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今週の親仁ギャグ・2012年6月17日(日)~6月23日(土)

1982年6月23日は東北新幹線が開業した日。30年前のことだ。1985~1987年の大学院の頃、実験で郡山市(福島県)へ行くのに「やまびこ」(初代)を利用させてもらった。当時、学割(学生割引)を使うには大学の庶務課で「学割」の印判が必要であった。確か、学割にも回数に上限があり、年間10回が限度だったと思う。事情を話すと、特別にその都度学生証の枠外に判を押してくれた。2回ほど東北本線の「鈍行」で行ったが、往復すると実験に支障が出る程疲れた。研究室からは鈍行代しか出ないので、智恵(?)を絞ったのが学割だった。ある時、「やまびこ」の終点・上野で降りて地下鉄に乗り換え根津で降りた時、ホームで帰る途中の教授にばったり会った。教授は、在来線利用なのでこんな早い時間に東京に帰っているとは思っておらず、「なんでお前はこの時間ここにいるの?」という顔をされた。それにしてもあれから、かれこれ25年も経ってしまった。郡山へは50~60回通った新幹線の有難さを思い知らされたが、未だ宮崎には新幹線どころか高速道も開通していない。剛腕も「活き」が良かった頃だろう。剛腕が宮崎選出だったら・・・。6月23日。

それにしても宮崎県選出の国会議員はどこに隠っているのだろうか。○○○議員は「小沢無策党」に参加するのだろうか。「保身」の「胸算用」だけで「理念」無しの「信念」を貫けない人間は政治家の資格なし。6月22日。

●剛腕率いる「消費増税反対」派で53人の離党者があれば、衆議院は解散か。剛腕や民主党は解散を渋っている。理由は簡単。今、民主党から出馬すれば惨敗は間違いない。片や、自民党は前回落選者からの解散要望が強い。解散を急げば「大阪維新の会」に永田町を乗っ取られるとの危惧が両党に有るという。果たしてそうであろうか、解散を長びかせるほど「大阪維新の会」の準備が整ってくるのではないか。残る「抜剛腕」での「大連立」だが、この大連立に国民が票を投ずるか甚だ疑問だ。ポピュリズム」に走り過ぎ、「公平」という民主主義の基本概念を見失った民主党や自民党にもはや永田町に居座ってもらっては困る。6月20日。

●ある2人の男子大学生の食費の話。ひとりは300円の肉に200円の野菜、そして肝心のルー(200円)を買ってカレーを作る。半分は冷凍し、半分は毎日水を加えながら加熱を繰り返し1週間の食事とする。2週間で〆て700円(白米は別途)。もうひとりは、毎日余計に2時間のバイトを入れて、5千円の豪華ディナーと居酒屋通いを週1回ずつ。週2回の外食で〆て1万円也。小生的には後者の学生を買うな。両者の生き様を学生生活の4年間それぞれに励行した場合、卒業時には人間の幅にどんな開きが生じるのであろうか。人生全体への影響は・・・。不況経済下で実家からの仕送りが減っている現状。バイトでも辛抱のできない若者が多いのは「ゆとり教育」の後遺症。バイトをしまくって心身ともに鍛えてもらいたい。だが震災後、若者の精神構造にも明らかな変化が見られるようになった。就職など将来への不安をいくらかでも解消しようと「芯(真)」のある学生が増えた印象だ。震災が若者の「脱・甘えの構造」のきっかけになればせめてもの救いだ。6月18日。

●ロッキード事件の「蜂の一刺し」。○○○○・元首相の「神楽坂の芸奴」・・・政治家も時として女性で失敗する。今週の週刊誌では「○○ガールズ ナンバーワン美女・○○○○○代議士 接吻の流儀」(週刊新潮)と「○○○○が突きつけられた妻からの離縁状」(週刊文春)がオモシロイ。「事件の裏(陰=影)に金あり」はサスペンスの見過ぎか。「政治の裏舞台にもに女あり」か、否、最近では「政治(国会=永田町)の合間に男あり」か。否いや、「必殺色仕掛け国会人(びと)」か、否、「必殺色仕掛け牝狐」か知らぬが・・・。つづく。6月18日。

●竹下登総理が退いた後、「棚から牡丹餅」的に首相に就任したのが宇野宗佑(1922-1998)。クリーンなイメージが買われて選ばれたが、女性スキャンダルが発覚し、69日の短命内閣に終わった(1989年=平成元年6月3日~8月10日)。1989年7月に行われた第15回参議院の通常選挙で大敗したのが真の原因? 逆にこの選挙で勝利したのが土井たか子(1928-)率いる社会党であり、「山が動いた」ほどの大躍進であった。「マドンナブーム」とか「おたかさんブーム」と言われた時代だ。この時、社会党や公明党などの4党が提出した消費税廃止法案を可決させた。宇野宗佑は辞任の名言は「明鏡止水の心境であります」。まだまだ、消費税増税はケリがついていない。つづく。6月18日。

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