●農家の人に不謹慎を合点承知の助だが、台風が近づくと妙にそわそわと気の騒ぐ心持。巷のスーパーなどでも水やカップラーメンの類が床から高く積まれているらしい。何故か薬局にも足が向くらしい。親仁も若いころはニシタチで台風通過を待った経験がある。「台風の空騒ぎ」とでも言おうか・・・家でじっとしているのがもったいない。全くの無関係だが、写真の稲穂を眺めながら、年の3分の2が遊んでいる街中の水田。あと20年か30年もすれば世界的食糧難は先進国にも容赦なく押し寄せる。安倍ちゃんの「農協改革」もあやふやな旗折れ状態。遊んでいる休耕田で若者に「百姓塾」なんぞを開講したらどうだろう。景気が回復傾向の第3の矢も皮肉にもこんどは「労働力不足」。俄然、外国人労働者に頼るような姿勢は許せない。先ずは「扶養者控除」を撤廃し、有能な主婦女性を活用するしかないだろう。集団的自衛権に執拗な個人的執着を傾けていると、そのうち国民は必ずやそっぽを向きますぞ。7月9日。
●9日午後二時現在、台風8号は依然北上中。予報では直角以上(東南東)に東に折れて宮崎直撃という。知ってのとおり台風は自身では動けない。周りの気圧や偏西風などに影響される。今の時節は太平洋高気圧の発達が貧弱なため、このような進路予想らしい。未発達な太平洋高気圧と梅雨前線などで、この時季の台風は、いわゆる秋の「野分」とは性質が異なるようだ。沖縄の空がいまだ曇天なのも、いわゆゆ「台風一過」には程遠い再度の「大雨特別警報」。7月の巨大台風の御機嫌は読めないってことか。7月9日。
