●安倍ちゃんも猪瀬東京都知事も9月7日はアルゼンチンのブエノスアイレスに居る。2020年オリンピックの開催地が第125次IOC総会で決定するためだ。東電任せの原発処理で嘘っぱしだらけの実情。汚染水の太平洋への垂れ流し状態を世界はどうみているか。地震大嫌いの欧米人が汚染水垂れ流しの国に票を淹れるか。高支持率に浮かれっぱなし安倍ちゃんの「ブエノスアイレス壮行会」での逆上せようには閉口だ。原発処理に関しては早くから国の積極的介入が指摘されていた。現場で命を張って働く人にはそれぞれにいろんな事情があるであろう。何も好き好んで従事しているわけではあるまい。制限された被曝線量下で、満足できる仕事をするのは至難のことであろう。現場の人には頭が下がる。それを尻目にオリンピックに浮かれているおふたり。国民はそれまでしてオリンピック招致を望んでいるのだろうか。「福島の復興なくして日本の再生なし」は反故か、死語か。哀しい哉。8月23日。
●今、鹿児島県職員の公費上海旅行が話題だ。300人を3泊4日で上海へ研修旅行。12万円の旅費と日当も7600円。目的は鹿児島-上海定期便の運航維持。以下は2011年10月18日の「親仁ギャグ」だ。◎明治新政府ができてしばらくの間、県知事は言わば御上からの出向であった。現在の47都道府県知事は7割以上が総務省などの官僚出身者である。県庁は同じ公務員の「仲良しクラブ」で緊張感が無いことも想像に難くない。地方の行財政改革も進むはずもない。鹿児島の伊藤県知事も、夫婦2人分の「博多座チケット」を九電に要求した。外見は田舎の名殿様のようだが、中身は悪代官そのもの。宮崎県も他人事ではないようだ。総務省出身の河野知事も前県知事同様、JAと2人3脚のようで、「農協の広告塔」であり、佐賀や鹿児島の知事と九電との関係とどこが違うのかと思いたくなる。10月18日。一体、血税を何と思っているのか。「天下り知事」は考えものだ。つづく。8月23日。
●「西日本の砦を守った延岡学園!」は試合終了後のABCアナウンサーの言。きのうの大差の4試合が一転して、きょうはすべて1点差ゲームでおまけに2試合は延長サヨナラ。診療が手につかないの一言。四国の2校(鳴門と明徳義塾)が敗れ、ベスト4に残ったのは日大山形と前橋育英(21日の第1試合)、それに花巻東と延岡学園(同第2試合)の4校。延岡学園vs富山第一の超ヤマ場は9回表、4対4の同点、1アウト1、3塁の場面。前代未聞の幻のダブルプレー。インプレーでないことを知っていたのはレフト線審と延岡学園のブルペンの2人の3人だけ?? タイムが有効とされ、ダッグアウトの選手は守備に戻る。この嫌なムードに2者連続三振を遣って退けた奈須怜斗投手(右投げ・背番号10・178cm・80kg・日向中)の精神集中力に喝采を送ろう。高校サッカーで国立を制した鵬翔高校ように、今度は延岡学園の甲子園版が見れる。温暖化が北上しているように、高校野球の実力戦線も列島を北上中。延岡学園がベスト4に残った意味は大きい。8月19日。
●きょうでベスト8が出そろった。明日の第1試合は鳴門(徳島・唯一の県立校・2年連続8回出場)vs花巻東(岩手・2年ぶり7回出場)、第2試合が明徳義塾(高知・4年連続15回出場)vs日大山形(山形・6年ぶり16回出場)、第3試合が前橋育英(群馬・初出場)vs常総学院(茨城・2年連続15回出場)、そして第4試合が富山第一(富山・初出場・富山県勢で40年ぶり、1973年の富山商のベスト8以来)vs延岡学園(3年ぶり7回出場)。明日勝てば1964年の宮崎商、1965年の高鍋以来のベスト4。宮崎商、高鍋ともにベスト4止まり。48年ぶりの快進撃へ期待は膨らむ。因みに宮崎県勢の優勝と準優勝はない。九州勢も夏の大会で優勝したのは福岡の4校(1947年の小倉中・1948年の小倉・1965年の三池高・1992年の西日本短大付)、佐賀の2校(1994年の佐賀商・2007年の佐賀北)、大分の1校(1972年の津久見)、沖縄の1校(2010年の興南)のみ。宮崎、鹿児島、熊本、長崎の優勝はゼロ回。8月18日。