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今週の親仁ギャグ・2013年1月20日(日)~1月26日(土)

親仁の生まれは1959年(昭和34年)10月だから、小学6年の正月は1972年。大鵬の引退は1971年5月の夏(東京)だからまだまだ相撲は全盛期であった。田舎の子供の冬の遊びなんてのはメジロ獲りや鳥罠掛くらいしかなかったから、庭に棒で円を描いての相撲取はヤンチャな小僧達にはもってこいの即席遊びであった。大鵬の掬い投げや上手投げなんぞを真似ていたのだ。同じ頃、巨人の王の「一本足打法」をわざわざ左打席で真似た。学校から帰ると家人が居ることは雨の日くらい。こっそりと恐る恐る(誰かに見られやしないかと)庭先の鶏小屋を覗き糞の付いた卵を1個拾い卵焼をつくっては羽釜の冷飯を3膳喰った。そんないつも腹が減っていて強いものにどっしり憧れた「巨人・大鵬・卵焼」の時代が親仁達にはあったのだ。1月26日。

今どき学校の砂場や家の庭や田圃なんぞで相撲を取る童はいるのだろうか。校庭には10年以上も行っていないし、土の庭付き家もさっぱりだ。そもそも童が数人でも固まって遊んでいる光景何ぞ夢にも出てこない。19日、大鵬が逝った。相撲には苦い経験(想い出)がある。小学校6年の正月3日の夕方、500メートル離れた先輩の家の庭(40年前は何処の庭ももちろん土)で相撲を取っていたら、投げられて右の踵を捻じった(親仁の名誉のため、先輩は高校生)。なぜ近所の庭で選りに選って(相撲だけに駄洒落じゃありません)正月3日の夕刻に相撲を取ったのか記憶にないが、何かの遣いに行き何かの弾みでそうなったのであろう。見る間に患部は腫れ上がり一歩も歩けず、家には誰かに送ってもらった。その夜は痛みで寝れず、バケツに真冬の冷水を入れて脚先を突っ込み、その冷水での痛みで元の疼痛を和らげ一夜を凌いだ記憶はきのうのように鮮明だ。4日から始まった村の診療所(国保病院)に行くとレントゲンを撮られて「捻挫」の診断で湿布療法。3学期が始まり、2週間しても全く痛みが退かないので日向市の病院へ行くと「亀裂骨折」で石膏のギブスをされた。2週間ほどしてギブスを外したが歩けない。仕様がないから宮崎市の病院で見て貰うと「完全骨折」だったと言われ、強制リハビリを指示された(もちろん自分での)。こういった御蔭で3学期の体育は全休。片道4キロ離れた学校へは2キロを松葉杖で歩き、残りの2キロはバスの世話になった。最初の頃は担任の先生が車で学校から家まで送ってくれていたが、父兄から苦情が出た(「依怙(えこ)贔屓」とのことだった)のでそれも叶わなくなったのだつづく。1月26日。

2012年の貿易収支が6兆9273億円の赤字。うち中国赤字は3兆5213億円。1979年以降で最大の赤字でその額は第二次石油危機時の1980年の2兆6129億円を大幅に上回る。1981年以降は2010年まで黒字。リーマンショック(2008年)前までは10兆円前後で推移。そして2011年は大震災で1980年以来の赤字。だが所得収支(経常収支の柱の1つで外国から得た利子・配当や賃金などと外国へ支払ったそれらなどの差額)はまだまだ黒字という。円安の好環境も芽吹きつつあるが、原油や天然ガスの高騰、中国の尖閣問題や同国の経済成長の鈍り、EUの不安定など貿易収支の黒字化はしばらくの間お預けの見込み。内閣府速報の2012年7-9月期のGDPも前年比で0.9%減(年で3.6%減)という。政府と日銀の「2%以上」は雲の上状態だ。ばら撒きで投資と起業と雇用が増し給与が上がり購買意欲が高まって「金が回る」状況は創生可能か。とりあえずは年間国家予算の国債依存分である40~50兆円を消費税はじめ法人税などでどのくらい圧縮できるか。景気が回復して消費が活発化し企業の業績が伸びなければ無理難題の話。給料は上がったがその分物価と消費税に持っていかれ生活は「より貧しい」が落ちか。政府も公言するように富裕層の財布の紐を如何に緩めるかがデフレ脱却と財政健全化のカギだ。富裕層をひきつける魅力ある商品を開発し、気持よく金を使ってもらう必要がある。例えばバブル期のように高級車を毎年とは言わずとも3年で買い替えるようなことだ。3年間で頗(すこぶ)るバージョンアップしている必要がある。車に限らず家電全般も同じコンセプトでなくては困る。そうなれば自然と昔のウォークマンのように世界に羽ばたけること請け合いだ。若いフレッシュな思考回路での奇想天外な突飛なアイテムもウエルカムだ。われわれの業界も目指すところに何ら違いはない。キーワードは内需拡大と、企業と富裕層の国を想う強さだ。それには国民ひとりひとりの勤勉と精進の回帰、そしてその基本は教育だつづく。1月25日。

財務省の例の机上の算盤弾きが透け透けで笑っちゃうね。孫子への教育資金は1500万円まで贈与税課さず。エコカー減税継続も自動車取得税も住宅ローン関連も全て消費税アップ分を相殺して少し釣りがくるように操作しただけ。小手先だけじゃ国民は騙されまい。1月24日。

日銀が消費者物価上昇率の目標を「前年比で2%」と決定。バブル最終年の1991年の物価上昇率が3.3%でその翌年(1992年)が1.6%、1993年が1.3%、その後はマイナスの連続で現在のデフレ状況を招いているという訳だ。それが基準年でもなく前年比で2%以上というのはバブル景気時並というから・・・そんなのできるんか・・・と誰しも思う。電力や農業はじめあらゆる、否全ての領域での規制緩和やスピ―ディな決行が最低条件だろう。対岸のアメリカはリーマンショック後も2~3%の上昇を維持している。因みに日本のバブルは1986年(昭和61年)12月から1991年(平成3年)2月までの52カ月間。1月24日。

●「目には目を、歯には歯を」。アルジェリアの天然ガス関連施設の邦人人質問題。その問題は①フランスのマリへの軍事介入、②両国ともかつてはフランスの植民地、③イスラム教とキリスト教の対立、④「アラブの春」後のリビアなどからの武器流入、⑤イラクやアフガ二スタンからの米兵撤退、⑥日本は「アメリカの子分」と認識、⑦アルジェリアの国の歳入のほとんどが石油や天然ガスであり日揮はリスクは承知でプラント建設に携わった、⑧にもかかわらず日本国政府の情報収集能力の欠如、⑨アメリカや西欧はテロに対して一歩も譲歩しない(条件を一切呑まない法律を制定している)が日本は「テロに甘い」と思われている、⑩テロの温床化を避けたいアルジェリア政府とその軍にとって「人命第一」ではない・・・・・西洋人の植民地化はアフリカばかりの問題では無く、アジアも同じ。わが国も日清戦争後の台湾領有化(1895年)、日清・日露戦争後の韓国併合(1910年)、満州事変(1931年9月18日の柳条事件)後の1932年の満州国建国は当事者だ。仏教国か儒教国かは知らぬがキリスト教国の「友達は敵」であり「友達の友達も敵」なのである。シェールガス革命で中東やアフリカの化石燃料依存がはなはだ小さくなるアメリカ。テロに無防備なわが国、原発などへのテロは大丈夫か。今まで散散に相手国の人命を奪っておきながら資源を奪取していながら、今更「人命第一」は通用するのか。「目には目を、歯には歯をは何も悪事をしなければテロもないということだキリスト教国や白人や先進国の考えや意思が地球の果ての果てまで通用すると思っている間は解決しない。1月23日。

夜のドライブで何気に通過した街中の交差点角のとある小児科が皓皓としている。駐車場にも4、5台の車があり、病院内では看護師とおぼしき(看護師に決まっている)人影が忙しなく動いている。走行中だが周りの暗がりとの際立ちで昼間よりは視覚的精度は高いであろう。他人(ひと)事でもなく、流行の走りの兆しのインフルエンザでひとりのスタッフがダウン。彼女からは昼過ぎに報告の電話があったので、今日の日曜当番の内科系病院は嘸(さぞ)大変であったろう。その小児科を通過した時間は午後9時35分。帰って新聞の「きょうの在宅医」欄を見ると診療時間は午前9時から午後5時まで。電話対応は5時で終えたとしても困り果てた母親が直接病院まで乗り付けたのであろうか。その調子で次から次に止処(とめど)なしに押し寄せ、病人が赤ちゃんや子供であるがため無下に断れなくなったに間違いなかろう。大坪町の○○○○小児科の先生、そしてスタッフの皆さん、御苦労さまです。1月20日。

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