●投票率を上げるには「義務投票制」と「投票日を平日でかつ休日とする」こと。前者の反対論には、①投票に行かないのも白表と同じでひとつの権利、②若者など政策を理解していない輩の選挙参加、③人気者投票となりとんでもない無能な政治家が誕生する可能性がある・・・・・・などだ。では、今のように創価学会や農業団体、連合、農民連盟など大きな組織票をバックにもつ政党が有利で良いのか。一度、両者を取り入れて試したらどうであろう? 12月21日。
●ストレートな要点は、次期総理の安倍晋三氏は岸信介の孫、麻生太郎元総理は吉田茂の孫、鳩山由紀夫前前総理は鳩山一郎の孫ってことだ。3人の爺さんはいずれも総理経験者。石原慎太郎氏も橋下徹氏も東国原英夫氏も世襲の無いもっぱらの庶民だ。だが、総理大臣になりたい願望はサラブレッドを凌ぐに違いない。今日の味方は明日の敵ってことだ。それにしても民主党の通夜は長くて不活過ぎる。これからが本物の分裂劇場が見れそうだ。民主党の3年余りのゴタゴタ政治の間、安倍ちゃんは「自分ならどうするか」を常に考えて策を練っていたとしたら、政策の実行は即断であろう。今日は早や冬至というから、光陰矢のごとし。12月21日。
●「漁夫の利」とは「双方が争っているすきにつけこんで第三者が利益を横取りすること」(広辞苑)。今回の選挙で最も利益を得たのは政治評論家だろうが・・・。彼らがのたまう「低投票率」や「死に票」。文句があるなら、オーストラリアやシンガポール、スイスなどのように平日を休日とし全国民が投票できるように法改正したらよかろうに(いわゆる「義務投票制」)。投票しない輩は罰金などペナルティーを科せばよかろう。親仁が最高裁裁判長の国民審査でするように、気に入る候補者がいないなら堂々の「無記入」・「白表」でいいのだから。そうすれば民主主義の「多数決の原則」に文句を垂れ、屁理屈を捏ねる政治評論家も飯タネを失って、気分爽快だ。自衛隊の「国防軍」化なんかよりも簡単で、そんなに難しく語る議題でもなかろう。12月19日。
●「危機突破内閣」は「リポビタンD内閣」か。ところで安倍晋三総裁の血筋を調べてみよう。先ずは基本から。①麻生太郎・元首相の母親・和子は吉田茂の娘。②麻生太郎の姉・信子は寛仁親王の妻(天皇家と麻生家は親戚)。③吉田和子の姉・桜子の夫・寛の母・さわは茂世(後出)と姉妹。④佐藤寛子(栄作夫人)の父親・佐藤松介の妹・茂世(前出)が岸要蔵の息子・秀助(佐藤家へ婿養子)と結婚し、2人の間に生れたのが佐藤信介(岸家へ養子縁組)と佐藤栄作。すなわち、吉田家と佐藤家は親戚関係で、言わずもがな佐藤家と岸家は近戚関係。⑤岸信介(佐藤家から岸家へ養子縁組)(1896-1987)の娘・洋子が安倍晋太郎と結婚し、生れたのが晋三と信夫(岸家へ養子縁組)。よって、天皇家と吉田家と麻生家と佐藤家と岸家と安倍家は親戚関係で、吉田茂の妻・雪子の祖父は大久保利通(父・牧野伸顕は利通の息子)だから、大久保家とも親戚ということだ。恐ろし過ぎるサラブレッド家系だ。つづく。12月18日。
●M県1区の新人自民党議員は「県連が纏まっての当選、20年も30年も議員を続けたい」旨の洒洒な発言。片やサラブレットの進次郎は、「そろそろ総裁選でも?」の投問に、ふた呼吸置いて「ひとつの発言で政治家生命を失われるのがこの世界」の慎重の斬り返し。軽~い言動は身滅ぼしってとこだ。1区には大物が虎視眈眈と控えておるぞ。12月17日。
●今回の選挙の解散条件は、「特例公債法案成立」と「0増5減法案成立」ならびに国会議員定数の1割削減の次回通常国会成立の確約とそれまでの議員歳費の2割削減が担保だ。自民党大勝だが「安倍ちゃん」忘れてはいないよな。つづく。12月17日。
●真紀子節が消える。「親の七光」も65年か。「目白のオヤジ」こと田中角栄(1918-1993)は1947年に初当選。選りに選って今日が命日というから、反省しきりであろうに。それにしても選挙事務所での敗戦の弁は御立派。12月16日。
●「小沢王国」崩壊。奇策の嘉田代表。岩手での側近の近縁者擁立はやはりをもって「古い政治」で拒絶さる。これをもって永田町1丁目1番地での黒幕と影武者は死語か。12月16日。
●民主惨敗は自業自得。国民を嘗めたことによる天罰だな。自公自得ってとこか。12月16日。