●そもそも安保理常任理事国の拒否権なんてのはいい加減で御粗末な権利であって、先の大戦のいわゆる戦勝国の勝手な言い分である。1国でも拒否権を発動すれば、如何に良い案件であっても、国連としては加盟国の一致団結した行動ができない。さらに言及明言すれば、ロシア・中国VSアメリカ・英・仏の構図が存在し、紛争や制裁あるいはミサイルや核兵器の拡散廃絶など重要課題に対して協調態勢が取れない・・・から、世界各地で戦争や内戦やらが起こる・・・ことの要因でもある。今回のウクライナにしろイラクにしろパレスチナ・イスラエル問題にしろ・・・元をただせば大戦時の列強の「三枚舌外交」や「民族や宗教(宗派)を無視した国境線の線引」に因るのである。日本はじめドイツ・インド・ブラジルが常任理事国入りし、かつ「全会一致」でなく「多数決」方式になれば、国連の存在意義は格段に大きくなり、世界平和への貢献はかなり増すことになるであろう・・・・・・そういう意味で、安倍ちゃんの積極的外遊の意義は計り知れなく大きい・・・といえる。7月26日。
●安倍ちゃんの中南米5カ国外遊。月1回ペースでの外国訪問。この頻度だと200を超す国のうち、中国と韓国を除いては全て訪問するかも・・・? その目的はどうもこういうことらしい。「原案では、米英仏露中の5カ国の常任理事国に、アジア2、アフリカ2、中南米1、西欧その他1の計6議席を追加。さらに任期2年の非常任理事国10カ国(アジア2、アフリカ3、中南米2、東欧1、西欧その他2)についても、アジア、アフリカ、中南米、東欧を1議席ずつ増やし、計14カ国に拡大する。G4は20日に東京都内で国連大使レベルの会合を開催するなど、改革案提出に向けた協議を進めている。改革案の成立には、加盟国(193カ国)の3分の2以上(129カ国以上)の賛成が必要。G4が05年に同様の案を提出した際には、非常任理事国枠のさらなる拡大を求めるアフリカ連合(AU、53カ国・1地域)との一本化が不調に終わり、廃案となった。今回はAUに加え、島しょ国への非常任理事国の拡大を主張するカリブ共同体(カリコム、14カ国・1地域)と改革案を一本化させ、賛同国を募る戦略を描く。・・・・・・」(7月22日毎日新聞記事抜粋)。つづく。7月26日。
●来月9日開幕の甲子園。きょうは代表3校が決まった。沖縄尚学(沖縄)と東海大甲府(山梨)、それに利府(宮城)。利府は公立校で初出場。どこも熱戦のようだが、今回はまだ球場に足を運んでいない。明日も無理かもしれないが、この展開だと水曜日の決勝はサンマリンへ行けそうだ。ケーブルテレビでも涼しく観戦できるが、ピッチャーはじめチームの総合力評価はやはり直接球場に出向かないとわからない。「梅雨明け十日」・・・この2、3年前から「野球観戦焼け」からの皮膚の回復が頗(すこぶ)る遅い。シミの抜けも遅いし残る。日焼け止めを調達して雨傘(日傘)と団扇の持参だな。7月21日。