●そうでした、忘れてましたね、今は名前の話でした、それも「号」のはなしですね。われわれ凡人も西欧人式にミドルネームを勝手に名乗って気どってみましょうってことです。「号」ですね。ところで「富嶽三十六景」が代表作の前出の葛飾北斎(1760~1849)はその「号」を30回も変えています。住居は93回も変えたそうですね。変人も狂人も達人もここまでくると偉人に昇華するのでしょうか。なんのそのわれわれも北斎に負け遅れ恐れることはありませぬ。「号は体を表す」としましょう。五十路を過ぎてからは、そうです、皆で「号」を名乗って二度目の人生を楽しもうではありませんか。呵呵!!! 5月7日。
●高崎山のお猿の名前にシャーロット・・・物議を醸しそうですが・・日本でも名付親が知ってか知らずか子供に天皇の名前を付けてる場合がありますね。でも犬猫には無いでしょうか・・・「麻呂」はありそうですが・・・。遠い幕末・維新の折、われわれ日本人は欧米人から猿呼ばわりされていましたよね・・・。まあ、英国やブータン(タイ・・・あとはあまり思い浮かびませぬが)・・・そしてわが国などの王室や皇室をもつ国はそう多くはありませんね・・・米国なんぞは王室や皇室が羨ましくてたまらないそうで、あと半世紀もすればケネディー家がそうなるかもしれません。とまれ、英国側が高崎山のお猿を好意的にみるかどうか・・・訪日の折には大分まで足を運んでもらいたいですね。それにしても毎度のことですが気象庁の天気予報は当りませんね。今年のGWもそうでしたね。あてにするのが阿呆でしょうが、下駄を投げたほうが分がいいのではないでしょうか。そうそう、明治の初めころの東京人は大道でもどこでもそこでもいたるところで放尿(まあ、立小便ですね)していたそうで、これを江戸人は「江戸っ子の猛気(きおい)」と言ってたそうですね。通行人も驚かず「きょうは巨根を見たから明日は雨だろう」と一物の大小で晴雨を占ったそうですね。これは司馬遼太郎の「翔ぶが如く(一)p292」に書いてあります。きょうも一日中雲りでしたね。よほど気象予報士というのは神経が図太いですね。気象庁の発表を頑なに遵守するんですね。外れても次の日は知らん顔でまた嘘がつけるんですね。どんなに面の皮が厚いのでしょうか。わたしは明日の天気予報も信用しませんが・・・「夕焼けなら鎌を磨ぎ、朝焼けなら読書」ってとこで、「朝焼けなら明日は天気が崩れ、夕焼けなら明日は晴れるので農作業に励みましょう」ってのが、仮に外れても憎くありませんね。※2015年現在の世界の王室:ベルギー・ブータン・バーレーン・ブルネイ・デンマーク・スペイン・イギリス・ヨルダン・日本・カンボジア・クウェート・リヒテンシュタイン・レソト・ルクセンブルク・モロッコ・モナコ・マレーシア・オランダ・ノルウェー・オマーン・カタール・サモア・サウジアラビア・スウェーデン・スワジランド・タイ・トンガ。つづく。5月7日。
●ああでもないこうでもないと考え出すと・・・またやっかいなことに出くわす。そう、勝海舟麟太郎は勝が名字で海舟が号で麟太郎が幼名かつ通称名。されば本名はというと義邦 (よしくに)、明治維新後改名して安芳(やすよし)だそうな。西郷南洲隆盛的なら勝海舟安芳だし、勝海舟麟太郎的なら西郷南洲吉之助とならなくちゃならないのがそうでないのは、やはりゴロ合わせというか響きというか本人の好みというか・・・もしかしたら歴史小説家の創作かもしれないし・・・お手上げですね。ところで隆盛や安芳は昔は「忌む名」(いむな・諱)と言って本名のこと・・・英語ではTrue nameで本当の名前。「諱」の漢字(本名)は古代、貴人や死者を本名で呼ぶことを避ける習慣があったことから、生前には本名(「諱」)を使わなかったのである・・・という。古事記や日本書紀(その前の天皇記)以前ではなぜか大和人は「諱」に限らず漢字そのもの全部を忌み嫌っていたから歴史書物が残されていない・・・どころか書かれていないのだ。まあとまれ、クリスチャンでない人も少し気取って「号」なるものをミドルネームで自己勝手に名乗ってみましょうよ。つづく。5月6日。
●いろいろ思い巡らすに天皇家には戸籍ってのはあるのでしょうか・・・ないでしょうけどね。もしあるとしたらわれわれ臣と変わらないから・・・名字も戸籍もある筈がないですね・・・暇があったらいずれ調べますがね。やっぱり気になるのがシャーロット・エリザベス・ダイアナの文字の順番ですね。シャーロットはファーストネームで現在の日本のいわゆる名前ですね・・・それで間違いはあろう筈がない筈。クリスチャンネームことミドルネームはもしかして一つじゃないのかい。まあ~、王位継承順位が4番目というからミドルネームが二つだろうが三つだろうが五つだろうが・・・われわれ他国の平民の知ったことじゃないな。もし実名を自分で書くなら短いにこしたことはないから、一つか二つに抑えておいた方が賢明だな。そこで西郷隆盛と勝麟太郎はどうじゃ。西郷は名字だから一番目。南洲は号だから英語圏風にはミドルネームに当たるから真ん中に位置すべきだな・・・ウンウン・・・なんとも説得力のある配置になるな・・・西郷南洲隆盛で決まりだな。勝の場合は勝海舟麟太郎・・・この響きはどこかで読んだな・・・そう司馬遼太郎の「竜馬がゆく」であったような・・・時間がかかりそうだがそのページをほじくり出さなくちゃ・・・説得力が増さないな。もし仮に、西郷が城山岩崎谷の最期まで自分を称していたという「吉之助」を入れたいのなら「シャーロット」に習いミドルネームに置くべきだな・・・そうであればそうするのなら「西郷南洲吉之助隆盛」か「西郷吉之助南洲隆盛」にいづれかになる。どっちにするかは個人に任せてもよし、音の響きが良い方を選ぶも良しだな。そこでまたまた困るのが幼少名や号を何回も変えた人の場合だな・・・まあ、その代表者は葛飾北斎じゃの~。つづく。5月6日。
●我らが西郷どんの名前の変遷はどうか。こういう時はWikipediaに頼るに限る・・・「西郷吉兵衛隆盛の長男。名(諱)は元服時には隆永(たかなが)、のちに武雄、隆盛(たかもり)と改めた。幼名は小吉、通称は吉之介、善兵衛、吉兵衛、吉之助と順次変えた。号は南洲(なんしゅう)。隆盛は父と同名であるが、これは王政復古の章典で位階を授けられる際に親友の吉井友実が誤って父・吉兵衛の名を届けたため、それ以後は父の名を名乗ったためである。一時、西郷三助・菊池源吾・大島三右衛門、大島吉之助などの変名も名乗った。」・・・どうですか、流石は維新の最高功労者・・・五木ひろしもびっくしの・・・今の芸人だってこんに沢山のセカンドネームはありませんな。そこで気になるのが「号」ですね。「平成」の年号、新幹線の「ひかり号」、画家の「雅号」なんてのがそうですね。そこで悩みが生じますね・・・南洲西郷隆盛か、西郷南洲隆盛か、西郷隆盛南洲か、西郷吉之助南洲か・・・勝麟太郎海舟か、海舟勝麟太郎か・・・でも何となく箔が付いたようで公家かなんかの大家になった気分になりませんか。まあ~、そんなに深く考えないで自分勝手に「戒名」を考える風に気ままに「号」なんて洒落てみてはどうでしょうかねぇ~・・・呵呵!!! つづく。5月6日。
●そうだねぇ~、私の好物はエシャロット(もちろん和風ですよ)。丸い巨大ロックもいいけどシャーベット(アイス)のスコッチもいいね。チャールズの女性型がシャーロットですか。シャーロットといえばマッサンの妻役もそうでしたね。平山郁夫の師匠で日本画家の川端龍子も、正岡子規の門人・高浜虚子も「子」が付きますが男性ですね。「子」が必ずしも女性型とは限らないということですかね。英国の御姫様のフルネームはシャーロット・エリザベス・ダイアナに決まったそうな。現国王のフルネーム(実名)はエリザベス・アレクサンドラ・メアリー(英語: Elizabeth Alexandra Mary)だそうな。よう分からんのはファミリー(ラスト)ネーム・・・ウィンザー朝(家)だから最後にウインザーが入らないのはどうして。そいうえば(日本の)天皇も名字がないか・・・裕仁に明仁に浩宮徳仁親王・・・それに何だったけ・・・そう(秋篠宮家)悠仁親王か。天皇も本筋には名字がないのだな。今上天皇は「御名・明仁」です。でもねぇ~、和風な男子型名前、和風な女子型名前ってのは何となくあるそうですよ、若い親御さん、「名は体を表す」ように何となくなるそうですから、ちゃんと考えて名付けてやって下さいよ。つづく。端午の節供の、5月5日。