い、6割を地方が使う。つまり、2割を国が地方にバラまき、「ニンジン作戦」を講じて威厳を保持している。直に言えば中央が地方を牛耳っている。巧みなシステムが延々と続いているのだ。だから、お上の意を「阿吽の呼吸」で汲み、地方の善良な住民を巧妙に騙し、さらには税金に屯(たむろ)する企業や業者からおこぼれを平然と頂戴するような「ハイエナ政治屋」となるのだ。つづく。8月15日。
●内務省官選知事は文字通りお上が決めたもの。現在は自治省や総務省出身官僚が、最初は地方の総務部長に出向して、その後副知事を経て県知事選に出馬し、公選知事となる。宮崎県の河野知事はこのパターンそのものだ。ではこの「官僚知事」は何が問題なのか。佐賀の古川知事や鹿児島の伊藤知事のようにお上、今回の場合は通産省の原子力・保安院の意向通りの政策運営をするということだ。根本は国家公務員という馴合い所帯の「つうかあの仲」なのだ。「上意下達(じょういかたつ)」とは正しくこのことで、その意は「上の者の意志や命令を下位の者に通じさせること」(広辞苑)、現代風に言えば「トップダウン」。豊臣秀吉(仲介者は石田三成)や徳川家康以後の将軍(仲介者は老中)から行われ、「中央集権的」な政治手法である。ま~、このようなこったから、同じ公務員同士、県庁内の職員も同族みたいなもんだから、緊張感も薄れるというこったな。「馴合い行政」とでも言っとくか。つづく。終戦記念日の、8月15日。
●明治維新後の旧大名は1869年(明治2年)6月の版籍奉還後に知藩事に任命され、「山口藩知事」などと呼ばれた。1871年(明治4年)7月の廃藩置県では府県ともにその地方長官を知事と呼んだが、県については同年11月から1886年まで県令と称した。1886年以後は再度府知事・県知事となって現在に至る。初期の知事・県令には、兵庫県知事の伊藤博文や神奈川県知事の陸奥宗光など、後に元勲と呼ばれる人間をはじめ藩閥系の人々を多く任じた。その後官僚機構の整備が進むに従い、内務省の官僚が知事職に就くようになり、出世コースでもあった。戦後は、1946年(昭和21年)9月に府県制および東京都制が改正され、官選であったものが住民の直接投票である公選制に変わり、現在に至る。なんじゃ、戦前に戻ったようなもんじゃん!!! つづく。8月14日。
●この盆は犬と猫のホテルが異様に多い。旅行か、里帰りか、どちらも震災の影響かもしれないが・・・、景気が上向きなら嬉しいことだが・・・。甲子園は熱戦が続いているが、テレビの前にゆっくり座れないのはいつものこったな・・・。8月14日。