●午後11時45分の「酒場放浪記」の「おんな類」はファッションモデル・倉本康子。大田区西蒲田の「大衆酒場・鳥万(とりまん)」。こちらは①生ビール中(350円)、②お通し・青ピー(50円)、③いなだ刺し(出世魚の小鰤で体長40cm・200円)、④豚ホルモン焼(280円)、⑤若鶏の唐揚(鳥万名物・400円)、⑥ホッピーセット(350円)、⑦焼酎ハイボール(270円)、⑧鳥皮煮込み(牛蒡と蒟蒻入・280円)。チ~ンで〆て「2180円」也。此処「鳥万」は吉田類も訪問したと記憶しているが、おんな・吉田類も満更でもない。写真有。6月9日。
●6月9日午後11時半からの「おんな酒場放浪記」。料理家の栗原友が立ち寄った居酒屋は代々木の「馬鹿牛」。いきなり①大分麦焼酎「兼八」(557円)、②お通し「冷奴」(400円)、③激辛酎ホッピー(唐辛子の焼酎漬・530円)、④馬ねぎとろ風(980円)、⑤鹿児島芋焼酎「晴耕雨読」(578円)、⑥鰻のレバニラ(鰻の胆とニラの炒めもの・580円)、⑦キャベツ入りの豚もつ煮(塩ベース・550円)、⑧焼おにぎり(紫蘇とおかか入・2ケで420円)。チ~ンで〆て「4615円」也。初めにビールを飲まない女性は男性より多い?。写真有。つづく。6月9日。
●大捕物が世を騒がせている。ワイドショーの占有時間は消費増税や原発再稼働を上回る勢いだ。中村吉衛門の「鬼平犯科帳」か、大川橋蔵の「銭形平次捕物控」か、里見浩太郎の「半七捕物帳」か、松平健の「暴れん坊将軍」か、はたまた萬屋錦之介の「破れ傘刀舟悪人狩り」か・・・。画面では1時間の捕物だが、現実はそうはいかない。だが、17年間も追っかけて、わずか3時間半の差で捕り逃した。テレビの主役と違って、警察の幹部は半日でも1日でも容疑者逮捕の公表を引き延ばせなかったのか。冷静さを失わせる程の大手柄だったのか。情けない頓馬な話だ。長谷川平蔵が聞いたなら、呆れ果てるのは必至だ。叶刀舟なら「たたっ切ってやる」のであろうか。6月9日。
●泥鰌の原発政策がブレている。というか何も理屈めいた説明も無く、蔑ろ的に再稼働へ、再稼働へと舵を切ろうとしている。大飯原発で「フクイチ」が起こったら、関西圏は、琵琶湖は、そして風向きによっては九州は、関東は、東北は・・・・・どうなるのであろう。関西圏の水源である琵琶湖の水は百年、いや数百年、千年に渡って飲めなくなる。そうなれば、日本沈没だ。「私(泥鰌)の責任で、政府の責任で・・・」よくもそんな台詞がすらすらヤスヤスと言えるもんだ。「フクイチ」で責任を取った人間が誰かいるのか。政治家の政治生命・・・いや命そのもだって琵琶湖や日本沈没に比べたら微々たる(取るに足りない)ものだ。「大飯原発近隣の住民の生命」や「琵琶湖」を「泥鰌の生命」と比べることすら、馬鹿バカしくて怒り心頭に発する。6月7日。
●今日は「BS-TBSの日」という。午後10時から2時間、「酒場放浪記スペシャル」~海の男 吉田類とほろ酔い3人娘~が放送される。元来の酒場放浪記は同チャンネルで月曜日午後9時からの1時間番組だが、最近は「おんな酒場放浪記」なる新たな趣向が生まれた。こちらは毎週土曜日の夜11時30分から。37歳のファッションモデルこと倉本康子とこれまた37歳の料理家・栗原友(とも)が「酒場おんな」。今日のスペシャルはこの2人に主役の吉田類、それに32歳の写真家・古賀絵里子の4人共演、いや饗宴だ。居酒屋のカウンターでこんな熟女、いや失敬、淑女を侍らせながら杯を重ねる。なんとももったいない、放蕩の放浪な話だ。6月6日。
●今年もまた「梅雨入り宣言」をしたら・・・直後に快晴。「毎度のこった」じゃ済まされまい。台風3号が通過中で西の大陸には高気圧。この気圧配置では「梅雨入り宣言」をしても「台風一過」で晴れ渡ることを容易に想像できたであろうに。気象庁は今に至っても存在価値が乏しい。行革本星の一部門だ。今日は金星の太陽面通過日。感光したレントゲンフィルムを頭上に翳すとオレンジ色の太陽がくっきり。が、金星は通過したあと。想像に、猫の赤血球表面に巣食うヘモバルトネラに瓜二つであろうに。今日は2年越しであろうか、休診日。が、朝から帝王切開。ヘモバルトネラのことはすっかり頭から飛んでしまった。それにしても雨でなくて、晴れて何よりだ。次回は105年後というから、誰も心配しなくてよい。6月6日。
●民間人閣僚のルーツは1948年の吉田内閣まで遡るから、歴史ものだ。その年の10月15日に行政管理庁長官に就任した殖田俊吉。その後も天野貞祐・文部大臣、木村篤太郎・法務大臣・保安庁長官、向井忠晴・大蔵大臣、一萬田尚登・大蔵大臣、高崎達之助・経済審議庁長官、藤山愛一郎・外務大臣、永井道雄・文部大臣、牛場信彦・対外経済担当大臣、大来佐武郎・外務大臣、高辻正巳・法務大臣、高原須美子・経済企画庁長官、三ケ月章・法務大臣、赤松良子・文部大臣、宮崎勇・経済企画庁長官、長尾立子・法務大臣、堺屋太一・経済企画庁長官、川口順子・環境庁長官・外務大臣、遠山敦子・文部科学大臣、竹中平蔵・経済財政政策担当大臣・金融担当大臣、大田弘子・経済財政政策担当大臣、増田寛也・総務大臣、片山善博・総務大臣の面々。岸内閣の藤山愛一郎は疎覚えで、確かなのは三木内閣の永井道雄のころから。そして24人目が「野田機能強化内閣」(第二次改造内閣)の森本敏防衛大臣。防衛大学校卒の評論家で大学教授だ。御覧のように民間出身の防衛大臣は初物。戦後、「シビリアンコントロール」(文民統制)を標榜してきた日本国とは言え、一民間人を防衛省のトップに据えるとはこれまた御立派な「平和ボケ」だ。その他の閣僚も役不足。「末は博士か大臣か」は哀しいかなどちらも死語中の死語の御時世だ。6月4日。
●どうにも気になるゆるキャラ・「みやざき犬」のデザイン。滋賀県彦根市の「ひこにゃん」の原作者はキャラクター作家の「もへろん」こと櫻井瑛氏。「くまモン」は天草市出身の放送作家である小山薫堂氏が発案し、アートディレクターの水野学氏がデザインしたモン。ゆるキャラの王である「せんとくん」の作者は彫刻家で東京芸術大学大学院教授の藪内佐斗司氏だ。「ひこにゃん」と「せんとくん」は公募による。ゆるキャラの3雄はいずれも芸術家やプロの製作だ。それに比して「みやざき犬」のネーミングと地域性、芸術性は何だ。あまり言いたくないが行政の御粗末というしかない。芸術家やプロの力を借りるべきであったのだ。おまけに着包みが3つで、中の人間も3人で税金投入も3人前だ。例えば古事記1300年に因んだゆるキャラの制作依頼をすれば、経済効果100億円も夢ではなかった。先週の写真の絵は藪内佐斗司氏の作品。6月4日。
●最近、近隣のスーパーの夜間営業時間が短縮されている。眠れない夜の散歩がてらの物色親仁には淋しいが、時代の流れで省エネには歓迎すべきことだ。さて、数日前にあるスーパーに出かけたところ、「中国産有機野菜」というプレートが目に入った。伊藤園が茶葉をオーストラリアで生産開始したのは随分と前のこと。これは日本の端境期でも原料が調達できる利点による。今後、あらゆる外国産野菜で「無農薬」や「有機農法」をうたった文字がタグに付けられること必至だ。農業も第一次産業で立派な経済。日本の企業が外国で農産物を生産し、母国の日本に安価で販売する。TPP論議などどこ吹く風で現場は進んでいる。政治は足踏みの低迷でも経済は前進している。政治屋と実業家とのテンションの違いだ。つづく。6月3日。