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今週の親仁ギャグ・2012年12月30日(日)~2013年1月5日(土)

鮪はキロ単位で競るとは親仁も世間知らずじゃった。キロ70万円で222キロだから1億5540万円也。5日の築地中央卸売市場の初競りでの「大間黒鮪」の値段だ。競り落とし主は「すしざんまい」店主(社長)の木村清氏。航空自衛隊出身(1967年、15歳で入隊)の異才商売人だ。80以上の色んな職種に触手を延ばし、辿りついたのが明朗会計で24時間営業の「すしざんまい」。現在、東京中央区を中心に全国48店舗。築地の本店はじめ銀座など中央区だけで19店舗を展開中。近場では福岡中州などに4店舗有。親仁が喰った銀座のはネタも多種豊富で良く厳選され、シャリの質感も頃合で、肝心のCPも唸りの銀座破格値だ。以前、木村氏は村上龍のガンブリア宮殿に出演しているが、その時のやりとりがオモシロイので起業でも思い立ったら是非参考に。彼が手がけた職種の一部は弁当の製造、養殖、屋台村、パチスロ、寿司屋、すしネタ開発、居酒屋、コンビニ、マグロの卸し、持ち帰りべんとう店、海産物の輸入・販売カラオケ、レンタルビデオ店、ガリの製造、不動産・・・・・など。その中に「コンテナカラオケ」があり、最初は「コンテナモーテル」をしようとしたらしいが、風営法に引っかかって断念。ベットをカウンターにして、風呂を調理場にして「コンテナスナック」に改造し貸店舗にしたら、大当たり。その後の時勢に乗ってやったのが親仁等も記憶に残るあの「カラオケコンテナ」ということらしいつづく。1月5日。

親仁も一人の朴念仁的(?)ギャグ仁。一人の力量なんて知れてる。「大晦日3が日」診療スタッフは総勢5人。助っ人愚妻も入れたら6人。みんな御苦労さまでした、親仁は心から感謝していますぞ。今年も書きます、書かずにはいれません、書かせていただきます・・・毒舌をギャグ斬りしますぜ。1月3日。

親仁はオヤジで聖人ではないし、はたして善人の仲間にも入れてもらえるか怪しい。が、生死は二の次で最期に診て貰えなかった飼い主の心胸は如何なものか。まあ~、これも親仁の戯言じゃが・・・一番嫌いな正月に特にすることもないから病院を開けているだけなのじゃ・・・。そうは言っても「診てくれて有難う御座います」、「病院のこと、ブログに書きます。感激しました」、「(正月も)御苦労さまです」、「感謝してます」・・・の言葉は泪ものだ。同業者の皆様に一言、「掛かりつけで最期に診て貰えずに死んだら怨まれますよ」。これ以上は書きません、書けませんつづく。1月3日。

ふたつ目のキーワードは「暮正月、皆で休めば怖くない」(言わずと知れたビートたけしの名標語の「赤信号、皆で渡れば怖くない」を親仁が捩る)。その深意(真意)は、「暮正月くらい、市中、どの動物病院も挙って休診にすれば、誰もそんなに批難は浴びまい」ということだ。猫で末期の白血病で来院。意識混濁で呼吸困難。肺炎で、胸部レントゲンで前葉の肺動脈が切詰の顕著な(少なくとも親仁は初めての経験)拡張。肺動脈塞栓(血栓)症(?)の可能性があると説明したが・・・・・・。正直に「申し訳ないけど私の力ではどうしようもありません」と伝えた。遠路はるばる来て、「○○市内の動物病院に電話をかけたがどこも開いてなかったので・・・」。親仁も昔は飼い主に恨み事を言われた、「何回も電話したけど出てくれなかった」と。獣医師免許を頂戴した時、いや開業した時の初心を忘れたか。「暮正月、皆で休めば怖くない」は改めるべし。これ以上は書きません、書けませんつづく。1月3日。

「親仁ギャグ」のアップを気に掛けている方々、「新年明けましておめでとうございます」、ってか。今回も「大晦日・三が日診療」が無時終了。31日、元旦、2日と手術。一昨年の大晦日には交通事故の脊椎骨折があり、危く年またぎのオペになりそうでしたが・・・。その患犬は2カ月後位にプレートを除去し、今も元気にしていることでしょう。今回は平穏無事と思いきや、診察終了後、尿道結石の犬で閉塞解除が困難という症例が来院、直ぐに解除し、点滴などして小一時間で御帰宅。1週間後膀胱切開して結石を全摘出の予定。2日は腸閉塞の猫の手術、閉塞の犯人は紐。今回の特長は嘔吐や下痢など消化器症状の症例でかつ初診が多かったこと。ここだけの話ふたつひとつ目は、当院に来院したことが無い場合は休日診療料金として初診料とは別途に5千円、初診ではないが当院でワクチンやフィラリア予防をしていない場合には3千円がかかることを電話や受付で伝えたが、なかには「それならいいです」との応え。これ以上は書きません、書けませんつづく。1月3日。

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